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お笑い神秘学

まじめに神秘学を学ぶためのノート

ボーイング737~本番

2007-03-02 14:20:08 | 共時性
待ちに待った「猫祭り」の前日,
ということで,すっかり遊んでおります。
では本番行ってみよう。

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今から1ヶ月ほど前のお話です。
そう,あれはちょうど節分の翌日。つまり立春やね。
舞台は,吹雪の札幌・新千歳空港です。

ところで,パタリロに,「霧のロンドン・エアポート」というお話があります。
「霧のロンドン・エアポート」というのは,バンコランの暗号名で,「ロンドン空港の天気,本日は霧です。」とテレビのニュースで言うと,バンコランはMI6本部に連絡をしなければいけないのです。
ロンドン空港は,むしろ霧のない方が珍しいので,テレビのニュースでいちいち「本日は霧です」なんて言わないんです。せやから,「お,緊急事態か」と,暗号に使われてるわけ。
で,そんなシーンから始まる「霧のロンドン・エアポート」なんですけど,バンコランの少年時代からの親友で尊敬する恋人でもあった「デミアン」という男が登場します。

この名前,どっかで見覚えある?
そう! (♪ですよ風に)

ヘルマン・ヘッセの『デミアン』ですね。
それも,この記事を書くにあたって思い出したんやけど,魔夜峰央は,ヘッセの『デミアン』をモデルにして「霧のロンドン・エアポート」を書いています。間違いない。(ここは,長井秀和風でなくてよろしい。)

ほんでもって,閉鎖されたロンドン空港で,尊敬する親友であるデミアンと,バンコランは対決しなければいけない,という壮絶な物語が展開されるんですが,最後にバンコランは,「霧のロンドン・エアポート」なんてもう懲り懲りだ!私の暗号名を変えてくれっ!!
と,部長に訴えて終わります。
部長と言っても,ねこ部長じゃありません。
ケーキ部長でもないですよ。残念ながら。 
天丼大好きのイヨマンテ・サンダース部長です。 (この中では,一番はずれっぽい名前やな。)

これと全然似た話やないんですが,
スティーブン・キングの「ストーム・オブ・センチュリー(悪魔の嵐)」という映画だかTVだかの映像作品があります。
小説もあるんかな。
わたいは,テレビでたまたまこの映像を2回くらい見たことがあり,前篇・後篇とあって長いんですが,なんかスティーブン・キング原作の映像作品て,掛かってるとつい見てしまうんですわ。それと知らんで見てて,あ~ドキドキしたーって,後で新聞とかで見てから,スティーブン・キングの原作やったんか!ってわかるパターンなんですけど。
この「悪魔の嵐」も,なんかこわー,と途中からついつい見てしまって,しかも2回目は途中で「あれ?これ見たことあるな」って思いながら見てたんですけど。
北米の方?のある小さな島に,「世紀の嵐」と言われる大嵐がやってきて殺人事件が起こるんですけど,犯人は嵐とともにやって来た,人間の姿をした悪魔なんです。悪魔がミレニアムを境に,自分の後継者として島の子供を差し出せ,と。差し出さんと,もっと人殺すど,と。
犯人てバレてるんで,留置場に入れられてるんですけど,悪魔なんで身体を動かさんでも人を操って殺人を続けられるんです。
悪魔なんで,神様と似て全知全能みたいなもんやから,島の住人全ての「秘密」を知ってて,秘密の情報をバラして様々な住人の心を次々に操って結果的に連続殺人を実行させるんです。そして最後に,嵐が去った時‥
あ,この辺でやめとこう。

パタリロの「霧のロンドン・エアポート」と共通点が一つあるのは,「隔離された場所」という設定です。
閉鎖され隔離された,空港と,島。
そこで信じられない出来事が起こる。
そこで起きたことを,その時,その場に居合わせなかった人間に,後から語っても,説明することができない。
そういう種類の出来事です。

またまた前置きが長いやんけ。

つまりは,そういう種類の出来事が,吹雪の新千歳空港でも起こったんです。

ま,決闘とか殺人事件とか,血なまぐさいことは何にもないんですけどね~
でも,悪魔はちょっと関係あるかな。

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