アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

鉄と石の花器

2011年04月28日 | 花器
今度の個展では鉄と石の小作品を中心に展示します。
小さなオブジェが中心ですが花器も何点か制作しました。

自然石と鉄を組み合わせた作品を以前から制作していますが
そこには日本の庭園からのイメージがあります。

この花器もそんなイメージで制作しました。

鉄の花器自体は自立しないので
何かにもたれかけさせないと花をさすことが出来ません。
ちょっと哲学的な感じもしますが
あまり深く考えずに楽しんでもらえると嬉しいです。
重ねた本に立てかけたり・・・何に立てかけるかはその人のセンスですね。
今回の花は我が家の庭に咲く桃の花です。

ちなみに私の大好きな庭は
京都の円通寺のお庭です。
学生時代円通寺道に下宿していて卒業までに一度行っておきたいと訪ねたのが最初ですが
とても素敵なお庭でその後何度も訪れました。
あんな空間を生み出せるような作品を造りたいと思っています。

作品データ 
素材:鉄、自然石
焼き色加工、エナメルクリア塗装
高さ:鉄部17センチ
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