現在、モンゴルの各地方で、家畜の越冬が困難な状態である。そのため、モンゴル赤十字協会は遊牧民に対して援助を与えることになった。現在、西部ウブス県とザブハン県、ホブド県、東部スフバー トル県とヘンティ県、中部ウブルハンガイ県の赤十字協会の支部が、遊牧民に必要な手袋、蝋燭とマッチ、生まれたばかりの子家畜を入れる暖かい袋、新聞と雑誌、薬などを送り始めている。その外、モンゴル赤十字協会の非常事態センターが、スフバートル県、ヘンテイ県、ザブハン県、ウブルハンガイ県など越冬が困難な状態にあるいくつかの県の遊牧民に対して防寒着や暖かい靴を配布している。
これらの県では、家畜の出産時期の現在、牧草地に草が無く、雪がたくさん積もっているので、牧畜業が大変困難な状態である。気象庁によると、今後も気候が厳しくなる見込みである。
これらの県では、家畜の出産時期の現在、牧草地に草が無く、雪がたくさん積もっているので、牧畜業が大変困難な状態である。気象庁によると、今後も気候が厳しくなる見込みである。