気ままに楽しむ四季写真

趣味で撮った写真(風景、ネイチァー、花 etc)を掲載します
週1~2回程度の更新予定です

雪晴れの朝の白鳥

2016-01-20 | 白鳥写真
撮影日 2016-01-19  撮影場所 高崎市 烏川

昨日雪が降り15センチ位積もった。
当地方では雪が降るのは一冬に一度か二度程度、めずらしい事なのだ。
雪の解けぬ間に、と厳しい冷え込みの今朝も白鳥撮りに出掛ける。雪景色と白鳥のコラボな写真が狙い目だ。
幹線道路は雪はほとんど解けて乾いていたが、わき道や住宅街の道路には轍が残り解け切らぬ雪が凍り付いている。
こんな時は小さいが四駆の愛車は頼もしい。
いつものように右岸の土手に上りねぐらを見渡すが今朝は一羽も休んでいない。
熱心に通う知り合いのカメラマンもどうしたことか今朝は見えない。
ここはあきらめて中州に渡り撮ることのする。
左岸の餌場近くのポイントもあるが長い橋を渡らなければならないので雪の翌朝は回避したほうが無難だ。
また撮影帰りに渋滞に巻き込まれる可能性が大だし、またこんな日は橋の上でスリップ事故車もよく見かける。

まだ誰の踏み後も無い雪の斜面を下り小さな浅い流れを渡り中州に入る。
砂礫というよりも石ころだらけの中州だが今朝は一面雪に覆われいつもとは景色が違う。
ここも私が初めての足跡を付ける。
白鳥も昨夜は全羽がこの餌場近くの浅瀬で休んでいた様子。50羽以上がまとまって居る。
遠くから慎重に、静かに歩を進め日の出と白鳥が重なるだろう位置に三脚を据える。
見渡せば左岸にも一人のカメラマンも見えない。この中州ももちろん私一人だけ。
左岸のポイントにも右岸のポイントにも一人のカメラマンも居ないというのは今期初めてだ。
雪の翌日、冷え込みの厳しい朝、誰もが車の運転を控えたのだろうと思う。
お陰で今朝の白鳥は私の独り占めの被写体になった。
朝の白鳥は動きが緩慢だが、今朝はより一層動きが鈍く一塊の群れとなり休んでいる。
太陽が昇る頃から川の上流、下流を行ったり来たりの遊泳をする。
突然一群れ8羽が飛び立ち上流に消えた。どこかに違う餌場があるのだろう。
その時以外遊泳をするか休んで毛繕いをするくらいの緩慢な動きの白鳥だが、シーズン一度か二度しか見られない珍しい川の雪景色と絡めてカメラに収めてみた。
家に帰ってから、いつもの如く撮った平凡な写真だが、どのカットも私だけが写せた貴重な記録になるのではないかと自己満足な気分にひたる。










































































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