用事を足してお昼前だったので、品達で昼食を摂ることに。
とは言っても、大森と品達では新店ないし新メニューメインで行くという自分ルールなので、まずは各店を物色し新メニューの存在を確認します。
春先という中途半端な時期なので、限定メニューがあるものかどうか懐疑的でしたが、何と新メニューがありました！
それが「Saijo」の「牛腱ラーメン（880円）」です。
おぉ、先日「シマシマトム」で頂いたばかりの牛系ラーメンではないですか。
ここ最近、注目しているのが鶏白湯と牛骨なので、これは私のハートもくすぐるラーメンです。
出てきました「牛腱ラーメン」。
湯気に乗った香りは、牛そのものよりもまずはしょうがの刺激的なもの。
「しょうがでからだもあったか」と先ほどのパネルにもある通り、寒い時期にリリースしたのは良いですね。
スープは薄にごりで、先日の「シマシマトム」のような透明度のないスープとは少し違った感じです。
このスープの微妙なにごり具合は、ここのデフォルトの「伝説の塩ラーメン」に近い感じです。
そして、そのスープの味付けは塩・醤油・味噌と3種類がありますが、お勧めがあるかどうか聞いたら「塩」だと即答。
そこまで言われたら塩にせざるをありませんが、その塩味はというと、程よい塩分を感じた後に、下の上にピンと立つような感じがするのは「伝説の塩ラーメン」と共通です。
麺は恐らく「伝説の塩ラーメン」と同じやや細の縮れ麺。
チャーシュー代わりに乗っている牛すじ肉です。
「シマシマトム」のようなほぐし肉ではなく、一口大にカットした肉が何切れか乗っていますが、肉は程々に残した歯ごたえがありながらすじや脂は柔らかく、そして少し甘い味付けが特徴です。
その歯ごたえある肉をかみしめると出てくる甘さが、ピンと立つ塩味をまた引きたててくれるようで、引きたて合う役回りになっているのが特徴的でした。
こうして牛骨・牛系ラーメンを立て続けに頂いたわけですが、今後の主流となるかはまだ一歩早い気がします。
とは言いつつも、その可能性も否めないレベルに上がってきているのも事実です。
ここは牛系専門店ではないですが、その可能性を探る上でもこのメニューは続けてほしいと思っています。
3月は8食目で、2014年通算25食（19すすり・5つけ・1まぜ）となりました。
