奈良市の歯科医院 森歯科クリニックスタッフブログ

奈良県奈良市の歯科医院 森歯科クリニックのスタッフが歯のことをはじめ、色々なことを書いていきます!

スタッフの浅川です

2017年05月25日 | スタッフのきまぐれ日記
最近歯のお掃除に来られる患者さんに「電動歯ブラシはいいですか?」と質問される事があります。
歯のみがき方は、基本的に歯ブラシを歯の根元付近にあて、
横に細かく動かす方法が効果的であると言われています。
しかし、力を入れすぎずに一カ所をできるだけ小刻みにみがくのは意外と難しいものです。
電動歯ブラシは毛先を歯にあてるだけで、あとはブラシが自動的に小刻みに動いてくれるので、
手でみがくよりも早くみがけ、歯垢(プラ-ク)も落とせます。
電動歯ブラシといっても色々種類があります。普通のブラシの形でタテヨコに動くものより、
毛先が回転するものや超振動するものの方が歯垢を良く落とすことができます。

当医院では音波式のソニッケアーの電動歯ブラシをオススメしてます。

硬い歯とやわらかい歯肉の境目をみがくときは、あまり強く押し当てないようにしましょう。
歯はすり減って、歯肉は傷ついてしまいます。せっかくみがいているのに、
歯がすり減ってしまっては仕方がありません。
最初から歯みがき粉を付けてみがくと口の中が泡だらけになってしまったり、
歯が削れすぎてしまうので、歯みがき粉は最後の仕上げに少しだけつけてみがくようにしましょう。
どんな状態の歯や歯肉にも同じ力が加わるので、
歯並びや歯肉の状態によって当てる強さや当て方をかえましょう。
歯並びにあわせて当て方を工夫するのは、普通の歯みがきと同じです。
歯槽膿漏が進んでグラグラしている歯などには、かなりの振動が伝わってしまうので、
当てる強さを加減しましょう。
歯槽膿漏などで歯と歯の隙間が大きく空いてしまっている方は、
電動歯ブラシだけでは汚れが落ちにくいかも知れません。
デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを併用しましょう。
ブラシの先は消耗品ですのでこまめに新しいものと交換しましょう。
毛先が開いてきたら交換の時期です。
電動歯ブラシをうまく使うコツは“軽く、細かく、的確に”です。電動歯ブラシだけではなく、
時々は普通の歯ブラシやデンタルフロス・歯間ブラシなども使ってみがくようにしましょう(^_^)

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