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きまぐれmokko

ハプニングに愛された管理人の
日常的な非日常と呟きを綴ってます。
ひまつぶしのお供に( ̄▽ ̄;)ゞ

6月 読んだ本まとめ

2025-07-13 | 読んだ本

6月は3冊読みました。
だって厚い本だったんですもん。(;^_^A
やはり獏ちゃんのヤマンタカが一番ですね。
久しぶりの獏ちゃんの艶めいた描写が読めて
満足でした。

ただ、キマイラの続編を書いてくださいね。
途中まで読んで、後で一気読みしようと思って
待ってますからぁ~

6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1368
ナイス数:39

ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録 (角川文庫)ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録 (角川文庫)感想
夢枕獏版の大菩薩峠 下巻

4年に1度の奉納試合に向けて、色々と動きがあった。
机竜之助の音無しの構えと音無しの剣。
青い猿、母親の自害の真実。

土方が手に入れた名刀:和泉守兼定(イズミノカミカネサダ)
獏ちゃんならではの艶めいて美しく武骨な表現に感動。

試合後の出来事と、主要人物達総動員の斬り合わせ。
更には、竜之介の体のことも含めての解決。
一気に脱力したって感じ。
その後の新選組にも繋がるから、ありです。

解説で、中里介山氏の大菩薩峠には、宮沢賢治も
詩を書いていて、紹介されていた。
読了日:06月24日 著者:夢枕 獏
ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録 (角川文庫)ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録 (角川文庫)感想
夢枕獏版の大菩薩峠 上巻

獏ちゃんが好きなのと、新選組のメイン3名が出てたので
手を出してしまいました。
これは壬生浪士組になる前のお話だったのですね。

獏ちゃんの描く世界って、ちょっと水気を含んだような艶が
お気に入りでしたが、これはゴリゴリの熱い剣豪たちの
世界で、土方さんがゴツイ!まさかのすね毛の描写まで!

中里介山氏の長編時代小説(未完)を基盤として、江戸に
出る前の土方、近藤、沖田が、大菩薩峠で4年に1度開かれる
奉納試合に出場するまでの男臭くて熱いお話です。
下巻を読みます。
読了日:06月16日 著者:夢枕 獏
古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 317-1)古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 317-1)感想
初めましての作家さん
シリーズの1作目のようです。

・恋人たちの贈り物
・ランチタイムに待ちぼうけ
・百万円の本
・火曜の夜と水曜の夜
・自由帳の三日月猫

すみれ屋は、オーナーのすみれがカフェを、古書店を
神野が運営するスタイルのようですが、神野の本への
知識量と洞察力はいいとして、悩んでいる時に
本を読む余裕があるのかな?

オーナーのすみれも、料理の腕前はいいとして、
客商売をするにしては考え方が短絡的なのが
気になって・・・
シリーズみたいだけど、続きはいいかな・・・<(_ _)>

読了日:06月06日 著者:里見 蘭

読書メーター

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5月 読んだ本まとめ

2025-06-15 | 読んだ本

5月は7冊読みました。
読みやすい本が続いたからかなぁ~
ファンム・アレースのシリーズが
読みやすくてサクっと読めたからかなぁ~

その次からは、ちょっと浅い感じの読書感かな?
感動が深すぎるのも疲れるんだけど
期待が大きすぎてアレ?っておもいながら
読み続けるのもちょっとね・・・(;^_^A

5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1751
ナイス数:29

宇宙のみなしご (角川文庫 も 16-8)宇宙のみなしご (角川文庫 も 16-8)感想
初めましての作家さん

両親が不規則シフトで帰ってこないことが時々ある家庭で、
中2の姉と中1の弟が、自分たちで作り上げた遊びを決行。
そこに同級生の七瀬さんと、いじめられっこの
キオスクも加わる。
ところが、キオスクの不登校から、事件が発生・・・

事件が起こると、学校側含めて当事者たちは
火消しにやっきにんるんだなぁ
あくまでも自分たちは「いい人」であり続けたい。

これから立ち向かうぞ!ってところで終わるのがいい。
元担任が、大切なアドバイスをくれる人でよかった。
新しい担任がいい人とは限らない。
読了日:05月29日 著者:森 絵都
はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-16)感想
伝承が語り継がれ、魔術師たちが宮廷に仕える世界。
予言の王女が、花の都・ファルクラウンに生まれた。
ふたりは周囲に愛されて育つが、呪われた魔術師によって
宮廷は支配され、人々は騙された・・・

