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規格外の薬剤師也

本職は病院に勤める薬剤師ですが、
実際は乳がんを勉強し、がんに関連したNPO法人に参画している事務員です。

感染症クイックリファレンス

2018-02-08 01:20:37 | 本に関する書き物

 

この度、企画した書籍が発刊されました。

医師も看護師も薬剤師も臨床検査技師も、それこそ患者さんも参考となる本です。

医師は、診断した臓器→微生物→薬剤を参考とする。
薬剤師は、処方箋に載っている薬剤+診療科から臓器→病態・微生物を推察。
臨床検査技師は、培養や染色の結果から微生物+診療科から臓器→病態・薬剤を推察する。

こんな感じで、それぞれの職種が、
臓器(病態)・原因微生物(検査)・薬剤(処方)を学ぶことによって、
適正な抗菌薬診療に寄与することができ、昨今叫ばれている
AMR(薬剤耐性)対策の一助となると、自負しております。

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検査と技術 2018年 3月号増刊号 特集 感染症クイックリファレンス


最近愛読中。

2008-09-12 23:47:38 | 本に関する書き物
先日、後輩に買ってきて貰った抗菌剤に関する本です。

「抗菌化学療法認定医認定制度審議委員会では、
 このたび「抗菌薬適正使用生涯教育テキスト」を発行いたしました。

 内容は、一日コースの講習会内容を網羅するもので、
 セミナー内容の履修、
 日常臨床での抗菌薬適正使用の参考資料としてお使いいただければ幸いです。」

って内容で、私の購入価格は1000円でした。

と、言うのも
後輩が8月24日に第3回抗菌薬適正使用生涯教育セミナーを受講したのですが
その席で、1000円で売っているという情報を事前に入手していた為
とーぜんの如く、購入指令を下していた為、です。

最初の感染症診療の基本的考え方 / 青木先生

の、内容はともかく

その後の抗菌薬耐性メカニズム…からは早くも眠くなったのですが

実践的な科学的な抗菌薬の使用法…からは俄然興味を持って読んでいます。

分からないことはあれども、ここまで明快に論理的に説明されると楽しくなってきます。

な、訳で現在は抗菌薬を勉強中。

先の楽しみ。

2007-03-23 22:42:23 | 本に関する書き物
田中康夫のファンとなって15年余り

こんばんは、げんです。

彼のことを知ったのは中学生の頃かと思います。
お昼の番組にコメンテイターとして出演されていて
発言の鋭さに感服した記憶があります。

その後、母親から、彼が書いた受験に関する本を読まされて
彼の本のとりこになっていったのでした。

問題に対する視点の角度の鋭さと誰に頼るでもない姿勢、
そしてなんと言っても行動力に目を離さずにいられません。

そんな彼が知事となり、私はかなり期待していました。
この、先の見えない日本を日本の中心から変えてくれる!と。

この本は彼が書いたわけではございません。
監修が”田中康夫”な、だけであります。
なので、読み方によっては第三者が書いてはいるけれど
本人が監修しているのだからバイアスのかかった本かもしれません。
それでも、彼が在任中の彼の地方の新聞程のバイアスは無いと思います。
それが彼のスタンスですから。

この本を読んで思ったこと…
・彼に妥協は無かった。
・県民に見る目が無かった。
・パブリック サーバントの気概が日本のお役所には希薄
って、トコですね。

当然、本の内容には納得することばかりでしたし、
報道で知った彼のマイナス面も
女性や周りの国に対する蔑視が止まらない首都のトップや
談合の止まらない県、借金が止まらない県、
その他すべてをひっくるめて比べても本当につまらない理由で
彼が落選した事が残念でなく、
彼の良さが何年か後に再認識される時が楽しみでなりません。
げん。

早速実践。

2007-03-21 21:13:28 | 本に関する書き物
「グーグル最新検索術」アスキー・ドットPC編集部編なる、
新書を購入してしまいました。

こんばんは、げんです。

私は、
Googleの使い方
航空写真とは、こりゃびっくり。
Googleのカスタマイズ
google earthにハマっています。
検索ランキング

などのブログを書いてきましたが
相変わらず、こんなブログを書こうとしています。

上記のブログを改めて見直してみると、
ついさっき”へぇー!って”言いながら読んだ内容が載っていて
頭脳の退化を確信してしまった悲しい最中です。

結局、Googleを使用した技が載っていて
早速試した結果を書こうと思います。

その1「リンク先を知ろう!」
んな、訳で”link:http://…”
って、検索するとリンク先のURLが検索できるとの事。
早速やってみたが…このブログへリンク貼っているHPは無かった…残念。

