せっかくなので海の幸を楽しめる店をと思い、狸小路にある「おたる魚一心」に8年数か月ぶりに足を運んでみました。
刺身、焼き物、ご飯ものを頂こうと思い、刺身を適当に盛り合わせで頼み、焼き物にはしまほっけ、ご飯ものにはいくら丼をオーダー。
こちらはこのお店の名物、お通しのシャコ。

子連れだったのでカットして出してくれたようです。
見た目海老のようでありながら、カニのような柔らかさと旨み。
美味しいです。
「刺身は何点にしますか?」と聞かれ、「盛り合わせで」とオーダーしたものですから、2・3切れずつ出てくるものと勝手に思い込み、「じゃあ5点で」と言ってしまいました。
すると・・・。
ドン!

あちゃあ・・・。
やってしまいましたね。
普通に1人前が5点出てくるとは・・・。
子供が普通に食べるならこれで十分だったのでしょうが、我が家は刺身デビューすらしていませんから。
でも、ハマチ、マグロ、サーモン、鯛(?)にイカと、定番どころのネタが並んだわけですが、どれも身がしっかりして美味しいです。
特にハマチは角がしっかり立った身のしっかり感がありつつ、脂がしっかり乗っていて良かったです。
赤身と思しきマグロも身の柔らかく美味。
食べ切るまで大変でしたが・・・。
こちらはイクラ丼。

きっちり一面を埋め尽くして出てきました。
少し濃い目に味付けされてご飯が進みます。

若干皮が硬かったかな・・・。
こちらは子供のごはんのおかずにオーダーしたホタテフライ。

要するにホタテの身の丸ごとのから揚げですが、これが美味しいんです。
貝柱だけのふら伊なんぞはお目にかかりますが、ヒモや肝もすべて唐揚げにしてくれていて、衣には薄く味付け。
子供もモリモリ食べていました。
今日のメインディッシュのシマホッケ。

こちら想定通りの大きさ。
ただし、刺身の盛りが想定外だっただけに、こちらも食べ切るのには少し難儀でしたが・・・。
ここが一番美味いと言われる、中骨についた身の乾いた部分。

旨味が凝縮しています。
乾きものとも違う干し魚の焼き物の醍醐味です。
もちろん、身も厚くて脂もたっぷり乗っています。

半身の頭に近い辺りで1cm以上の厚み。
これは北海道内ならではです。
子供の頃は、ホッケと言えばこのくらいの大きさのものが普通に食卓に出てきたものですが、内地で食べるものは「どうしてこんなに小さいのに捕っちゃうんだよ・・・」くらいのものばかりでしたからね・・・。
とまあ、こんな感じでものすごく珍しいネタこそないものの、さすが北海道とでもいえるボリュームで海の幸を堪能しました。
東京に帰ってからの体重が心配になるほどお腹がパンパンになりましたが・・・。