モンゴルの国会選挙の結果で暴動

ちょっと心配ではあったのですが・・・

モンゴルの国会選挙は今回で５回目（1990民主化以降）ですが、革命党→民主→革命→革命で今回も革命党が勝利した訳です。
民主連合としては前回の選挙でかなり躍進したので今回は「元旭鷲山」（ダヴアー・バトバヤル氏）を担ぎ必勝態勢で望んだものと思われる。
事実、バトバヤル氏はトップ当選したもようだが、体勢は革命党勝利（正式な発表ではない）で民主支持者の憤懣が爆発したようです。

最近の急激な市場経済政策で経済的格差が大きくなり、市場経済の良いところ、悪いところ、オイシいところなどがわかってくると利権確保に走り、国民不在感も生まれる。（これは我が国は大先輩ですが）
あと、今回の事件にはモンゴルの人の気質も関係して知ると思います。結構、感情を表に出すんですよ。自己主張（特に権利）も強いと思う。

現在、非常事態発令中とのことですが、７月１１はナーダム（祭典）ですので早く沈静化してモンゴルの人も日本や海外からの観光客も安心して楽しめるようにと願うばかりです。

上記一部はあくまでSANPSKUの私感ですので念のため。

ウランバートルのEnkhee現地リポート出来たらよろしく！