その2「カレンダーの共有」
打ち合わせ無しに会議の日取りを設定できて、こりゃー便利。
今までお金払って共有システムを利用していたからねー。

その3「長期休暇中は不在応答の設定にする」
緊急の連絡先を書いたメールなどが自動で返送される、すげー便利。

いやー、進化に感謝。
いや、Googleに多謝。
げん。

「小泉規制改革」を利権にした男 宮内義彦

2007-03-12 08:03:45 | 本に関する書き物
この本は、昔から気になっていた事を氷解してくれました。

こんばんは、げんです。

彼に対する私のイメージは、厚顔無恥な我田引水野郎でした。
Public servantとは思えない自分の為だけの規制緩和…。

そんなイメージが、この本を読んでかなり具体化されました。
でも、スラスラ読めてしまっただけでなーんも残りませんでした。
それだけ彼へのイメージが、そう間違って無かったからでしょう。

やはり、規制緩和をしながら新規参入をするってのは無理がありますよね。
どう考えても、会議に参加しながらそれにまつわる事業を開始するのは
アンフェア以外の何者でもありません。

この本では
・経営を民間企業に委託するPFI方式(高知医療PFI㈱)
・株式会社病院(バイオマスター)
・株式会社経営の菜園(加太菜園株式会社)
等を始めとして何例も挙げられています。

アンフェアなのは誰だ?

話は変わりますが、アンフェア the movie見に行きたいです。
げん。

抗生剤

2006-11-12 16:49:27 | 本に関する書き物
抗生剤の勉強…これこそ忘れ物ですね。

漢方の勉強が学生時代の忘れ物だとすると、
抗生剤の勉強は、薬剤師になってからずーっと
放りっぱなしにしてきた忘れ物でした。

抗生剤のカテゴリーはさておき、
グラム陽性なのか陰性か桿菌か球菌か○○属…と、
何に効くか?が、いくら読んでもさっぱり脳みそに残らず
とうの昔に諦めていたのですが、
最近入職してきた後輩が抗生剤と分子標的治療剤に強くて
悔しくて仕方が無く、勉強するに至ったのでした。

こんにちは、げんです。

風が強くて寒いですね。
今日は帰宅してから甘いもの、暖かいものばかり食しています。

さて、やっと読み終えた本…それが写真の
「抗菌薬の考え方、使い方 ver.2」です。

初期研修医向けとして書かれているのですが
普通の医学書とは違って口語体で説明されているのが特徴で、
メールマガジンにて配信していたのを下地にしているので
勉強と言うよりも読み物として楽しむことが出来ました。

しかも同じ事を視点を違った形で何回かに渡って書いてあるので
忘れっぽい私の脳みそにも残渣として残ることは多く、
とりあえずの多少の知識を蓄えたので、
これから本格的に抗生剤の勉強に取り掛かろうと思います。

残念なのは、中に出てくる抗菌剤の全部が全部
本邦にて発売されているわけではないので
(ただ、著者は日本人で現在は日本在住)
知らない成分名も多く、その度に調べて
あ!本邦未発売だった…と、気付くこと(時間の無駄)もありましたが
それはそれで世界の情勢も分かるので
楽しむことが出来ました。

また、なんと言っても衒学的(げんがくてきって読むんですって)な
マメ知識が多く配合されているので、
私と違って抗菌剤の勉強をされている方でも、
より、知識が増えること間違い無いと思います。

お値段は…読み物にしてはお高い4200円ですが
医学書を買ったと思えば安いもの。
どうぞ、お勧めします。

私には、少なくとも2冊の未読の抗菌剤の本が待っています。
漢方と英語の勉強は…おざなりなままです。
げん。

安部首相で決まりなのでしょうね。

2006-09-07 08:02:18 | 本に関する書き物
美しい国へ 安部普三著 より

本書は、いわゆる政策提言のための本ではなく
筆者が十代、二十代の頃どんなことを考え、
日本という国に対してどんな感情を抱いてきたか?
そして政治家としてどう行動すべきなのか?
を、綴ったもの。

