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モンゴル通信 ☆スタッフリレー日記☆

モンゴルへ行こう![モンゴル通信]スタッフによるリレー形式の日記。

モンゴルと日本の専門家らによるセミナー

2008-09-12 18:30:16 | モンゴル
10日、モンゴルと日本の専門家らが「歴史的な遺物、または文化遺産の保管や保護」と言うテーマのセミナーを行った。専門家たちは「文化遺産をどのように保護するかについて意見を交換し、両国は専門家の交換・留学問題で協力することになった。なお、市場経済に移行して以来、モンゴルで博物館の貴重な展示品が何度も盗難にあった。人々の間には、文化遺産を愛して保管する心が失われ、逆に金銭欲からの盗難事件が多発している。この不法行為には、展示品を保管する義務を持っている、博物館の職員が関係していることがおおいのが大変残念なことだ。そのために、文化遺産の保護や保管に特別な注意が必要とされている。その外、商売人が、石像などを不法で販売する事件も発生している。
歴史的な記念像や壁画などを復元する最新技術はまだモンゴルにはない。そのため、両国の協力関係の一環として、「セルウン」と言う石像の文章を共同でコピーする予定だ。その外、東部スフバートル県タワントルゴイという所にある、大理石で出来た人間の形が象られた石像を造形美術館へ移動することになった。
13世紀から14世紀に関わるこの石像は、モンゴルの貴重な遺産の一つだが、保護されていないので、多少壊されている。
9月10日は、モンゴルの社会主義時代に政治犯として粛清された人々の慰霊の日であった。この日、モンゴルの首脳たちをはじめ、粛清者の家族は、スフバートル広場に右側にある「粛清者慰霊碑」に花束をささげた。その外、「インテルノム」と言う本屋さんで、粛清者に関してかかれた本による見本市が開かれました。この見本市で、人民作家エルデネさんの「天国で会おう」と言う悲しいロマン、粛清されたローホーズさんの「少しずつでも遠くまで行こう」と言う本のほか、政治犯として粛清されたアマル首相、作家のチォイノムさん、現代文学の先駆者ナツァグドルジさんらの伝記が書かれた本が公開されている。


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