安倍ファンタジー

自衛隊論になると必ず持ち出される自衛官親子の話。

「パパのお仕事は『違法』なの？」

違憲論が教科書に載っているのがおかしいという話であれば教科書を訂正すればいいんじゃないのかと。それでもいろんな意見があって教科書の3割が違憲論を展開してる。話し合うのが嫌だから右翼団体や政治家がそうした教科書を導入してる学校にクレームのハガキを出したり、電話を入れている。

まずは話し合って決めたらいい。議論すること自体が問題みたいに安倍は言うけど、そんなことの為にわざわざ自衛隊を軍として加憲することの理由にすらなっていない。この人の自分たちが信じることが常に正しくて反対する者らはすべて間違っているという論旨自体がすでに民主主義ではなく、独裁的な考え方だと思う。

合法なんだからもういいだろう。

違法じゃないんだからもういいだろう。

たぶん説明が出来ないから書類は隠されたり割愛されてるし、自身の趣旨に賛同する民間人しかどんな機関にも採用していないんだから、当然に嘘もついてくれるだろう。そういう感じがにじみ出ているから何も信じたくなくなる。

要するに安倍ファンタジーに魅了されない国民は非国民なわけだ。先日のティラーソン国務長官の訪朝辺りから、米朝の水面下の活発な動きが報じられるようになった。最終的な交渉に入っているから、プロパガンダ的な国内向けの世論は活発だけど、実質的な実験は行われていない。

もしもだが、急速に話が進んで選挙期間内に米朝和平交渉が進んだとしたらどうなるんだろう？次は百田さんらが持ち出す中国脅威論にすり替わるのかなぁ？

たぶんもうアメリカにとっても強弁な姿勢しか見せずに水面下の交渉すら凍結してる安倍政権との関係を維持することはしない気はする。イージスアショアを二基をお買い上げいただいた時点で、アメリカは国益が果たされている。ここまでくると核保有することが世界的なステイタスみたいに思えてしまう。それを先に北朝鮮が所有することが堪らないと言わんばかりだ。

たぶん・・・だけど公明と維新は議席減らすんじゃないのかなぁ？公明党の趣旨はもう安部内閣の向かう先とは乖離してるし、松井さんは森友の件の恩があるから安倍をアシストしてるだけだし。もうそろそろ公明党は独自の路線に戻った方がいい。たぶん戦争にひた走ろうとしてる安倍さんを止めることなど出来ないからね。

まあ憲法を変えなくても自衛隊が戦争に参戦する近い未来はあり得るのかも知れない。そうなったときにも日本人は憲法を変えるべきだと主張するんだろうか？北朝鮮が脅威でなくなったら、次は中国それともロシア？

おそらく武力衝突しても最小限の被害で終わるかも知れない。自衛隊員の犠牲は誰一人でないかも知れない。

でも憲法九条の第二項には政府が戦争に関わらないように明記されてる。安倍さんは有事になるように挑発を繰り返してるだけなのに・・・。

安倍さんのイデオロギー的な映像はバカみたいに転がってるから観てみるといい。とてもじゃないが国民を天皇の臣民に戻そうと発言したり、戦前の支配階級制度を取り戻そうとする発言もたくさん出てくる。

確かに胸糞が悪くなる映像だから、好んで見るべきとは思わないが、愉しくないから知りたくないという民度の低さに低迷すると、本当に取り返しのつかない日はくるよ。

党首討論でも「緊急事態条項」の危険性は共産党でも問わない。たぶん法治国家である以上、一番最低な利用はしないと安倍の良心をいまだに信じているからだろう。この人に良心があるのならもう辞めてますよ。

この5年間が、こんなことで済んでることの方が奇跡と言える。

だから安倍ファンタジーの盲点をちゃんと突くのが、国民の任命責任である。

これまで首班指名のことなど論旨に上がったことなどない。しかし論旨にあげることで小池新党を形骸化した。政党を取るつもりなら代表を明確にするべきだと言うのは、小池さんが200名以上の国会議員を擁立して初めて言われるべきことなのではないのかなぁ？

松井さんや枝野さんが衆院選過半数を取る候補を擁立しなかった(できなかった)としても、それはそれぞれの党の理由であって、知事と代表を兼任することは別に問題ではないと思うけどね。問題があるとすれば松井さんも断罪されるべきだし、ともに代表を辞めるべきだと思う。

全部は安倍の描いた妄想ファンタジー・・・こんなもので社会を乱されたら大変に迷惑だ。

だからせめて自民党を選ぶ国民は、安倍の人柄を信用して命を預ける選択をするべき。野党がいい加減で入れる党がなかったから自民党に入れるとか、今回は棄権するとか、そういう風にしないで欲しい。

おいらは共産党か社民党の候補に投票しまう。比例区は立憲民主党に投票します。選挙後の再編があると思いたいからである。今の野党は付け焼刃すぎて形が出来ていないから、せめて今後の望みだけ託したい。人権を無視するような発言をした自民党候補の名前はおいらには書けません。ミサイルが落ちたら国土や県民が死んでしまうのに島根にミサイルを落としても意味がないというブラックジョークを発する政治家を県の代表として国政に送るような真似は出来ません。

この人は発言も撤回せずにまた県民に謝ることもなく地位に恋々としがみついてる愚かな政治家だと思うからなんですね。そしてこの人も安倍ファンタジーの虜だから、そういう人を応援することは出来ません。

世論調査が世論操作になっている。

300議席も自民党が取るなら迎合しちゃう国民は出てくるし、あからさま過ぎるから棄権する人も出てくる。マスコミやメディアは結局のところ自民党推しをしてるに過ぎない。小池で勝てないのなら安倍続投に動いてるだけ。あさましいジャーナリズムである。

何かこんな国嫌だね。

死ねとは思わないが、まるで呪いにかけられてるみたいだ。

外まで呪われているのなら、おいらの居場所はどこにもない。

安倍に良心があるとしたら、安倍内閣を終わらせるチャンスをくれたこと。

でもこの人には良心はない。神様気取りで是しか認めないからだ。

罪悪感や罪の意識のない人間がかつて原発の津波予防策を怠ったせいで故郷を奪われたたくさんの被害者がいる。地震や津波のことを未曽有と呼んでいいいけど、福島原発の事故だけは避けることは出来た。それはまごうことなき真実である。いわば福島原発事故は人災なのだ。2006年当時に福島原発の津波予防策を拒否したのは誰あろう、時の総理である安倍晋三さんだ。

だからこの人に良心や罪悪感があればあの時に総裁選に出ることなど出来ないはずなんだ。なんとか権力で司法を捻じ曲げて国の責任しないように圧をかけているが、先日の福島県の地裁での判決は東電と国の責任があるとした。

安倍が無駄に防衛費や外交で無駄に国費をばら撒くことを辞めて、津波災害に応じた対応策を取っていたら、福島原発の近くの住人はふるさとを追われることなどなかったはず。

国の責任とは、この時の拒否した安倍晋三の責任である。籠池さんの罪が確定していないのに行政の長が「詐欺師」と言い放つような人だからね。

信用できないなら、命は預けないで欲しい。

だって最終的にね、自分を守れるのは世界でただ一人自分だけなんだよ。