空に問う。

空に問うても果てがない

憎しみの転移

2017-08-16 18:06:12 | 日記
どうして陸軍は重要拠点基地だったサイパンをアメリカに略奪された時点で敗戦を覚悟しなかったんだろう。

B29が1000機サイパンに集められた。

この時点戦略的にも戦術的にも日本はどう考えても負けている。

そしたら硫黄島、沖縄などの地上戦はなかったし、日本中が空襲に遭うこともなかった。

NHKの特集で「本土空襲・全記録」を観てて戦況も把握せずに、我々には神がついているから負けるわけはないと盲信した大本営や陸軍の愚かさを感じずにはいられない。

浜田市にも歩兵第21連隊があったが、空襲を受けることはなかった。瀬戸が島と青川に不発弾が落ちたと言うのは訊いたことがあるけども・・・。瀬戸が島の不発弾は”地獄の釜”と呼ばれる場所だったぞ。

特攻、KAMIKAZE・・・なんか辛く伸し掛かる。

原爆を投下したあとも空襲は続いていたんだね・・・岩国も前日に攻撃を受けてるし、ポツダム宣言受託後も空爆は続いたという。アメリカも狂っていたんだろうなァ・・・。

日本人の「一億玉砕」

狂っていたんだろう。

なんか陳腐な答えになるけど、日本政府は北朝鮮にもっと対話することを呼びかける義務があるんじゃないのかなぁ?

72年前の日本の姿が今の北朝鮮のような錯覚すらしてしまいそう。

ピンポイント攻撃から動くものがすべて対象となった72年前の日本。牧場の馬さえも攻撃対象とされたんだよ。

アメリカの容赦のなさが分かった気がする・・・・。

今の日本政府は戦争があることをまるで予定してるみたいだ。

どこで日本も間違えたんだろう。

あの頃の日本人は「何か」に取り憑かれていた。それは耐えきれない恐怖だったのかも知れない。

戦争とは狂気しかないように思える。

敵を人間とみなさなかったとB29の元パイロットが言ってた。

攻撃しているのが人間と思えたら攻撃は出来なかったんだろう。












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