気ままに楽しむ四季写真

趣味で撮った写真(風景、ネイチァー、花 etc)を掲載します
週1~2回程度の更新予定です

白鳥 朝の飛び立ち(Ⅲ)

2016-01-09 | 白鳥写真
撮影日 2016-01-09  撮影場所 高崎市 烏川

ここのところ毎朝仕事みたいに白鳥撮りに通っている。
いつも最初に右岸土手に上りねぐらにしている川面を覗いて見る。
白鳥が居ればそのまま川べりの護岸に下り撮影するのだが正月3日の朝以後はここをねぐらとしていなかった。
が、昨日の朝久し振りに戻ってきていた。
チャンスの到来とばかり急いでカメラをセットし撮影準備OKとなった。
しかしまだ夜の明けない薄明の時間に飛び立ちが始まる。
スローシャッターにセットして撮影を始めるがいかんせん光が足りない。予想通り全てのカットが失敗に終わった。
そして今朝もねぐらを覗いたら白鳥が居た。あちこちの川面に30羽ほどが数えられる。
二日連続のチャンス、今日は何回かの飛び立ちのシーンに恵まれそうだ。昨日のリベンジも、と慎重に準備する。
第1回目掲載の写真が1/60秒、第2回目が1/45秒だったのでさらにシャッター速度を遅くし1/30秒で挑戦してみる。
今朝はほどほどの明るさになってからの飛び立ちになった。
第1の群れが飛び立つと間をおかずに第2、第3、第4の群れと飛び立っていく。
飛び立つところがあちこちからなのでカメラ操作を素早くし、的確に白鳥を捉えないとチャンスを逃してしまう。
5、6の群れの飛び立ちのチャンスがあったがカメラで追いかけられた群れは3つくらいだった。
今回もピンボケとブレブレな写真ですが私の写したい幻想的な雰囲気が出てきたので見てもらえたらと思い掲載する。
もう一段速度を落とし1/15秒位で写せれば映像でしか見られない幻想的な白鳥写真になると思う。
ますます難しくなるが挑戦しようと思っている。
今日から3連休、カメラマンが増えてきた。
このポイントも今シーズン初めて私以外のカメラマン二人が来た。































朝日の中の白鳥

2016-01-06 | 白鳥写真
撮影日 2016-01-04  撮影場所 高崎市 烏川

今朝も白鳥撮りに出掛ける。一番にはねぐらをのぞめる土手に上る。
前掲の飛び立ちのシーンが撮れるポイントだ。
昨日の朝は20羽越える白鳥が居たが今朝は1羽もいない。
まだまだこの場所はねぐらとして定まってはいないようだ。
日の出までは充分な時間があるので中州のポイントに移動する。
中州からは日の出と白鳥を絡めた写真が撮れると予想してのこと。
これも白鳥の数が増え、ポイントの選択肢が増えたことによる恩恵だ。
中州への入り口で写真仲間のNさんと偶然に会い一緒に渡り二人での撮影。
今朝は雲のある朝焼けは期待できない状況だが、日の出前の茜色の空が川面を染めて美しい。
川面でたむろし、休息している一群れの白鳥をメインに日の出までの朝の情景を撮ってみた。
日の出前までは白鳥も比較的に活動が緩やかで長い時間その場所に留まって居てくれたので撮影し易かったが、やはり太陽の昇る位置が情趣に欠けるきらいがある。
もう半月もすれば流れに沿った川下から昇ってくるようになり人工物、構造物がない日の出が望めると思う。
その頃のチャンスを待つとしよう。
撮影中、いっとき川霧が立ち上るシーンがあったが太陽と白鳥を撮る事に夢中になり霧の情景は撮り損ねてしまった。
この川では霧が立つことは珍しく、なかなか出会えない現象なのでその情景も撮っておけば良かったと後悔する。
Nさんは素早く対応して満足出来る良い写真が撮れたそうだ。うらやましい。
観察力、対応力、写真センスの差を思い知らされた。











































