アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

半納半芸(稲刈り)

2011年10月18日 | 農とアート
いよいよ稲刈りの時期が来ました。
半農とはいえ、全ての行程をする事には変わりなく稲刈りも
稲を刈る、束ねる、天日干し用のウシを立て、ハザ掛けするという作業をこなす。
これらの作業は機械を使わず全て手で行います。
地元の農家さんに教えてもらったり、自然農の勉強会で学んだり一年ずつの積み重ねで身に付けたものです。

半納半芸術の米作りも今年で13年目。

お米を収穫する喜びもありますが
機械を使わない米作りを続ける事
田んぼを田んぼとして使い続け後世に残して行く事
の大切さを感じている。

そして農を通して自然との対話する時間を持ち自分を豊かにする事
その事が自分の表現を豊かにしてくれる。

自分が豊かな土になり作物が実る様に作品を生み出して行きたい。
これが僕の半納半芸術。

去年の藁で刈り取った稲を束ねて行く。


束ねた稲をハザ掛けして行く。この状態で2週間ほど乾燥させますが茎に残った栄養がさらに穂先へと行き届くのです。

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