コーギー,三浦知良,CHAGE and ASKA,織田哲郎,氷室京介
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モナリザの背中よりも



かけひき

                       詩:ASKA

じりじりと 相手が詰め寄る
交わる竹刀の先の距離が変わらないように
じりじりと 僕はひく
きっと 相手は優位に立ったと思ってる
頭の良い奴なら ここでは来ない
もっと詰め寄る
もっと来い もっと来い
心の中でつぶやく

僕は場外線ぎりぎりまで詰め寄らせる
相手の呼吸に合わせたら軽く一度沈んでやる
頭の良い奴なら必ずここで身構える
反撃だと思って身構える
しかしここでは行かない

もう一度剣先の距離を確かめたら
もう一度沈み込む
頭の良い奴ならここでは動かない
追い詰められたネズミの二回目のフェイントだと思う
そしてそいつは三回目を待つ

この時 一枚の絵のように見えているであろう僕らは
雲がゆっくり流れるように息を数え合う
相手は待っている
そして剣先が少しだけ深く交わったその時
相手のリズムに合わせて三回目をする

上手い奴なら沈み込むまで待たない
沈もうとするその時に来る
そして僕は相手の竹刀が綿ぼこりさえ感じる動作をしたとき
僕の全身はエネルギーの化身となり
相手の胴を斬る

もっと頭の良い奴なら打ってこないよって?
ちがうよ
誘うんだよ
この瞳で嘘をついて


REFERANCE: ALBUM "TREE" (CHAGE&ASKA)

これは僕はこの瞳で嘘をつくっていう曲に引っ掛けてASKAが書いた詩です。

知ってる人も多いかと思いますが、この詩を見てもわかるようにASKAは剣道をやっていました。しかも高2で北海道代表でインターハイ個人に出てます。
高3のときに親の転勤で福岡に戻り福岡の高校(そこでCHAGEと出会う)に編入して剣道部に入るもそこの監督が転校生であることを理由に試合に出してくれない。それで剣道部をやめて、することがなくなり女にもてそうな音楽を始めた。

その後、やはりたまたまCHAGEと同じ大学に進みひょんな事からコンビを組むことになり・・・

現在に至る。

すごい経歴だなあ。ていうかその理不尽な監督がいなかったらチャゲアスは生まれなかったわけだ。その監督に感謝。
とはいえ当時のASKAも無念だろうね。一度だけ練習試合に出たら、福岡No.1の奴に勝ったっていうし。

もし剣道を続けていたら「福岡県警の宮崎」として有名になっていたかもね。
親父は自衛官らしいから自衛隊の可能性もあるか。

ていうかこの詩を見て思うことは、瞳で嘘をついて相手を誘うというか俺には胴を抜くだけの技術がないって事なんだよね。昔いくらか練習したけど結局試合で胴取ったのは3年最後の二季杯だけ。

最近は基本打ちとかまったくやる機会ないしたまに稽古で胴打っても9割外れるんだよね。外した人ごめん。

新宿区民大会に向けて胴打ちの練習しようかな。ちなみに39期は俺とT辺の二人が新宿区民大会出ます。秋に出るのは3年のとき以来3年ぶり。

稽古しなきゃな。しかしなかなか暇がない。ブログを更新する時間はあっても稽古の時間に合わない。

カテゴリがチャゲアスだか剣道だかわからなくなってる。



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