昔は十円玉を用意しておくように言われたが、時代が変わった
確かに電源が確保出来ないと幾らスマートであっても何も出来ない
余りモバイルを活用していないが、自宅ではパソコンに頼り切った生活をしている
インターネットが使えなくなった生活を想像しただけでぞっとする
勉強になった
サンディに学ぶ―停電時に携帯端末を長持ちさせるコツ
ウォール・ストリート・ジャーナル 11月5日(月)10時2分配信
大型ハリケーン「サンディ」による停電で多くの電子機器が使用不能に陥いるなか、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末がコミュニケーションと情報連絡のライフラインになり得る。そこで、電力不足に際して無線接続端末を長く使用するためのコツを紹介する。
- 電源を切るか、「航空機モード」に設定しておく
携帯電話やタブレット端末をあまり使用していないときは、電源を切るか、全ての無線接続を解除して電力を節約しよう。無線のシグナルが弱かったり、接続が切れやすい場合は特にそれが必要だ。シグナルをとらえようと機器がフル稼働するためだ。
- 画面の輝度を落とす
画面の輝度が高いほどバッテリーを消費するため、設定画面でできる限り輝度を低くしておこう。画面の明るさを自動調整する機能もオフにしておく必要がある。
- バイブレーション機能をオフにしておく
バイブレーション機能は電力消費が激しいため、着信音のみ鳴るよう設定しておこう。また、画面をタップ(指先で軽く叩く動作)したときにバイブレーションで反応する機能もオフにしておいた方がいいだろう。
- 4G(第4世代移動通信)やLTE通信機能をオフにしておく
これら高速通信は電力消費が激しいため、高速通信に対応した機種の場合はより低速の通信接続に切り替えておこう。恐らく無線接続機能やネットワークの設定画面で変更が可能だ。
- 動画よりも文字情報を優先させる
動画ではなく、文字ニュースを配信するアプリを使用しよう。動画は分かりやすいが、やはり電力を多く消費するためだ。
- オフラインアプリを使用する
地図アプリの多くはオフラインで使用可能だ。また、一部のニュース系アプリは短時間でオンラインで最新版をダウンロードし、オフラインで閲覧することが可能だ。アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「アイフォーン」とタブレット端末「アイパッド」向けのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のアプリもそうだ。
- 自動車を活用する
従来から予備の電源として利用されているのが自動車のバッテリーだ。いざとなれば、それで機器の充電が可能だ。ただし、別の目的で自動車を使用する場合に備えて、ガソリンを使い切らないよう気をつける必要がある。
- ノート型パソコンを活用する
ノート型パソコンを持っていて、バッテリーは十分残っているけれども、有線やWi-Fi接続環境がない場合、そのパソコンを無線接続機器のバッテリーやUSB充電器として使用可能だ。やはり電力を節約するため、パソコンの画面輝度は落としておこう。
- バッテリーパックを利用する
家電機器や携帯電話販売店が近くにあれば、携帯電話やタブレット端末用の外部接続バッテリーパックを購入できる(ドラッグストアで売っている場合もある)。中には、単3電池など標準の電池が使用できるものもある。
- 複数の通信回線を確保しておく
自分の持っている端末が通信回線につながりにくい場合、別の通信回線を使用できる端末をもう1台用意しておくと便利だ。携帯電話販売店が近くにあれば、現在持っている端末とは別の通信事業者のプリペイド携帯電話をもう1台購入しておくといいだろう。
- 可能な限りいつでもどこでも充電する
職場や友人の家、コーヒーショップなど電源を見つけたら、とにかくバッテリーを充電する。電気は貴重なリソースなので、可能な限り充電しておこう。
(デビッド・ホーは携帯電話やタブレット端末向けWSJアプリの編集者。自身も現在、電力が使用できない状態にあり、上記を実践して常にネットワークに接続できるようにしている)