圧力鍋で20分煮込んだのち、さらに2時間近く煮込んで、鶏の香り漂うスープが取れました。

煮込んで崩れた肉は、皮や軟骨を取って昨日の煮込みに。
肉は浸る程度のスープを取って、塩で味付けして煮込みました。

鶏肉はそのままラーメンの具に、スープはラーメンに使います。
これは煮込んだ際に浮いた鶏油を取って、電子レンジで加熱して薬味を煮込んだもの。

左はしょうが、右はニンニク。
醤油ラーメンの味付け用に一晩昆布を漬けた醤油を使います。

スープの材料が揃ったので、麺を茹でます。

札幌の「菊水」の麺が売られていました。
家庭向けのラーメンとしては西山製麺に次ぐ有名どころ。
小鉢にスープをスタンバイ。
今回は塩と醤油の両方を食べたいので、1玉を2つに分けるため小さい器に。

左がしょうゆスープ、右が塩スープです。
醤油スープにはしょうが鶏油2・ニンニク鶏油1.

しょうがの味を効かせます。
塩スープはその逆でニンニク鶏油2・しょうが鶏油1。

スープの味がストレートに感じられるよう、刺激的なしょうがは少なめ。
ゆであがった麺を半分ずつ入れ、もやし、メンマ、鶏肉、昆布などをトッピング。

醤油ラーメンにはほうれん草も。
まずは塩ラーメン頂きます!

おぉ、マイルドな鶏スープ。
菊水のプルプル麺にスープが適度に絡みます。

醤油スープは塩と全く別物になりました。

ベースは一緒ですが、醤油ダレで昆布の旨味が倍加したこと、しょうができりっと引き締めたことで立体的な味わいに。
塩味で煮込んだ鶏肉はスープの旨味も適度に染みて、いい塩梅。

ミニラーメン2種、なかなか楽しめました。
そしてもう一杯!

冷製鶏塩つけめんです。
つけダレは上から二枚目の写真のスープを、網で濾して冷蔵庫で冷やしたスープ。

脂も完全に除いて、濁りのない鶏の旨味と塩味だけ。
そのつけダレに氷水で締めた麺をつけて頂きます。

冷たいスープは、コラーゲンがトロリとなって麺に良い感じで絡みます。
まず冷たさが先に来て、ちょうど良い塩味を感じ、後口には柔らかな鶏の旨味。
冷たい麺に熱いつけダレではなく冷たい同士なので、冷たさが最後まで持ちます。
鶏のほぐし身を麺と混ぜて食べても美味です。
これは大量に作れたらお店で出せるかもw。
ラーメンは自家製にしては美味しいですけど、特徴がないですからね・・・。