『ブナの原生林と湖沼巡りⅤ』蔵王温泉から蔵王中央ロープウエイで中央高原散策路へ、ブナの原生林の散策路を片貝沼~目玉沼~うつぼ沼~細沼へ
ノリウツギ(ユキノシタ科)
ノリウツギは北海道から九州に分布する落葉の低木。千島から樺太、中国にも分布する。生育立地はとにかく多様であり、林縁や草原、岩礫地、湿原にも生育する。桜島の遷移では、初期の低木林期に出現することでわかるように乾燥した痩悪地にも生育するし、高層湿原の泥炭上にも出現する。これらの生育地に共通する点は、日照が十分にあたる程度しかないように思う。7月から8月の終わりにかけ、枝先に円錐状の花序を形成する。ほとんどの花は小さな普通花で5枚の花弁と10本の雄しべを持つが、周辺に点々と装飾花を付ける。装飾花の萼片は花弁状に変化しており、白色から淡く赤色を帯びる。和名は樹液を和紙をすく際の糊に利用したことによります。
うつぼ沼
タケシマラン(ユリ科)
蔵王では中央高原散策路沿い、いろは沼~地蔵山の針葉樹林内に多く見られます。花は淡緑色で、実は赤く熟し球状で目立ちます。
うつぼ沼の先は6月末から7月始めにかけて シャクナゲの群生地ですがもう花も落ち、一気にドッコ沼に下ります。
ドッコ沼の手前、三五郎小屋の脇に細沼があります。ブナ林に囲まれたひっそりとした感じです。
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