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お笑い神秘学

まじめに神秘学を学ぶためのノート

脱皮

2007-04-11 11:36:54 | 
めずらしく今週2度目の投稿です。
そんなに暇な~ん?
て思われるでしょうが,ちゃいまっせ。
めっためったいそがしんでっせ。

それもウソですけど。

まぁ,ちっと,いそがしんですけど,また忘れそうなネタなんで,早目にメモっとこうと‥
わてはブログを備忘録として使ってますんで,読んでもろてるあんさんらにはすんまへんけど,ここに書いてあること全部,わたいのメモなんですわ。
ま,ま,読んで損はさせませんよってに。 (← ほんまけ~?

お代は,ちょうだいしません!


当たり前じゃ!! (ボカスカ


‥‥え~,
今日のカテゴリーは「龍」になってますけど,適当なカテゴリーがないんで入れました。
龍ではなく,どっちかというと蛇です。
本日は,脱皮の話。

皮については,デュシャンの皮膜のところで書きました。
皮膜の薄さの中に,13次元くらいが入ってるっていう話。
皮関連は,まあ色々とネタがありますけど,
「内と外とを隔てる境界」であるので,いろんな人が関心を持ちますな。

言い替えれば,「内宇宙と外宇宙を隔てる境界」なわけです。
皮をグリンと引っくり返すと,内側が外側になってしまいます。
人間の場合では,内蔵がグリンと出てきてしまいます。
内蔵系はそれはそれで一つの宇宙ですので,内宇宙と外宇宙が反転しちゃうわけです。

ま,そんな感じで,皮はおもしろいんですけど,
今日の話はもっと物質的な話です。

わては,この1年くらい,皮に悩まされとるんですわ。
皮というても,即物的に皮膚ですね。
最近ようやく皮膚科に行きました。
皮膚科ちゅうとこに行くのは,初めてです。
お医者さんがイタリア研究者みたいな顔してて,白衣着てないんですな。

それが皮膚科です。

なんで生まれて初めて皮膚科に行ったかと言いますと,
「口裂け」のためです。

そう,わたいは,何を隠そう,口裂け牛なのです!

口が,ごはん食べるたびに,痛いの~

ちょうど1年くらい前からです。
最初は,顔がかゆかったんです。
わては青春時代(?そんなもんあったかな‥?)もニキビなどが全くできず,顔の皮膚で悩まされたことが一切ないんです。
体の皮膚は,乾燥肌で毎年冬になるとかいかいになるんですけど。
顔については,造形的なことと汗っかきを除けば,これまで一切問題が無かったんです。
ところが,昨年の花粉症シーズンになって,電車に乗ってると顔がむずむずとかゆくなり始めました。

ん?とうとう花粉症になったんかな。
やっぱ,超先進的な物質文明に日夜さらされてるからな~,無理もないわな~
文明人ってつらいわな~

と,最初は思いました。
ちゃいます。
くしゃみも鼻水もなく,顔だけがかいぃんです。
花粉症じゃありません!

そのかゆさと言ったら,満員電車に乗ってつり革につかまって,空いている方の手で公衆の面前もはばからずに顔をかきむしりたい感じ。
せやけど,そんなことはわたいでもできまへんので,むずむずする所を,爪で押すくらいしかしようがありません。
それが,日々そのかゆさの範囲が広がって,顔中に自分の爪あとがついてしまうようになりました。

う~む。
このかゆさは,こりゃ,何じゃいな?

そうこうしてるうちに,ある日の昼,お弁当の鶏の唐揚げを食べようとして,
いつものようにあんぐりと口を開けたところ,

ピピッ

と,唇の端が裂けました。

‥あ・・ん…?

