お店は訪問先の型が選んでくれた「幸味処かすが」。
何でもここの鍋が絶品だそうで、シーズンで食べられる量に限りがあり、それも結構少ないのだとか。
それは何かあえて聞かず、宴席へ。
まずはお造り、焼き魚、小鉢などでお酒を進め、鍋の登場を待ちます。
「鍋用意しますね。」
おぉ、来たか！
その正体は！
こ、これは？
ネギま鍋！
まぐろはカマトロと頭肉で、柔らかい部位をチョイスしたことで、しっかり煮込んでも柔らかいのだとか。
では、まずはミディアム状態の煮え具合で頂きましょう。
おぉ、いい感じで赤みが残っています。
パクリ・・・もぐもぐ・・・。
や、柔らか～い。
中心部がほんのり温まった生の状態のため脂も溶けやすく、身も舌でほぐれるような柔らかさ。
美味しいですね、これ！
食べ進むとウェルダンになりますが、お店の型の言う通り全然柔らかくて美味。
そして、揚げ物や子の白子ポン酢などが追加されて料理は進み・・・。
まぐろの味がしっかり出たお出汁で雑炊。
また、これが美味い！
まぐろは味の強い魚ですが、ご飯が入ることで適度にそれが薄まるというか、ご飯にその味がしっかりしみ込むというか、出汁とご飯が引き立てあう味です。
なかなかの品数でおなかもパンパンになりましたが、ネギま鍋はもちろん、一品一品もなかなかレベルが高くて楽しめました。
果たして、またこのネギま鍋に出会える時は来るのでしょうか・・・。
