もみの木工房便り

札幌市円山にある、もみの木工房から日々のお知らせ=

暮らしの手帳・・・花森安治さん

2012-09-07 10:39:14 | 日記
  ずーっとずーっと何回も何回も何日も何日も
  本屋さんで行ったり来たり・・・

  なぜか・・・?
  マルヤマクラス2Fの本屋さんで
  『花森安治 生誕100年 暮らしの手帳展』が
  何週間か開催されていて・・・・・
  『花森安治のデザイン』という本が欲しいっ

  ちょっと値段が高かったので(2200円ですけど)
  どうしようと迷いました。
  でも、見れば見るほどやっぱり・・・


     


ジャ~~ン久々のうれしいMy Book~
この本を見て、あらためてすごい雑誌だったんだなと・・・

花森さんは御健在中、『暮らしの手帳』の編集を一手に担い
中身から裏表紙まで一切広告なしの雑誌を心がけました。
それは常に、まっすぐ見た事感じた事を発信するために。

戦後、花森さんは1人1人が暮らしを大切にすれば
あんな戦争はもう起こらないという理念をかかげ
この『暮らしの手帳』を編集したそうです。

今の時代にこそ必要なこと・・・
花森さん亡き後の現在もその理念は、雑誌に生き続けています。
(今の時代、広告料なしで雑誌をつくるのは大変・・・


     


そして、私が虜になったのは、表紙絵・中のカット
文字の校正と全てご自分の手作業にこだわったこと。


     


表紙の絵はもちろん、よく見ると号数と暮らしの手帳の
文字が少しずつ違うんです~!!
私も手描きが好きなので・・・(レベル違いすぎるだろ~)
やっぱり手描きで行こうと・・・・・

ほんとに・・・いつかもみの木工房で
花森安治さんの展示会とかしてもらえたらと・・・
果てしない夢だけはつづく私です