忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

ことばのいらない世界

2019-08-20 19:03:19 | Weblog
うーん、おなかいっぱい。
食べてるときは際限なく食べられそうな気がするのに
あとになっておなかがふくらんで苦しくなる。困った。

映画を見にいったときに注文した飲み物。
どれにしようか迷いました。
だいたいコーヒーが多いのですが
この日はカルピスマンゴーが気になったので
カルピスマンゴーにしてみました。
タピオカ入りです。
タピオカは別にいらなかったのですが
とりあえずカルピスマンゴー、飲みたかったのです。

うん、マンゴーおいしい♪満足。
・・・が、これがけっこうおなかにたまるたまる。
え?飲み物なのに?
と思っていると
長女が「タピオカ、かなりおなか膨れるよ?」とのこと。
えー、そうなのー!?
想像以上におなかいっぱいになってしまいました。
もうタピタピはいいよ・・・。


さてさて映画、楽しかったです。
きれいなアニメーションを見ながら
こういうアニメやら絵やら写真やらには
ことばは必要ないのかも・・・と思いました。

そういえば「ことば」というのを持ってるのは人間だけだなー、と。
動物たちのように鳴き声で自分の想いを素直に表せたらいいのになぁ・・・と。
なまじことばがあるから誤解を生むのかもしれません。
心に浮かんだものとことばとがかみ合ってないせいだったり、
もしくは虚飾しすぎたりするせいで
ことばそのものに対して懐疑的になるのかもしれません。
ことばでなく、自分の想いを素直に表現できるすべがあればいいのに。
けれどはたしてそれはきれいな世界なのかドロドロした世界なのか、
わかりかねます。
できれば前者であってほしいのだけれど。

で、ふと思い出しました。
大学の近代文学の試験だったかと思うのですが(A先生、お元気でしょうか?)
試験内容が「自分で物語を作る」というものでした。
たしか空間に関しての物語だったと思うのだけど・・・。
空間を移動する物語だったかな?

で、私が描いた物語は
まさしく「ことばのいらない世界」だったのです。
内容はほとんど覚えてませんが
ことばは必要のない世界。
テレパシーかなんか使ってたのかな?(笑)
そして平和な平和な世界。
夢物語の世界ですね。
たとえ脳内お花畑状態であろうと、
甘ちゃんと呼ばれようと
こういう世界があればいいなぁと思って描いた世界だったかと思います。
ちなみにこの試験と関係あるかないかはわかりませんが
しっかり「優」はいただきました。(^^)v
ま、ちゃんと出席はしてたしね。(真面目)

そもそも私自身が話上手じゃない(っていうか口下手)ので
話の上手な人、口が達者な人に対してコンプレックスを抱いてるせいなのかもしれません。
でも自分の想いが素直に相手に伝わる手段があればいいのにな、と思います。


さて本日も暑い中、雨の中
お疲れさまでした。
明日は(も)残業です。
明日に備えてしっかり寝ます。
おやすみなさーい。
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天気の子

2019-08-20 11:00:49 | おでかけ
・・・雨ですね・・・。

さて昨日は長女といっしょに「天気の子」を見にいってきました。

関係ないけど電気のこ、笑いました。うまい!

絶対に雨降るんだろうなぁと思ってしっかり用意したけど
傘は使いませんでした。
なので昨日は雨は降ってない、ということで。
(※ドーナツは穴があいているので0kcal理論による)

やはり夏休みなので
かなり映画館はにぎわってました。
人、多かったー。

「天気の子」、すっごくおもしろかったです。
テンポがよくって
次から次にどうなるんだろう?という展開で。
ネタバレはやめておきますが
長女とももう一度見にいきたいねー、なんて話したくらい。

「海獣の子供」と比べてみると
対照的なのですが
おそらく根底はいっしょであろうから
とっても興味深いです。
ぜひ二作ともご覧になってほしい作品です。

あ、画像はローソンの「陽菜のお気に入りショートケーキ」です。
ずいぶん前に食べてて、アップするの忘れてました。
おいしかった♪

映像美がすごいです。
絵のひとつひとつがリアルで忠実で
ひょっとしたら実物よりもきれいなのでは?と思えるくらいの美しさ。
そしてやっぱりRADWIMPSの曲がいい場面で使われるんですよねー。
むしろRADWIMPSのMVかも、って思えるくらいぴったりでした。
実際曲に合わせて映像を作ってた場面もあったようです。
遊び心のあるシーンも好きでした。
いろんな発見ができるのでは?

晴れ女=稲荷系
雨女=龍神系
と劇中の占いババが言ってましたが
そうなるとやっぱり私は龍神系?(笑)
ちなみに私が龍神系の神社にお参りするときは晴れ、
稲荷系の神社にお参りすると雨、という不思議な現象が起こります。(笑)


とにかく十代の素直な感性が、
やりたいことをやる、
そのひたむきな想いが胸を打ちます。
がむしゃらな二人に胸が痛いです。
きっと大人になると世界が広がり、
その世界の中で上手に生きていくために
いろんな自分を守る防衛方法が知らず知らずのうちに身についていってしまってるんですよね。
小さくてもせまくてもただひたすら自分たちだけの世界を信じて生きる、守る、
そんな若さゆえの力がいつのまにか手のひらからこぼれ落ちていってしまってるんですね、大人になると。
あとさき考えず、まっすぐに自分の想いだけで突き進む、
それができるのがうらやましいなぁとただただ思いました。

個人的に好きなキャラは「センパイ」と「アメ」です。
どちらもかわいい。(笑)


昨今の異常気象で
昔は天気はわくわくするものだったのが
今は備えるべきものになっている、と新海監督は何度もインタビューに答えてました。
でも大昔から天気はコントロールできないもの。
それこそ異常気象もたくさんあったはず。
「異常気象」という名称は
すべてを、命までもコントロールできると勘違いした人間たちの
天気さえコントロールできてあたりまえ、という感覚がどこかにあるのかもしれませんね。

この映画のプロデューサーの川村元気さんのインタビュー記事。
おもしろかったので保存してました。

*考えを深めていくうちに、人間を形成するのは記憶だと思うようになった。

「『理系に学ぶ。』という本で、人工知能研究者の松尾豊さんと対談をしたんです。
松尾さんは『人間を作りたい』と話していて。『人間を作るってどういうことなんですか』と尋ねたら、AIにひたすら記憶をさせるんだと」

「自分がもしも『面白い物語を書く作家のAIを作れ』と言われたら、
ありとあらゆる作家の小説を記憶させた後に、
『愛』という言葉や記憶が抜け落ちたAIを作ると思ったんです。
自分の中にない愛というものを埋めるために、ありとあらゆる表現を使って愛を表し、
そこに個性や作家性が生まれる。
普段一緒に仕事をしている人たちを見ても、
その人の欠損しているものが作家性になっているんですね。何を覚えているかではなく、
何を忘れているかがその人の個性なんじゃないか。
そして最後まで忘れられないものは何なのか――。そんなことを考えながら、小説を書きました」*(Yahooの特集記事より)


海も山も川も空もただ「在る」だけ。
雨も晴れもくもりも雪も雷もただ「在る」だけ。
水も空気も風も土も木もいのちもただ「在る」だけ。
愛もただ「在る」だけ。
決してコントロールするものではなく、
所有しようとするものでもなく
あることが難しいからこそ「ありがとう」と感謝すべきものなのですね。
自然とわきでてくるものの存在を認める、それだけなんですね。


愛にできることはまだあるよ
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