白鳥 朝の飛び立ち(Ⅱ)

2016-01-03 | 白鳥写真
撮影日 2016-01-03  撮影場所 高崎市 烏川

今朝も白鳥撮りに出掛けた。
いつもの左岸の餌場、ねぐらの右岸、それと中州からとポイントが3ヶ所になった。
朝、家を出るとき今日はどのポイントで撮ろうかと迷うこともある。
が、やはり一番撮りたい写真は飛び立ちのシーンなので今朝も最初に右岸の土手に寄る。
元旦の日と昨日は浅瀬のねぐらには一羽も居なかったが明け始めた川面を見渡したら今朝は白鳥が居た。
直ぐに護岸の石畳に下り撮影準備に掛かる。
白鳥を数えたら20羽以上もいた。これだけ居たら今日は2回か3回のチャンスが期待出来そうだ。
このポイントのこの時期には昨シーズンはいつも何人かのカメラマンが居たものだが今シーズンはまだ私一人だけ。
白鳥の数が増えてから来るつもりなのだろう。
予想通り今朝は3回のチャンスがあった。
最初の群れの飛び立ちは捉えることが出来たが、2番手の群れ、3番手の群れはカメラの設定をし直したり、ちょっと目を離している間に飛び立ってしまいあわててシャッターを押したがまともに写っているカットは一枚もなかった。
一瞬の油断も無く集中して取り組まないと折角のチャンスを逃してしまう。全く残念なことをしてしまった。
次には心して取り組もうと思う。
今朝は前回よりもう少しシャッターを遅くして撮影してみた。
ピントの甘いブレブレの写真だが少しは動きの感じられる写真になったような?
目指しているのはもっとスローでピントのしっかり合った幻想的な写真なのだ。
果たして今シーズンのうちに1枚撮れるかどうかの難しさだが挑戦してみようと思っている。
今日は餌場のほうで夜明かしした白鳥と合わせると40羽を超えた。日に日に増え写真の楽しみも増して来る。
















































元旦 朝の白鳥

2016-01-01 | 白鳥写真
撮影日 2016-01-01  撮影場所 高崎市 烏川

明けましておめでとうございます。
拙い写真と記事のブログですが本年もよろしくお願いいたします。


新しい年の朝を迎えたが、正月とはいえ特に改まった感慨にふけることも無くなってきた。
昨日の続きの今日という感じ。
今朝も早起きして白鳥の写真を撮りに川に向かう。
初日の出と白鳥を絡めた写真も撮りたいと思うが、やはりスローシャッターで撮る飛び立ちの写真の方に意識が向いており、日の出を後ろ方向に見る右岸のポイントに向かう。
ポイントに立つがまだ暗く、昨日のねぐら方向に目を凝らすが白鳥は居るのか居ないのか分からない。
しばらくして明るさが増しあたりを見通せるようになった。
ねぐらあたりの川面を見回し探したが白鳥は一羽も居なかった。
まだこの場所はねぐらとして決まった訳ではないようだ。
がっかりして土手に上り遠くの餌場のほうに目をやったら白鳥らしき白いものが見えた。
川の中州続きの浅瀬を昨夜はねぐらとしていたのかもしれない。
この場所に居るのなら中州奥から狙えば初日の出を絡めた白鳥写真が撮れるかもしれないとひらめいた。
まだ日の出には間がある。
長靴に履き替えて中洲に上る。
白鳥を驚かないように静かに歩き、遠くにカメラを構える。
日の出前の色づいた空と水面と遊泳する白鳥を忙しくカメラに収めていく。
撮影中に10羽くらいが新しく飛来した。これで30羽は超えたようだ。
このくらいの数になればいろいろなシーンの写真を撮るチャンスが増える。ありがたいこと、明日以降が楽しみだ。
太陽が右岸の土手の上から昇る。趣に欠ける位置だがこの時期の太陽の方位のことゆえ仕方ない。
白鳥と太陽がフレームに入るよう立ち位置を変えながらシャッターを切る。
どうにか初日の出と白鳥とを絡め写しとめることが出来た。幸運に感謝です。




















