現代と異世界がリンクしてると思ったらワクワクしたのですが
今一つ物足りなさを感じてしまって・・・

伝説と呪いと歌と魔術。
よいテーマは並んでいるのに、ちょっと盛り上がりに
欠けたかなぁ
塔に幽閉されている双子の片割れが気になって気になって
読み続けたって感じです(^◇^;)
読了日:05月27日 著者:村山 早紀
(P[む]1-6)海馬亭通信2 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[む]1-6)海馬亭通信2 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
風早の街の「海馬亭」を中心に広がる別の物語の続編

由布が残した三通の手紙。
リチャードさんや、コックさんの正体がわかると
まるで「コンビニたそがれ堂シリーズ」のようで
ニヤリとしてしまいます。

千鶴は、歩けなくなった景をつれて海馬亭に戻ってくる。
由布は、やまんばの娘だから年を取らない。
だからみんなの前に姿を出せなかったんだけど、
そんな気遣いは無用だったようです。

景は、優しすぎる故に病んでしまったらしい。
もっと子供らしく甘えてわがままになってもいいんだよ。

全てが優しい物語でした。
読了日:05月21日 著者:村山 早紀
(P[む]1-5)海馬亭通信 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-5)(P[む]1-5)海馬亭通信 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-5)感想
風早の街の「海馬亭」を中心に広がる別の物語

やまんばの由布は、いなくなった父を探しに
風早の街にやってきた。

由布は小学生の千鶴と出会い、祖母のお銀さんが営む
「海馬亭」に下宿することになる。
そこでは、大学生なのにゲーム会社で仕事してる玲子さんや
おネエ歌手のリリーさん、ピアニストの伊達さんに
幽霊の純子さんを交えて魅力的なキャラたちが織り成す
優しくも温かい物語。

そして、一度は誰もいなくなった海馬亭。
けれど大人になった千鶴や他の面々が戻ってくるところで
続きが気になる終わり方です。
読了日:05月15日 著者:村山 早紀
ファンム・アレース(5)(下) (講談社文庫 こ 73-33)ファンム・アレース(5)(下) (講談社文庫 こ 73-33)感想
シリーズ完結編

魔女の思うままの世界になどさせはしない! 
聖なる魂を守るために仲間たちと共に、知恵と力を合わせて
突き進むララたち一行。

けれど肝心なところで作戦が予定通りに行かない。
絶体絶命の危機から最後ににララを救ってくれたのは?

更に、悪魔アロウラが言った「隠されたもの」が
ここで発動するとわぁ~
でもグールがいるから大丈夫だと内心思ってたので
ヒヤヒヤしたものの、ちょっとだけホッとしました。

幸せは、変わらない日々の中にある。感動の完結編。
読了日:05月12日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース(5)(上) (講談社文庫 こ 73-32)ファンム・アレース(5)(上) (講談社文庫 こ 73-32)感想
シリーズ第5弾

魔女アイガイアに挑むために旅は最終決戦へ!

死の街で危機的状況に陥る男性陣。
サーブルとグールが、やたらとカッコよかった。
サーブルの話しかたがアレだけど・・・(○ ̄m ̄)

危険にぶち当たる度に、この二人は人間じゃないと思ってしまう。
グールがサーブルに執着する理由も気になるところですが
グロ描写はあるものの、たぶん大丈夫だと思えるところが
別の意味で怖いですよね(^◇^;)

それぞれが物凄い能力の持ち主だと認識できたところで
魔女の住む地へと乗り込むぞ。

読了日:05月08日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース(4) (講談社文庫 こ 73-29)ファンム・アレース(4) (講談社文庫 こ 73-29)感想
シリーズ第4弾

旅を続けるララたち一行。そこに姿を現したのは、以前、
ララ達を襲った暗殺者の1人。
片割れが呪力にやられているようだった。
儀式によって呪いの正体が女怪だと突き止めたララは言った。
「出発の用意をせよ、エサよ…… いや、バビロン」
「わざとだろ!今のわざと間違えたろ!!」

こういう笑いを忘れないところは好きですよ♪
そんなこんながあって、更に仲間が加わって
いよいよ魔女アイガイアと対決すために、先へと進む。
いいですねぇ~。
剣と魔法の冒険譚もいよいよクライマックスへ!