…どういうこっちゃ。口が裂けるとは‥‥

それでもごはんは最大の楽しみ。
おいしく,楽しく,いつものように毎食ぱくぱくと食べておりました。
そうすると,またもや,

‥ピピッ

と,今度は反対側の唇の端が裂けました。

キャ~
口裂け牛~~

楽しい楽しいごはんのたびに,
裂けた口が痛いのです。

これは,わての「いやし」を,戒められてるな‥

「いやし」というのは,いやしんぼのことです。
「いやしんぼ」って説明いりますかな?
おいしんぼとちゃいまっせ。
「かわゆく食い意地が張っている」ことを,いやしんぼと言います。

それにしても,この口を何とかせんと,とにかく痛いやんけ~
もう大口開けて,ごはん食べられへんやんけ~

実際,おちょぼ口でしかごはんが食べられなくなったので,
ガッツリがつがつ食べる日常が遠くなってしまいました。

どうやったら治るかな?
ネットで調べたら,ビタミンB系の不足が原因らしい。
しかも,ビタミンBを補うのは,鰻がいいらしい!

わ~い,うふぎ~

そうやって喜んで,うふぎやカレイなどを食べると,確かに,少し良くなる感じなんです。
けど,1週間以上経つと,また元に戻ってきてしまいます。
ともかく,コンビニや適当なお弁当は買うのはやめて,体に良さそうな自然食のお弁当や自炊を増やすようにしました。
それだけでも,だいぶ違います。
コンビニ弁当は,「添加物無添加!」て謳ってますけど,

添加物入ってへんでも,なんか代わりに他のもんいっぱい入ってるんちゃう~ん?

と疑うほど,口に入れるといっぺんに症状が悪くなりました。
メンソレータムの「薬用メディカルリップ(1個1000円!)」を買って,
ベタベタと毎日塗るようになりました。

顔のかゆさの方は,ありとあらゆるお肌にやさしそうな化粧品に替えて,
最終的には,シュタイナー先生の「Dr.ハウシュカ化粧品」に替えたら,
それ以降はまったくかゆくなくなりました。

しかし口の方は,食べ物に気をつけることでだいぶ治まったものの,
油断すると相変わらず口が裂けるし,口の周りの皮膚がモロモロとむけて
タラコ口のようになってしまいます。
「薬用メディカルリップ」も,数ヶ月は効果があったのですが,
冬になりまた春が近づくと,あまり効果がなくなってきました。

今年の4月には結婚式に出席しなければいけないので,
この口では結婚式の会場での食事も難しい・・

1年近く経って,ようやく皮膚科に行った,てわけです。

お肌というのは,精神状態がよく表れます。
顔色やシワが,生活苦とか健康のバロメータ,というだけでなく,
どんよりボーケーとした気分で毎日を過ごしてると,
どんよりボーケーとしたお肌になります。
わたいは,週に3回接客サービス肉体労働をしていた生活をやめて,
週に5回朝から夕方までのデスクワークに変えたあと,
すっかりお肌が老け込みました。

理由は簡単。
笑わないからです。

週に3回の接客業では,笑顔をふりまくのが最も重要な仕事なんです。
しかも肉体労働なので反射神経を使う。
顔の筋肉が,反射的に笑うことによって日々自然と鍛えられていたのです。
デスクワークのみになると,まず笑う機会がほとんどない。
しゃべることもあまりないので,顔の筋肉が硬直するのです。
それが血行が悪くなり,顔色が悪くなり,目尻が下がり,お肌が荒れる原因になる。

唇の荒れも,そんな精神的な流れ+栄養バランスの偏り+歳のせい
かな?と,考えていました。
ところがどっこい,皮膚科のお医者さん曰く,
「乾燥が原因ですね。」

ええぇ~,そうだったの!?
しかも,メディカルリップ等をずっと塗ってたのは,無駄に刺激を与えて悪化させていたのだそうです。
乾燥した上に,いやしの口が,食べ物を食べた後のカスを付けたままで刺激を受けて,どんどん悪循環するらしいのです。

結局,いやしが原因やったんか‥
やっぱな‥

今は,塗り薬とワセリンを処方され,食事の後に口の周りを水で洗い,
乾燥に注意して,だいぶ良くなりました。
時々,いやしの口のままや乾燥したまま寝てしまって,口がタラコになりますが‥

