ユリゴコロ

沼田まほかるのホラーっぽいミステリー
今年度のミステリーのランキングでも好評でしたし、
主人公が実家で偶然見つけたノートに
殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文が書かれていた
という内容も面白そうだったので、期待して読みました

告白文は、かなり恐ろしい内容で、引き込まれます。
そして、主人公が長期入院から帰宅して、
久しぶりに会った母が別人に入れ替わってたように感じたという
エピソードがどう活かされるのか興味を持って読みました。

その真相、そしてラストも意外で面白くはあったんですが、

・・・主人公、鈍いし、簡単に信用し過ぎじゃない？

うーん、それとあの人はキャラが変わり過ぎやろ？

そしてハッピーエンドっぽい終わり方やけど、
皆がすっきり許せるのが、さっぱり解らん

途中まですごく面白くなりそうだったので、
僕としては結末が残念
イヤミスだった方が合ってたと思うんですがね～