久しぶりに行く「月と鼈」。
何度か行ってありつけなかった1日20食の限定メニュー「そば中華」をオーダーしましたが、お休み中とのこと。
残念と言いたいところですが、何のことはない、十割そばを頂けばいいのです。
その前にアツアツのてんぷらを頂きましょう。
えび、サツマイモ、ししとう、いんげん、たまねぎ、いかげそなどなど。
粗塩がついてきますが、後から出てくるそばつゆにつけても美味しいす。
出てきました、「やぶそば（もりそば）（800円）」。
そう、このお店は蒸篭ではなく、釜の形をした器に入ってきて、薬味がふたの上に乗る独特のスタイルです。
ねぎ、わさびに大根おろし、なすときゅうりの漬物がついてきます。
薬味を変えながら、そして箸休めに漬物を頂きながらと、同じ味が続いて単調になりがちなそばを楽しめるようになっているのがうれしいです。（ひたすらそばとつゆを食べ続けたいという人もいると思うので、あくまで主観です。）
若干長さや太さがバラけていますがそれも手打ちならでは。
十割なので、少し食感が硬いですが、自分はその硬い食感が好きです。
もちろん、最期はしっかり蕎麦湯でつゆも残さず頂きました。
なお、山形県には「そば街道」と名のつく場所が3つもあるそうで、村山市、尾花沢市、大石田町とあるうち、このお店は村山市のそばをお店で引いて打っているそうです。
山形県の方たちは、ラーメンやそばなど、麺類が好きみたいですね。
もう一つ山形県の名物で「麦きり」という麺類があることを今回の帰省で知りました。
それはまたの機会にでも書きたいと思います。