さて,この口の周りの皮膚の異常で,良かったことが一つあります。
それは,口の周りの皮が何度もはがれ,全部ズルむけになったことで,
わたいのいやしの口の周りが,きれいになったこと。
‥もちろん,タラコになってない時の話ですが。

わたいは昔からよく母に,「あんたは口の周りが汚い」と言われてきましてん。
口の周りが汚い,って,まるで「口汚い」みたいやんか~
なんちゅうこと言うんじゃ,おかん。
でも,昔からガッツリがつがつ食べるのが大好きなので,
たしかに,わての口の周りは,いつも食べ物のあとがついているみたいに,
ちょっと黒ずんでましてん。
それはわたいも,多少は気にはしてたんやけど,でも,しゃ~ないや~ん今さら~
と思てましたわ。

ところが,皮がズルむけちゃったもんで,新しい皮になってもたんですね。
それが痛かったりもするんですけど,
「ほお,脱皮したなあ」
とつくづく思います。

つまり,今はまだ口だけなんですけど,脱皮の途中なんですわ,わたい。

1年かかって脱皮するんか~い,て思いますけど,
脱皮やと気付かへんかったから,たぶん1年も掛かってしまったんですわ。
皮膚は,内宇宙と外宇宙の境界なんで,内宇宙と外宇宙との浸透圧のバランスが崩れると,
皮膚にトラブルが表れるんですわ。
内宇宙の繊細さに対して,外宇宙の物質的な刺激が強すぎ,馴染めないことで
アトピーになったりカサカサになったりする。
反対に,内宇宙の激烈さに対して,外宇宙の環境が応えられないと,
吹き出物やニキビや脂ぎった肌になる。

わたいの場合は,いつも,内宇宙と外宇宙とのアンバランスを抱えてますから,
外界にあまり密接に関わらなければ,閉ざされた内宇宙でお肌のトラブルも無く快適に過ごしているのですが,
いやでも外界に関わらざるを得ない状況になると,摩擦が生じ,その摩擦が今回は口に表れたみたいです。
おそらくこれは,外界に内界をチューニングせよ,とのサインです。
さらなる脱皮が必要とされているようです。

龍の話

2006-08-11 16:30:59 | 
最近何かと話題の龍の話から。

今朝,荒俣さんの『ビジネス裏極意 商神の教え』を読んでいたら,株式会社養命酒の登録商標「飛龍」は,古来中国で「応龍」と呼ばれた龍の一種だそうな。
同書に曰く,
「翼があるから天へもどんどん昇る。龍の中でも群を抜いてすごいやつだが,応龍はふだんごく小さな沼だとか穴に潜んでいる。だから,魚やスッポンだとか,ミミズやムカデは応龍のすごさがわからないで,『何か不恰好なやつが寝てるぞ』といってバカにするらしい。
 しかし,応龍がひとたび天へ昇ると,台風みたいな荒天になるので,バカな魚やスッポンがやっと理解するという。
 そこで応龍の図像は中国でも,<世俗にある高貴なもの>(<>部分は傍点)を象徴するマークとして使われた。」

なるほどねえ。
ちなみに,応龍とはなんじゃいと思って調べようとしたが,ファイナルファンタジーのステージが上がると出てくるの?
wikiによれば,
「応龍(おうりゅう)は、中国の古書・山海経の中にあらわれる怪物。龍の一種。
中国神話では、帝王である黄帝に直属していた龍。4本足で蝙蝠のような翼があり、足には3本の指がある。水を蓄えて雨を降らせる能力があり、黄帝と蚩尤が争った時は、嵐を起こして黄帝の軍の応援をした。しかし蚩尤と争ったことで邪気を帯び、神々の住む天へ登ることができなくなり、以降は中国南方の地に棲んだという。このため、応龍のいる南方の地には雨が多いのに、それ以外の場所は旱魃に悩むようになったという。
述異記には、蝮(まむし)は五百年にして蛟(みずち)となり、蛟は千年にして龍となり、龍は五百年にして角龍(かくりゅう)となり、角龍は千年にして応龍となる、と記されている。」(書きかけ)

だそうです。