もむでんブログ

朋有り、遠方より来る(山利喜@森下)

高校時代の札幌にいる友人が東京に遊びに来てくれました。
なんでも研修で千葉のほうに行き、宿泊は都内なのだそうで、じゃあ総武線に乗るならと途中下車を勧めて、我が家の近くの居酒屋「山利喜」に誘ってみました。

16:50に到着したお店の前はなんと35人ほどの行列。
別館に行こうか迷って、慌てて「食べログ」を検索してみましたが、お店のキャパは並んでいる人数以上だったので安心してそのまま並んで無事入店。

友人とは昨年末に24年ぶりに会い、半年振りの再会。
前回は大勢での飲み会での再開だっただけに、あまり会話もせず、今日が本当に久しぶりにどっぷり話す機会でした。

まずはビールで乾杯し、好きなつまみを何品か頼んで、話の潤滑油にします。

最初に出てきたのは焼き野菜のサラダ。

ぱっと見はイタリアンかフレンチの暖かい惣菜のようないでたち。
アスパラやナス、きゅうりなどの夏野菜を軽く網で炙ってピスタチオを散らし、酢とオイルベースのドレッシング。

続いてはこのお店でこれを頼まないわけには行かない、煮込みです。

ガーリックトーストを頼むのもこのお店の定番。
ワインを隠し味に加えたデミグラスソースのような煮汁を最後まで味わうためです。

友人もぷるんぷるんのモツと、ガーリックトーストに染みた濃厚煮汁を褒めちぎっていました。

そして、もう一つの名物は焼きとん。

全部で10種類あるのですが、1人前2本からなので、今日は全部は行かず、6種類にしました。
うろ覚えですが、かしら・はつ・しろ・がつ・てっぽう・軟骨たたき。
脂がじゅわっと染み出す「かしら」、柔らかい食感が特徴の「しろ」や「てっぽう」、あっさりしていて歯ごたえの良い「はつ」や「がつ」、しっかりした肉の味に独特の食感が隠れる「軟骨タタキ」とどれもハズレなしの上手さ。
胃袋が許せば、10部位全部行っても良かったのですけどね・・・。

お酒も当然日本酒に変わり、さまざまな種類のものを頂いてみました。

途中の箸休めで頼んだおしんこの盛り合わせを挟み・・・


ラストはもう一回煮込みです!

もちろんお代わりは煮玉子入りで!

最高だな、これ。

友人との積もる話も、煮込みと焼きとんと日本酒でとどまるところを知らず、17:00の入店からあっという間に4時間。
これ以上飲んだらさすがに残るねと、いい感じで切り上げ、再会を誓って見送りました。
積もる話が非常に楽しかったことはもちろんですが、JR駅の近くなど決して便の良い場所にあるわけではなく、家の近くに呼ぶのも少し気が引けるのですが、喜んで貰えて大変嬉しかったです。

この記事を見てここで飲みたくなった方、いつでもお待ちしています。
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