院長からのご挨拶

今年も十大ニュースニュースが話題となりました。
想定外だからニュースになるのですが、
平凡で変化のないつまらないと感じる日常が如何に大切なものであるかを、
今年は特に自覚させられたように思います。
平凡でつまらないと思う日常生活。
その閉塞感から何か良い方向へ変化を求めるのも大切な事ですが、
その求めるものが長い目でみて、本当に価値があるものかどうか。
何事も「正義」のむずかしさが今年の話題でした。

さて歯科の方でも、患者さんのニーズに応える技術革新が進んでいますが、
原点はやはり平凡でつまらないと思える日常の「歯磨き」が大切です。
「歯磨き」という表現が歯をピカピカに磨くというイメージになりがちですが、
歯ブラシによって、歯および歯周の病原菌を減少させ、
歯肉の循環を計り、歯の健康を保持するのが目的です。
その方法は症状や歯並びによって違い、
やはり専門家の歯科衛生士の指導の元に
正しい方法で実行していただきたいものです。
糖尿病では薬も大切ですが、家庭に於ける食事療法や運動が大切です。
歯の方も口腔の機能を回復させるため治療が大切ですが、
家庭での口腔清掃が治療前、治療後も重要です。
これを日常的に続けるには3ヶ月～6ヶ月に1回は定期的に受診され、
歯科衛生士のケアを受けられる事をお薦めします。

来年も皆様のお口の健康の為に、
スタッフ一同研修に励み頑張りたいと考えています。