既にいろいろな報道で知るところですが、サッカー日本代表の強化試合、日本代表対ドイツ代表の試合は、4-1で日本代表が快勝し、昨年のワールドカップカタール大会での勝利に続く連勝となり、日本代表史上初めてワールドカップ制覇経験国に対し連勝するという歴史を作りました。
試合は日本のサイド攻撃がはまり、前半11分に右サイドを攻めあがったSB菅原の低いクロスを、ニアサイドに入り込んだ伊東純也のダイレクトシュートで先制。
その後すぐにドイツのパスワークから日本のサイドにできた空白地帯にサネが入り込んで左足インサイドのコントロールシュートを流し込んで同点。
細かいパスワークで空白地帯を作らせるのは、昨年のワールドカップの先制のシーンでも同様で、非常に嫌な感じがしましたが・・・。
日本は再び右サイドから攻めると、右からのクロスのコースが変わったところに中央の上田がプッシュ、これがGKの逆を突いてゴールに転がり込んで同点に。
後半は日本が3バックにシフトし、ワールドカップでも用いたパターンで守備固めからカウンターをうかがいます。
すると後半から入った久保が後半終了間際、ドイツDFにプレッシャーをかけてミスを誘い、独走から敵と味方のポジションをよく見て浅野へのパスを選択、朝のは無人のゴールに流し込んで3-1。
更にロスタイムには久保がゴール前にクロスを送ると田中碧がフリーでたたきつけるヘディングを放ってゴール左隅へコントロール。これが決まって4-1。
後半終了直前にミスから2点差にされ、最後の1点は完全にドイツDFも集中力が切れていましたが、地元でリベンジと誓ったはずの相手に快勝と言う結果でした。
序盤から前半の同点劇まではここまで差がつくと思っていませんでしたが、早い段階で勝ち越し、後半から3バックにシフトして先手を打って相手に思うようにさせなかったことや、選手交代もうまくはまってその交代選手から追加点が生まれる良い流れでした。
それよりも後半のドイツ代表の元気のなさが目立ちましたね・・・。
7月に来日したバイエルンミュンヘンのサネやニャブリら、昨年のワールドカップにも出場していたギュンドアンやキミッヒ、リュティガーなども揃い、ほぼベストメンバーでしたが、最近の国際試合結果で1勝1分3敗と負け越しており、日本と対戦する前から不調がささやかれていたドイツ代表。
逆に森保監督続投以降2連勝して敵地に乗り込んだ日本代表とは対照的でした。
これで森保監督二次政権下、エルサルバドル、ペルー戦に続いての3連勝となりました。
11月にはFIFAワールドカップ2026の2次予選が始まり、来年1月中旬からアジアカップが行われます。
強化試合はこの後トルコ戦がありますが、2次予選前には国内で10月13日にはカナダ代表、10月17日にはチュニジア代表戦が組まれています。
世界の中堅どころからアジアとの対戦へと続くわけですが、今夏の結果を見たらどこまで連勝が続くのか期待しちゃいますね。
ワールドカップ予選も出場国が32→48に増えたことで、韓国、サウジ、イランなどの実力国との対戦も減りますしね。
ただ、カタール大会の最終予選みたいな衝撃的な立ち上がりもあるので、楽観視は禁物ですが。