この国を自信と誇りの持てる国にしたいという気持ちを
少しでも若い世代に伝えたかった。

政治は未来のためにあるという、
筆者の政治家としての根っこにある想いを知ってほしい。

という、想いが詰まっていると思います。
8月14-21号のアエラでは、
この本のゴーストライター?と、思われる人に関する記事が載っていましたが
自分の意見が入っているのならば、多少、人の意見に影響されるのは
仕方が無いと思います。

また、逆に、こんな本を他の人も書いて
自分の考えを披露する必要性があると思います。
特に彼を否定する人、政策が真っ向から対立する人、
いや、政治家であるならば、皆、必要なのではないでしょうか?

自分の言葉で語る、って良いじゃないですか。
それが実現出来るかは置いておいたとしても
自分の発言に責任を持つって大事なことです。

かなり楽しみながら読みました。
さて、どんな首相を魅せてくれるのでしょうか。
見守りたいと思います。
げん。

再チャレンジの可能な社会へ

2006-08-30 08:22:49 | 本に関する書き物
美しい国へ 安部普三著 より

筆者が進めている改革は、
頑張った人、汗を流した人、
一生懸命知恵を出した人が報われる社会をつくること。

そのためには公平公正、フェアな競争が行われることが必要。
競争の結果、ときには勝つこともあれば負けることもあるが、
それを負け組、勝ち組として固定化や階級化をしてはならない。
誰もが意欲さえあれば何度でもチャレンジできる社会という
再チャレンジ可能な社会が必要な
柔軟で多様な社会の仕組みを構築する必要性がある。

うーむ、其の通りだと思います。
誰しもが頑張れる社会、頑張ったらその頑張りを認める社会、
そーゆー社会作りが必要だと思います。
逆にこれが無い社会には、夢を持てないのですから。
げん。

学力の回復とモラルの回復

2006-08-28 07:54:55 | 本に関する書き物
美しい国へ 安部普三著 より

若者が刹那的なこと。
日本青少年研究所の意識調査では
「若いときは将来のことを思い悩むより、
 そのときを大いに楽しむべきだ」
という回答が、アメリカの30%と比べて50%という状況。

みんなが助け合いながら共生する社会を作り上げるためには
例え、最初は強制であっても
まず、若者にそうした機会を与えることに大きな意味がある。

との事ですが、これに関しては大いに賛成する次第です。

ただ、そんな刹那的な考え方をするようになったのは
今の社会風土にも責任はあると思います。
勝ち組負け組み、自己責任、社会保険庁のずさんな仕事っぷり…
大人たちに魅力が無いと思います。

子供や後輩や好きな人に自分の夢や希望を語ることが出来ますか?
胸を張って、自分の行動を説明できますか?

子供たちが憧れを抱くような、魅力的な大人っぷりを見せることが
刹那的な、夢の無い若者を救う一番の手だと思っています。

其の上で、若者に最初の一歩を踏み出すきっかけを作ってあげるのが
大人の役割だと思うのですがいかがでしょうか。

なんだか涼しいですね。
それでも、今年の秋は4年連続で暖秋との事。
今日もTシャツで出勤でした。
げん。

「大儀」と「国益」

2006-08-26 08:09:50 | 本に関する書き物
美しい国へ 安部普三著 より

イラクへの自衛隊派遣の大儀とは
・ 国際社会がイラク人の為の自由で民主的な国を作る際に日本が貢献するのは当然
・ この地域の安定化はエネルギー資源の無い日本にとって必要
であり、アメリカ云々ではなく、日本独自の選択で派遣を行った。

と、述べています。
確かに貢献は大切だと思います。
お金だけを渡すのではなく、汗を流すことが。

ただ、私が気になったのは
この戦争の発端です。
確かに独裁政権だったのかもしれません。

でも、誰があの戦争を求めたのですか?
と、考えると、頭で分かってはいても
イラクへの派遣に対して反対してしまいます。

そうゆうハッキリした意見を言うことの方が
お金も掛からないし、世界に正しい事とはなんぞや!
と、物申す態度を見せることが出来るのでは?

例えば、イスラエルの攻撃を非難するとかね。
イスラエルのボスである、米リカ合衆国に、ね。
げん。