もむでんブログ

日本、PK戦に散る:FIFA WORLDCUP2022 ROUND16 日本1-1(PK1-3)クロアチア

日本の4年間の旅はまたしてもベスト8の高い壁に阻まれました。

 

日本の決勝トーナメント1回戦は前回準優勝のクロアチアと対戦。

ややクロアチアのボールポゼッションが上回り、一進一退の攻防が続く中、前半43分に前田がCKのこぼれを押し込んで先制。

今大会初めて先制して、このまま優位性を保ちたかった日本。

しかし、クロアチアは前線に高さのある選手を並べており、後半開始直後からボールを持つ時間が続き、後半10分にアーリークロスからペリシッチがドンピシャのヘディングでクロアチアが同点に追いつきます。

その後も前半と同様、クロアチアのボール保持がやや日本を上回り、長友に代えて三苫、前田に代えて浅野を投入して打開を図ります。

しかし、クロアチアも三苫の前のスペースを早めに潰して自由にさせないなどしっかり対策。

その後、堂安に代えて酒井を投入し伊藤を一列上げ、更に堂安に代えて南野を投入。

個人的にはここで、相馬を入れて三苫をもう一列前に挙げて4-3-3で勝ち越しを狙って欲しかったですが・・・。

 

試合は互いに決め手がなく延長戦に突入。

延長戦はお互いに静かな立ち上がりで始まるも、後半はやはりクロアチアの攻勢が続き、日本の最後の交代カードは守田に代えて田中。

しかし結局、日本は決定機を作れず、クロアチアも押し込みながら日本の粘りのDFにはじかれて、勝負はPK戦へ。

 

しかし、日本は1番手南野・2番手三苫が止められ、3番手浅野は決め、権田はクロアチア3番手をセーブするも、4番手吉田が失敗。

2010年のPK戦以来3大会ぶりのPK戦はまたしても日本をベスト16で阻みました。

 

PK戦は時の運。

もちろん勢いや精神的な重圧が左右することも否めず、前回大会で3度の延長と2度のPK戦を勝ち切ったクロアチアの経験が上だったということでしょうか。

やはりこうなる前に勝ち切る力をつけなければならないということも再び焼き付けられました。

12年前は防戦一方でどうにか0点に抑えてのPK戦から、今回は先制してもう1点を狙いながら追いつかれた、そして何より、4年前は力でひっくり返されたことを考えると、また半歩世界の上位に近づいたと考えても良いのではと個人的には思います。

 

今大会は守備陣にベテランの経験者を配している印象でしたが、冨安と板倉ら初出場でも世界に通用する戦力が育っていることも印象付け、攻撃陣は中堅と若手のフレッシュな戦力で世界を驚かせてくれました。

もちろん、細かいところでタラレバはたくさんありますが、今回の敗戦を糧に経験値を積み上げたものと信じて、これからも応援して行きたいと思います。

 

日本代表、感動的な試合を見せてくれてありがとう!そして、お疲れ様でした!!

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