空に問う。

空に問うても果てがない

生き霊

2017-08-31 18:51:31 | 日記
キツネと祟り神のハイブリットから言わせてもらう・・・けど人に取り憑いて殺そうという霊はあんまりいないかなぁ。おいらの場合は、たぶん物心着いたときには時にはすでにそういう悪霊に取り憑かれていたな。

武士の霊かなぁ。神仏、霊モノに一切興味がない母方の祖父さんのせいだ。市井の歴史家気取りで、うずたかく積まれた墓石から、無念の死(切腹)を遂げた武士の墓を見つけ出して供養して貰った・・・。寺は迷惑しただろう。何か経緯があって、墓石を撤去したんだと思う。他にも浜田藩士の墓があるけど、それは古いなりに昔のように供養されていた。

もしかすると怪奇現象でも引き起こしていたのかも知れないなァ・・・。その寺が真言宗と言うのも見過ごせない。その寺には未だに墓石がうずたかく積まれている。武士と混ざった悪霊がいたんだと思う・・・。

それでも祖父さんの残した遺物だからと月一で掃除には行っていた。別にその武士に恨まれる理由はないし、感謝して欲しいくらいだけど、そういうモノに生きてる者の想いなど届かない。成仏しきれていないのか、またはたもういろんなことを忘れて生前の記憶もなく、単に死霊の集合体となっていたかも知れない。

母方の祖父母にはずいぶんと世話になったけど、考えてみると疎遠の方が良かった気がする。こんな体質だから、付け込まれたんだろうね・・・。幼稚園の頃には「死にたい」と思っていたし、ずっとそう思っていて、悪い縁に導かれて、殴り殺される寸前までいったけど・・・。

でもあの時を境に、いろんな出来事や記憶や思い出が曖昧になった。その前後の自分は違うのではないかと常に疑った。

霊能者に言われたように供養はしたけど、どうなんだろう。死霊が取り払われたら、清々しいなんて表現や自由を取り戻したなんて話もあるけど、そういう日はいまだに訪れてない。

自分自身を取り戻したいだけなのに・・・未だ取りもどせないでいる。

父は生き霊を飛ばし続けているので生気がない。人間の抜け殻と言うのがあるとしたら、そんな人間を指すんだろう。但し、自分が抜けてることさえ気が付いていない。

たぶん祖母ちゃんからいちばん強くキツネを引き継いだのは父であろう。とにかく他人の徳や運やエネルギーみたいなものを奪う。簡単に言うとやる気を失う。何をさせても中途半端で、何をさせても不器用だ。頭も悪いし口も悪い。褒められたところは一つもない。ただ暴力は振るわない。理由は本人が暴力を振るわれるのが嫌いだからだと思う。思いやりがあるとか、論理的に暴力がいけないとか思ってる訳ではない。

先日の一件から無視しているんだが、さっき声を掛けられた。別にいまそれを言わなければならないことではないんだけど、まるで大事みたいに。嫌なモノを感じた。こういう時は無言でいればいいのに返答をしてしまった。だからおいらにも来た。今日は父の祖父の月命日だ・・・。またバアア、父の周りをうろちょろしてる。80になる子供が心配でたまらないのだ。

本当に面倒くさい。

父の体質は誰彼構わずに”他人の気力”を奪うこと。そうしながら延命を続けてる。不思議な話だが、おいらは何度か父の窮地を救ってる。そしたらその後でツケをおいらが払わされる。事故に遭ったり怪我したり・・・はたまた霊障が激しくなったり。

もうそう言うのは苦しいし身代わり地蔵みたいな自分が憐れなので、危機が来ても黙っていることにした。人には定められた寿命や運があると思うので、もし父が寿命で命を落としてもそれはおいらのせいではないし、40年近く詐病と思い込みで家族を騙してきたので、今の父はバチが当たってるようなものだから、障りしかない。

霊を視ても目を合わせたり、問いに答えてはいけないというでしょう。さっき起こったのはああいう現象なんだと思う。

キツネとはヘビであり、犬神であり外道である。飼い主のためにせっせと働く。絶対に父の生家の床下には紙を張った古い壺があると思う。祖父さんが願を掛けたのか、祖母さんが持ち込んだのか分からないけど・・。だからここ数年は寄り付かない。

盆だからと言って実家に寄り付いて欲しくはないんだけど、それを止められないから、盆以降霊障が多発する。今年はあんまり被害はなかったけど・・・父のような半端者と言うか、半妖みたいな存在と一緒にいると気が滅入る。母はまあ、それよりも強い祟り神を憑けてるからもっとタチが悪いけど、最凶の夫婦だと思う。

おいらは幼いころから結婚してはいけないし、子供を授かってはいけないのだと誰かに押し付けらたように思っていた。その気持ちが生まれた時からあったのか、のちにインプットされたものなのかは分からない。大人になるともっとリアルに考えるようになった。

おいらの代でこの一族を終わりにする。

父方の本家も跡継ぎがなく、誰かが養子に入らないとこのまま絶える。分家筋の我が家の家系も同じようで、まあおいらが独り身を貫き通せば絶える。それが宿命みたいでストッパー的な存在である。独身だった叔父も早々に亡くなってる。

最後の一人だ。

この場合、父方の因縁が強くてこうなのか、母方の祟り神が招く因縁が原因なのか、その両方に襲われていてこうなのかは分からない。死ぬしか終わりに出来ない立場や役目って本当にイヤだね。自分のための人生ってあったのかと反芻するけど、そんなものはなかった気がする。常に禍いが近くに合って、おいらが無視しても家族の誰かが招きいれる。

おいらは工業高校を卒業して、どこかでエンジニアをするのが本来の人生だったようで、霊視できる人から間違った人生を歩いてると言われたことがある。手先も不器用だし、機械関係は苦手だし、そういう選択を一度もしてきたことがないので困るけど、おいらの未来の霊視は出来ないと断られたそうだ。

なんなんだ・・・おいらというモノは。自分では良識のある怪物だと思ってるけど。つまらない。

ドドーンと愉しいことでもあればいいけどさ。

まあ時々人をを呪い殺そうとする悪霊もいるからやたらめったら曰くつきの場所に行ったりするのは辞めようね。いまパワースポットなんて呼ばれてる場所も人の欲と穢れでだいたいどこも気枯れしててアンパワースポットになってるから要注意。右往左往する集合体みたいなモヤっとしたものが必然的に湧くからね・・・。

地震のせいだけど、九塞溝が無残な姿になったのは、そういう穢れが天災化したものだと思うんだ。

あっ簡単に出来る邪気封じと言えば・・・九字って呪文があるでしょ。手印なら、横、縦、横、縦・・・・

辞めとこ・・・。

こういう封じ方を教えるのも干渉してると取られたら怖いし・・・。まっすごく簡単な方法です。

サッカー観るんで今日はここまで。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