そのような状況下では、「麺はしばらく良いかな」と誰もが思うだろう。
そう、私の胃袋もそう考えていたに違いない。
しかし、私の眼球はこんなものを捉えてしまった。

なにィ!!
「季節限定」だと・・・。
はっ!!

やはり・・・。
胃袋は休みたくても脳はそう思わないようだ。
ここのお店のウリの豚骨をベースに魚介醤油味に仕上げたつけダレ。

チャーシュー、海苔、味玉、ナルト、ほうれん草などトッピングしたにぎやかな麺の丼。

この2つの器を見るだけで脳はワクワクしてしまったようだ。
麺は細麺で結構短め。

すすりやすさを優先しているようだ。
早速つけてみる。

ふむ、細麺の隙間にシャバシャバ系の魚介豚骨風味のつけダレが適度に絡む。
豚骨のしっかりしたボディに魚介の甘さが加わっている。
チャーシューは冷たい麺の上に乗っているため、つけダレで少し温めると柔らかさが増す。

そして、今回はもう一品。

サイドメニューの限定品、「わさびマヨチャーシュー丼(300円)」。
そのためにスープ割ももらっておいた。

豚骨スープで割ったスープ割は、ライトなラーメンスープのようだ。

これならご飯にも合いそうだ。
さあ、丼を・・・。

うっ!!
しまった・・・。
最初にわさびマヨの味を見るべきだった。
そう、このわさびマヨ、味がすごく濃いのだ。
見た目、マヨネーズにわさび漬けを和えたもののように見えるが、塩味はかなり濃い。
チャーシューに乗っていたたっぷりなマヨを散らして、ご飯にも和えるべきだった。
そうすれば味は悪くない。
それにしても、脳が「限定」の文字を認識しただけでお腹をパンパンにしてしまった。
これは反省すべきだろう。
「限定」の文字に弱い駄目な自分を律することが必要だと再認識した、そんなお昼のひと時であった。
5月は14食めで、2019年通算73食(56すすり14つけ3まぜ)となりました。