白鳥 朝の飛び立ち

2015-12-30 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-30  撮影場所 高崎市 烏川

12月20日、白鳥の初飛来から毎朝川に通っている。
最初の4羽から少しずつ増えて、8羽になり、12羽になり26日に14羽になった。
その後は一羽も増えず、遊泳ばかりで昨日まで動きのあるシーンはほとんど撮れずにいた。
あまり期待は持てないが今朝も早めに家を出て川に向かう。
いつものポイントに行く前に、昨シーズンねぐらにしていた、少し川下の浅瀬に居てくれたら良いなと思い期待半分で対岸の土手に上ってみた。
川面を眺めたらうれしい事に全14羽が休んでいた。
今シーズンやっと飛び立ちの瞬間の動きのある写真が撮れるチャンスが来たと期待に心が弾む。
急いで護岸の石畳に下り、慎重にカメラをセットし飛び立ちの瞬間を待つ。
この飛び立ちの瞬間から水上助走、離水、飛翔へと続く一連のシーンをスローシャッターで写しとめられれば幻想的な美しい白鳥写真になる。
そんな写真を撮ろうと前の2シーズン何十回も何百回も流し撮りの挑戦をしたがついに一枚も納得できる写真は撮れなかった。
初心者に簡単に撮れるシーンではないことは分かっているが今シーズンも挑戦してみようと思っている。

今期初めてのチャンスの到来だが目指すスローなシャッター速度での撮影を初回から実行するのは無謀過ぎる。
自信もないし失敗するのは明らかだ。
なので少し速めの速度にセットし流し撮りの連写を試みた。
連写した内の数カットがどうにかピントが合い見られそうだ。
今回は全羽が一度に飛び立ち、シャッターチャンスは一回だけ、ワンチャンスにしては上々の出来栄えの写真になった。早くも次のチャンスが待ち遠しい気分。
次回からは少しずつシャッターをスローに設定しながら幻想的な写真を目指したいと思う。

























白鳥のバトル

2015-12-26 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-22  撮影場所  高崎市烏川

今日も白鳥撮りに行って来た。
初飛来から三日目、朝、河畔に着いたら白鳥は8羽に増えていた。
少しでも増えてくれれば有り難い。親子4羽づつの2家族になった。
餌場の近くで夜明しした様で、のんびり泳ぎながら水中の餌探しをしている。
しばらくは8羽が仲良く餌をあさりながら遊泳していたが突然に親同士のいさかいが始まった。
わずかに2家族8羽の仲間なのに何か気に入らない事があったのだろうか?

昨シーズン、100羽以上も飛来していた時にはあちこちでこのようないさかい、争いが起きていた。
大きな群れになれば生存競争にさらされ、子や家族も守らなければならない、餌の奪い合いも起きるだろうから致し方ないことかと思われるが、わずか8羽の内でも小さな争いは起きるのだと以外に思った。

私が撮りたい白鳥写真は飛び立ちの瞬間、飛翔、着水する体勢やその瞬間などなど動的な姿を捉える事だ。
早くいろいろなダイナミックな姿の写真が撮れるようにと目下奮闘中なのだがそれが初心者には非常に難しい。
シャッター速度の選定、流し撮りの技術、ピントの精度などなどまだまだ技術も経験も浅い。
写真仲間に教えて貰いながらの勉強中だがマスターするには時間が掛かりそう。
いつの日か1枚位は気に入った写真を撮りたいとの願望のもとで努力、奮闘中なのだ。

