6月は3冊読みました。
だって厚い本だったんですもん。(;^_^A
やはり獏ちゃんのヤマンタカが一番ですね。
久しぶりの獏ちゃんの艶めいた描写が読めて
満足でした。
ただ、キマイラの続編を書いてくださいね。
途中まで読んで、後で一気読みしようと思って
待ってますからぁ~
6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1368
ナイス数:39ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録 (角川文庫)の感想
夢枕獏版の大菩薩峠 下巻
4年に1度の奉納試合に向けて、色々と動きがあった。
机竜之助の音無しの構えと音無しの剣。
青い猿、母親の自害の真実。
土方が手に入れた名刀:和泉守兼定(イズミノカミカネサダ)
獏ちゃんならではの艶めいて美しく武骨な表現に感動。
試合後の出来事と、主要人物達総動員の斬り合わせ。
更には、竜之介の体のことも含めての解決。
一気に脱力したって感じ。
その後の新選組にも繋がるから、ありです。
解説で、中里介山氏の大菩薩峠には、宮沢賢治も
詩を書いていて、紹介されていた。
読了日:06月24日 著者:夢枕 獏ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録 (角川文庫)の感想
夢枕獏版の大菩薩峠 上巻
獏ちゃんが好きなのと、新選組のメイン3名が出てたので
手を出してしまいました。
これは壬生浪士組になる前のお話だったのですね。
獏ちゃんの描く世界って、ちょっと水気を含んだような艶が
お気に入りでしたが、これはゴリゴリの熱い剣豪たちの
世界で、土方さんがゴツイ!まさかのすね毛の描写まで!
中里介山氏の長編時代小説(未完)を基盤として、江戸に
出る前の土方、近藤、沖田が、大菩薩峠で4年に1度開かれる
奉納試合に出場するまでの男臭くて熱いお話です。
下巻を読みます。
読了日:06月16日 著者:夢枕 獏古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 317-1)の感想
初めましての作家さん
シリーズの1作目のようです。
・恋人たちの贈り物
・ランチタイムに待ちぼうけ
・百万円の本
・火曜の夜と水曜の夜
・自由帳の三日月猫
すみれ屋は、オーナーのすみれがカフェを、古書店を
神野が運営するスタイルのようですが、神野の本への
知識量と洞察力はいいとして、悩んでいる時に
本を読む余裕があるのかな?
オーナーのすみれも、料理の腕前はいいとして、
客商売をするにしては考え方が短絡的なのが
気になって・・・
シリーズみたいだけど、続きはいいかな・・・<(_ _)>
読了日:06月06日 著者:里見 蘭
読書メーター