愛・地球博記念公園ブログ

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の日常について紹介していきます。

70%の温室効果ガス削減方法~皆様はどちら選びます~

2008年06月25日 | モリコロその他

モリコロパークです皆さんこんにちは

今年は気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)
簡単に言えば、
京都議定書の実行年となり遵守に向けて社会が動き出しましたよね!
先日モリコロパークの所長さんが面白い記事を見つけて教えてくれました
これは6/5の毎日新聞に掲載されていた記事です
全て書くと長いので要約しますと…

国立環境研究所の研究チームが、
2050年までに半減(1990年比)させる事は可能と分析した研究結果を発表しました。
これは両極端の「発展志向」と「自然重視」のシナリオで研究されました。

まず「発展思考」は
ドラえもん型
と名づけられました
これは経済発展や技術志向の強い未来像で、人口は大都市に集中し、技術の進歩は早く、規制緩和で人やモノが国境を越えて行き来する、活発で回転の速い社会。その分、温室効果ガスの排出量は増えるが
生産設備の大幅な省エネルギー化
高断熱・オール電化住宅の普及
電力貯蔵による夜間電力の有効利用
火力発電所・工場から出る二酸化炭素の地下貯留技術の開発
などなどで
70%の削減は可能だそうです

そしてもうひとつはと言えば…
モリコロパークになじみの深いある施設の名前が付けられました…
もう、おわかりですよね?
そうです…

サツキとメイ型
と名づけられました

地域重視、自然志向が強まると想定し。地方への人口回帰が進み、農林水産業が復権、労働時間は短縮し、スローでゆったりとした社会となる。

物質的豊かさからの脱却で製品需要が鈍るほか、歩いて暮らせるコンパクトな街づくりが進みガス排出量が減る
暖房器具や自動車へのバイオマスの活用
太陽熱温水器の普及促進
などなどでこちらも
70%の削減は可能だそうです
実現にはドラえもん型で1.1~2兆円
サツキとメイ型でも8000億~1.9兆円かかるそうです

さぁ皆様はどちらを選びますか?
スタッフの答えは………




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