そんな心ずもりでいつもシャッターチャンスは逃さないようにと目配りはしている。
なので突然の目の前の激しい動きのバトルにもとっさにカメラを向ける事が出来た。
フレームの中に2羽を捉えた後は夢中で連写、連写していた。
撮り終ってモニターを確認しいろいろ不満なこと未熟なことが見つかった。
反省、また反省、次のチャンスに生かせればと思う。

今回は連写したバトルの様子をトリミングして掲載してみます。

















































白鳥親子遊泳

2015-12-24 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-21  撮影場所  高崎市 烏川

昨日初めて飛来した4羽の白鳥を今朝も撮りに行ってみた。
同じ場所に居るのかいないのか? 一旦ねぐらに帰ってしまったかと不安な気持ちを抱きながら現地に着いてみたら目の前でゆったり泳いでいた。今朝も4羽だけだが居てくれて有り難かった。
朝7時ちょっと過ぎ、カメラマンは私一人だけ、三脚にカメラをセットして撮影を始める。
今朝の天気は高曇り、時々雲の切れ目から柔らかい朝日が射す状況。
白鳥はゆったり泳ぎながらこちらに近づいたり離れたりしている。きっと餌が欲しいのだと思う。

この川に飛来する白鳥は近くに住む一人の婦人が毎日熱心に、根気よく、数年に渡り餌付けして呼び寄せた鳥達だ。
私もその年、その場に居合わせていたが最初に餌付けした白鳥はやはり親子の4羽だった。
目の前の親子4羽の白鳥を見ているとその当時の事が思い出されてくる。
婦人の長年の努力の甲斐があり、その後年毎に飛来数が増え、昨シーズンの最盛期には150羽を数えるほどになった。
近年は新聞、テレビの取材があり報道されているので白鳥飛来地として地元では知られた場所となった。
休日にはカメラマンはもちろんだが、小さな子供連れの家族、アベック、その他老若男女、沢山なギャラリーが集まる人気の場所だ。
おかげ様でこうして私も写真が楽しめる。感謝、感謝です。

親鳥が子を守るようにして泳ぐ姿は慈愛に満ち満ちているように見える。
ダイナミックな動きはないがそんなほほえましい姿を柔らかい朝の光の中で撮ってみた。

















































白鳥初飛来

2015-12-20 | 白鳥写真
撮影日 2015-12-20  撮影場所 高崎市 烏川

冬らしからぬ暖かな日が続く今年の冬。
毎年今の時期には何十羽もの白鳥が飛来して来る川が近くにある。
2、3日前に見に行った時は未だ一羽も姿を見せていなかった。
11月の内からもう来たかと何度も確認に来ていた。
冬の時期の白鳥写真撮りが私の楽しみの一つになっている。
まだ撮りはじめて2シーズン、今季で3シーズン目の初心者。
前のシーズンまで失敗ばかりに終わったせいで今季こそは良い写真を、との思いを強く持って待っていたシーズン到来だ。
寒波が来てやっと冬らしい寒さが続いた今朝、もう来たかと犬の散歩を兼ね川面が見渡せる土手を歩いてみた。
散歩始めの時間には一羽も居なかったが、30分後、折り返しの帰り道の土手で見渡したら遠くに白いものがみえた。
白鳥らしい。だんだんに近づきはっきり見えるようになると間違いなく白鳥だった。たった4羽だけ、親子4羽の一家族。
大分待たされたがやっと飛来したかと嬉しくなった。
家に帰って朝食後、4羽だけだし、時間も10時近く、今日はもう川面を泳ぐ姿だけ、動きの有る写真は期待出来ないと思ったが、それも良しとして今シーズンの初撮りに行ってみた。
毎年の常連さんが2人いた。
日曜日ということもあり家族連れやカメラマンも何人か来たが物足りなさそうに眺めてしばらくして帰って行った。
私も数カットを撮って引き上げた。
初撮りも先が思いやられるピントの甘い写真ばかりだったが、これから日を追って飛来数が増えてくれば何度でも挑戦し練習が出来る事なので楽しみに待とうと思う。