読了日:05月02日 著者:香月 日輪

読書メーター

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4月 読んだ本まとめ

2025-05-13 | 読んだ本

4月は8冊読みました。
薄い本だったし、読みやすかったからスラスラ読めました。
全て香月 日輪さんのシリーズです。
魔法の塔シリーズとファンム・アレース シリーズ。

魔法の塔シリーズの7巻の準備をしてるところで
お亡くなりになったらしいので、続きが読めない(T□T)
彼女の作品は全部読みたいと思ってます。

4月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1792
ナイス数:46

ファンム・アレース3 (講談社文庫 こ 73-23)ファンム・アレース3 (講談社文庫 こ 73-23)感想
シリーズ第3弾 ララを狙う魔女はアイガイア。魔人ウェンディゴの司祭。 聖魔の魂を作り上げる為に、王家に悪意の種を撒いた。 魔女を倒すため、賢者ナーガルージュナのもとへと向かう ララ、バビロン、ラージスとテジャ。 途中で立ち寄った村で、黒魔導士を連れた山賊を倒し 賢者ナーガルージュナの住む村に到着した。 悪魔召喚でヒントを得て、ノゴージャンという魔導士に会うため、賢者の弟子であるアティカを加えて旅立った。 バビロンが修行で、ボロクソにやられるのが笑えました。 更に楽しくなってきましたねぇ~
読了日:04月25日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース 2 (講談社文庫 こ 73-16)ファンム・アレース 2 (講談社文庫 こ 73-16)感想
シリーズ第2弾 運命としか言いようのない出会いによって、その後の進路を 決めたララとバビロン。 オババの師である魔導士ビベカに会うべく旅立った二人は、 道中で出会った者達から学び託されビベカの住まいに到着。 そこでの孫のナージスに会い、ビベカの残像との対話。 血塗られた王家の歴史は、ララの魂を手に入れようと企んだ 魔女の仕業だった。 ララ達は、ビベカから助言された賢者の元に向かう。 うおぉ~(((p(>◇<)q))) これぞ冒険!剣と魔法の冒険譚。 ワクワクするではないのぉ 続きを読みます!
読了日:04月22日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース 1 (講談社文庫 こ 73-14)ファンム・アレース 1 (講談社文庫 こ 73-14)感想
シリーズ第1弾 鍛え上げられた褐色の身体に獅子の髪。 青緑の瞳は水霊の棲む泉の色。 額に第三の眼の入れ墨をした三つ目の剣士バビロン。 奇妙な縁で加勢したのは、年寄り口調で偉そうな、まもなく 10歳になるという少女ララだったが、うっかり騙されて 契約させられた契約魔術の本当の主だった? 二人の旅の始まり。 夢と冒険。神秘と恐怖。剣と魔法。そして・・・ これは楽しいシリーズの始まりです。 全巻制覇しますとも(* ̄_ ̄)9
読了日:04月18日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔 (6) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔 (6) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第6弾。 魔法の塔の住人の龍神とノブとエスぺロスは、 修学旅行で一緒の方が楽しいからと同じクラスに。 旅行そのものを楽しむ最中、龍神が一人暮らしと聞いて、 生活には責任が伴う事をクラスメイトが重く受け止める。 普段とは違う空間で、色んなタイプの人間性が見えてくる。 いやぁ~北海道の修学旅行だから、自分の思い出と 被りまくりで懐かしかったぁ~ 次巻の構想を練っている時に、著者が亡くなった。 続きが読めないなんてショックだ・・・ 読んでいない本を大人買いして、読みつくすと決めました。
読了日:04月15日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(5) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(5) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第5弾。 妹の晶子の同級生がいじめを受けているらしいと エスぺロスから聞いた龍神。 自分がなりたい者になれない苛立ちを、対象にぶつける。 それがいじめ。 龍神たちは、晶子がいじめられていないことにホッとしたが それが身近なものの本音。 ただ、晶子の対応は、兄達の想像以上に大人だった。 相手に寄り添えるって、そういうことだよねぇ。 そんな中で飛び出した秀士郎の恋愛事情と江角の関係も おおいに楽しませてもらいました。
読了日:04月11日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第4弾。 前作で、二年のイケメンハーフ:一色雅弥と偶然知り合い 塔に連れ帰った事で、雅弥も秀じいが見えることが判明。 彼も天才だが、悩みもある。 名門の進学校では、焦りと嫉妬でストレスのはけ口を とんでもない方向に持って行く輩もいた。 自分が気持ち悪いからと、秀二郎じいちゃんやエスぺロスに 解決策を素直に聞けるところがノブのいいところ。 雅弥のピアノ「リスト」のラ・カンパネラや エスぺロスのバイオリンと雅弥のピアノで 「サン・サーンス」白鳥も聴きたいわぁ~(〃▽〃)ポッ
読了日:04月09日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(3) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(3) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第3弾。 龍神のクラスにエスぺロスが転入してきた? 外国人で美少女のエスぺロスもといキャロリーナ。 小テストでいきなり満点1位を取って周りを驚愕させ 妬み焦りと憎しみの感情をまき散らした。 その感情は、浅ましい事件を引き起こすのだが・・・ 妬みや恨みって、誰もが心に秘めたものだったはずなのに イジメや嫌がらせという形で堂々と行動に移せる輩が いるんだなぁ~と改めて認識しました。 それをわかりやすくお話に紛れ込ませて違和感なく 納得させるから、香月さんのお話は大好きです♪
読了日:04月04日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)感想
シリーズ第2弾。 高校の合格発表の場面からはじまるった本作。 高校生編らしいです。 高校に入って、色々と考えなきゃいけない時期に、 厄介な問題が降ってきた! 江角がいた部屋には、魔法陣があり、時々他の次元から 魔女や魔導士や旅人が江角の紹介でやってくる。 そこにやって来たエスぺロスとは?? なんてテンポの速い展開。 信久とおじいちゃんとギルバルスとの生活に 新しい仲間が加わっただけでなく?? いやぁ~楽しい! 楽しいながらも考えさせられる。 さて、次巻ではどんな楽しい事が待ってんのかなぁ
読了日:04月03日 著者:香月 日輪

