これまでは6日で10店制覇するために、2店×5日では都合をつけにくいため、3・3・2・2をベースに第三陣まで制覇してきました。
しかし！
ついに10店×四陣を制覇すべく、もむでん家の出動です！
そう、天気予報もチェック、幼稚園や小学校のイベントもなく、この日に照準を合わせて2店×3日でコツコツ制覇し、1日間を置いて、最終日前日の今日、一気に4店制覇を狙います。
まずは千葉県から出店の常連「肉玉そば おとど」。
濃厚つけダレに卵黄と焼肉を乗せたガッツリ系つけ麺で人気でしたが、今回はラーメン軍での出店です。
その出品作は「極・肉玉そば」。
来たよ～！来ましたよ！！
鶏・豚・牛をブレンドした濃厚スープ。
一見醤油豚骨ですが、奥深い旨みが感じられます。
麺は加水率高めの中太で平打ちがかった麺。
歯ごたえの食感も良く、美味しい麺で、濃厚スープに負けない存在感。
出ました豚バラ焼肉。
濃厚スープに濃厚な味付けのお肉、ともすればけんかしますが、存在感のある麺と共存することで、濃厚さWで食べ応えも満点です。
そして、やはり無視できないのが濃厚卵の卵黄。
これがあるおかげで、マイルドさも加味されて濃厚スープと肉と麺が一体となった美味さを発揮します。
いやぁ、これは美味し。
濃厚重ねの為好き嫌いはあると思いますが、私は好きですね。
続いては、子供用にと並んだ神奈川の「くり山」。
出品作は「つけめん」。
その名の通りシンプルに、濃厚豚骨魚介のつけ麺です。
つけダレはやや粘度が低く、豚骨に魚粉が浮いた濃厚系。
ネギと海苔が浮いていて、チャーシューとメンマが潜んでいます。
麺は太めのストレート。
頂きます！
麺に少し魚粉が絡みますが、つけダレの粘度は意外にさらりとしているので、麺を主体で味わう感じですね。
オーソドックスですが、王道で美味いと思います。
が、一口・二口ほど味見をして、次の店に並んだら子供が完食していました。
何と、いつの間にそんなつけ麺好きに！
その間に並んでいたのが、札幌から出店の「麺屋 高橋」。
えーと、札幌人の私も全く知らないのですが、HPもない小さなお店ですが、人気急上昇中だそう（客引きのスタッフによると）。
出品作は「みそつけめん」。
昨年は「札幌つけ麺 風來堂」の「味噌つけ麺」を個人的に総合4位に推しましたが、味噌味も美味しいものが出始めています。
が、「札幌つけ麺 風來堂」の「味噌つけ麺」が、つけ麺の中に味噌ラーメンを再現したかのような味の構成だったのに対し、ここの「みそつけめん」は明らかに一線を画すルックスです。
つけダレも赤みそベースでいかにもドロ系。
濃厚魚介豚骨ベースに赤みそと唐辛子の味噌ダレで濃厚に仕上げています。
麺はタレに負けないようにか、今回随一の太さ。
しかも形状は平打ちで軽くウェーブのかかったほぼストレートの麺。
序盤から余りしつこく感じないように、麺は2/3くらいつけてまずは頂きます。
おぉ、濃厚味噌つけダレはやはりしっかり絡んできますね。
つけダレは唐辛子でピリ辛に仕上げてあり、それが極太麺を進める推進力を担っています。
魚介が入っているようですが、甲殻類も使っているかのような力強いコクも感じられてなかなか美味しいです。
つけダレに潜んでいたチャーシューは柔らかくて良い感じ。
この濃厚さの中では完全に脇役ですが、良い箸休めです。
ラストはスープ割。
魚介系で割ったようで、ちょっと変わった味噌汁みたいになるかと思いましたが、それよりもまだまだ濃厚でしたね。
ちょっと変わっていて美味しかったですけど。
「くり山」のつけダレもスープ割に。
こちらも魚介スープで割っているようですが、元々さらりとしたスープで、魚粉が前面に出ていた為、スープ割も魚介メインになった印象です。
第四陣制覇に向け、まずは3店きっちり制覇。
この中で私がメイン頂いたのは「みそつけめん」の為、1つけプラスでカウントします。
10月は35食目で、2015年通算130食（85すすり・40つけ・5まぜ）になりました。
