よしGの百歳イブまで

喜びの「 よ 」良かったの「 よ 」よろしくの「 よ 」で、今世を生き抜こう。

早10年前になった四国八十八か所サイクリングお遍路

2016年01月16日 | 日記

人生の転機となったお遍路です。

前職の広告代理店を半分以上退職決意で答えをだすべく行ったお遍路でした。答えは固まっているのですが人生を振り返る意味もあったのでは思っています。

歩いては50日以上かかります。車で行っては意味がない!そこで20日間くらいでいける自転車で回ることに至ったのです。

自転車はマウンテンバイク(タイヤが太いのでパンクがしにくいし悪路でも大丈夫)。大半をテントで野営する、朝夕は自炊、昼は朝弁当作る。

テントは一人用をネットでゲット。炊飯はキャンプ道具一揃い。結構な大荷物であったが経費のことを考えるといたしかたなし。

準備に結構ワクワクしたものでありました。

広島からフェリーに乗って松山の52番札所大山寺からスタート。本堂とお大師堂へお参り(お賽銭は1円とほほ、気持ちですから勘弁勘弁)

宿泊は55番札所南光坊の裏の公園で初キャンプ。お参りは5時に終わるので食材の買い物と宿泊場所探しはそれからとなります。

わかったことは、自転車であるので登りは本当に苦しかったが

「登りつづければいつかは頂上に着く」ということ。

「苦しみの後の爽快さを思うこと」自転車だから当たり前か!下りの爽快感は格別のものがあります。

「安心の眠りが必要」運がよかったのか、他のお遍路さんに教えてもらった無料の宿泊家を市民の方が提供してくれてる。ふとんで寝れる喜びをしった。

結局、その時々を一所懸命に生きていればなんとかなると悟ったのであります。

その時々の生き様が人生を作る。

まず、自由な時間と行動ができること(お遍路でこころの自由と自分主体の時間を味わった。人に左右されない、縛られない時間場所)、

お金が人生ではないがないが不自由なので生活使える範囲内と多少の蓄え(お遍路ではないと回れない、不自由となるのを体感した)、

自分や人を愛すること(お接待での精神を学んだ気がする)、

健康であること

を知ったのです。

そして、人生に無駄はなかったと、また今後も一所懸命生きれば人生の最大の目標である、「人生悔いなし」と笑って旅にでれると思うにいたったのです。

神はいらっしゃいます。そして自分のこころに忠実に生き、神のお作りになられた万物を嫌うことなく愛し、自分の溢れる愛でもって接していこう。

と思った次第です。そして最初の大山寺に戻りフェリーに乗って20日間のお遍路を終了いたしました。嬉しかった!

思い出し出しながらつづりました。自分のおこしてしまった現実と見えない神がかり的な出来事である見えない世界を信じて毎日を一所懸命生きていく所存です。

ありがとうございました。