紋次郎と日々の出来事

骨肉腫と闘った紋次郎と保護犬の正次郎との日々

ほんとうに親孝行の息子でした

2015年05月17日 17時15分40秒 | 紋次郎
無事に葬儀も終わり、飼主1も帰っていきました

いつも帰るときは『紋次郎寝ているかな、起きているかな』って思うのに
思わなくてよくなったこと、そして誰も待っていない家に帰るさみしさが
こんなにつらいとは思っていませんでした

でも忘れないために、紋次郎との最期を記させてください


金曜日の21時に飼主1が帰ってきました。最初紋次郎は寝ていたそうですが飼主1の声がわかったようで
泣き出しました
それはGW中の夜泣きのような元気な鳴き声。
でも飼主1がお風呂に行っている間、気配を感じなくなったら泣き止んだんです

わかっているな、こいつ
会社の子が『わんこは頑張っちゃいますから』と言っていた言葉が頭をよぎりました

そして夕食を食べている間も私に抱っこされながら泣いていました

寝るときは久々に川の字で3人で寝れるかな??と思っていたのですが
飼主1はそのまま居間で。私と紋次郎はベットで寝ました

そこでも久々の夜泣き。。。。。3時過ぎに起きると。。。ビチビチう○ちをして泣いていました
あらあらと水のいらないリンスインシャンプーでシャンプー
きれいにしてまた寝ました

5時頃起きて泣いていなかったので飼主1のいる居間のベットで寝させました
小さい声で泣いてはいたけどさほど気になる声ではありませんでした

そのまま朝をむかえ。朝食をとって紋次郎には注射器でお水を少しぺろぺろとなめてくれました

そして私が抱っこしてPCをしているとまたビチビチのう○ちが出てきました
さっそくきれいにして(その時に飼主1に抱っこしてもらいました)

う~んやっぱり寝かせておこうとここで川の字になって3人で2度寝。
やっと久々に川の字になって寝れたね~なんて声をかけながら
紋次郎は目を開けていびきのような呼吸をずっと続けていました

昼食を食べ晴れてきたので紋次郎のベットを干すことに。
外にタオルを干して、入り口にでっかいハチがいたのでなかなか家に入れず
何とか戻ってきて紋次郎を見ると

『ちょっと!!紋次郎呼吸してなくない!!??』
傍にいた飼主1もびっくりして見ると息吸っていない!!!
ほんとう?やだ!ほんとう??
よく見るとまだ心臓は動いていました(左腕がないのと痩せすぎたため見た目にも鼓動が見えていました)

やだ??本当??行っちゃうの??????!!!
抱き上げると飼主1がベットに寝かせてやれ!!というので寝かせました
まだ鼓動はありました

その時にありったけの言葉を言いました。ありがとうやがんばったねとか


そしてゆっくり心臓が止まりました


本当に本当に親孝行な子でした
飼主1を待って、飼主1の前では元気な姿を見せるため頑張ったんだと思うと
本当になんていい子なんだろうと思います
親ばかですみません
あんなにがりがりだったのにどこに声を出せる力があったんだろう?


ずーーーーっと3人で川の字になって寝ていました。ある日から紋次郎が向こうで寝る!って
言ってからは寝ていませんが、久々に川の字になって寝ることができて
満足だったんだと思います
私たちも満足です


朝飼主1のそばに寝かせたとき


川の字になって寝た時

久しぶりに寝たねぇ~って声をかけていました  亡くなる1時間ぐらい前

手足が前日より冷たかったです。先生にその前は体温が下がるって聞いたので体温が下がるんじゃないかって
ずっと握っていました。手を握られるの大っ嫌いだったから怒っているかな?なんて考えていました


飼主1がいる間にすべてを完了させてくれた紋次郎。
先生の助言通り戻ってこさせて本当によかった
いい思い出ができました

帰ってこなかったらあんな状態でもっと頑張っていたのか?
それとも飼主1との新しい思い出を持たずに旅立ってしまったのだろうか?
と思うと本当によかったと思う。何かがそうさせたんだと思います。
たくさんの亡くなったわんこ達?お父さん?おじさん??おにいちゃん??


もう亡くなっちゃったけど最期に抱っこ
たくさーーーーんたくさーーーーーんこの子を抱っこしました
抱っこひものことを考えていたのに、買おうと思ったら痩せちゃっていらないぐらいになったっけ

もう抱っこできないと思うと気持ちが落ち着くのに時間がかかりそうです

ここで金曜日の夜の鳴き声をぜひ聞いてください
本当にびっくりするほど大きな声で元気をアピールしていたんです



本当にいつも奇跡を起こしてくれました
野良犬だった紋次郎、あなたは天使だったのかもしれないね(親ばか)

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