読書メーター

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3月 読んだ本まとめ

2025-04-13 | 読んだ本

3月は8冊読みました。
全て香月 日輪さんの作品なので
とっても読みやすかったです。
大江戸妖怪かわら版シリーズ6冊
最終巻の7巻を買い忘れてましたぁ~

そして、僕とおじいちゃんと魔法の塔シリーズの
第1巻。このシリーズは予想してたのと
全然違って、すごく良いですо(ж>▽<)y ☆
楽しみ過ぎますぅ~

3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1680
ナイス数:29

僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)感想
シリーズ第1弾。 小学6年生の龍神(タツミ)は、やりたいことを見つけられずにいたが 海辺の私有地の先の岬に、黒い塔を発見。 そこには、僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが住んでいた! しかもその塔には、もっと驚く秘密もあって・・・ このシリーズを小学生の時に読んでいたらと思ったわぁ。 まるで禅問答のように考えさせる。 子どものうちに、自分を見つめるというクセをつけていたら もう少しまともな大人になれたかも?(;^_^A 香月さんの作品は、本当に色んな事を考えさせられます。 続きを読みます♪
読了日:03月31日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版 (6) 魔狼、月に吠える (講談社文庫 こ 73-26)大江戸妖怪かわら版 (6) 魔狼、月に吠える (講談社文庫 こ 73-26)感想
シリーズ第6弾。 友あり、遠方より来たる 船が、来る 灯火親しむ書より酒 これはこれはとばかり、花の山 彼は誰そ、誰そ彼そ 魔狼、月に吠える 月に叢雲、花に風 大江戸に遊びに来た大浪速の修繕屋さんは変身していて? 百雷の旦那の妹と、謎の佐保風という美少女と鬼火の旦那を 加えて大江戸見物に出かけたのだが・・・ 渡来船に紛れ込んでやって来た魔狼(フェンリル)の災厄に 大江戸も大混乱。災厄を無事に終息させたのは・・・ ドタバタの修繕屋さんの大江戸見物でした。 次はいよいよ最終巻。買うの忘れたけどぉ~
読了日:03月27日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く (講談社文庫 こ 73-17)大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く (講談社文庫 こ 73-17)感想
シリーズ第5弾。 二百十日過ぎゆきて 乾風けちらす春疾風 雷馬襲来 雀、大浪花に行く 食い倒れて候 水を飲みて源を知る 風巻立ち、船は走る 雷と大波を呼ぶ神獣「雷馬」が大浪速の街を襲うらしい。 雀と桜丸は、大難関である大首の旦那を説き伏せ大浪速へ。 修繕屋からは、鬼火の旦那との出会いは奇跡的としても 奇跡の意味を知ることができるのは本人だけらしい。 そんな話をしながら修繕屋の家でたこ焼きパーティー そして大浪速で食い倒れぇ。 肝心の雷馬の話は、ちょっとだけでした(^◇^;)
読了日:03月25日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城 (講談社文庫 こ 73-15)大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城 (講談社文庫 こ 73-15)感想
シリーズ第4弾。 風にうそぶき、月をもてあそぶ 水鳥、桜に舞う 薫風吹きて、夏来る 天より落ち来る者あり 天空の竜宮にて 雀、神と会う 神守り、姿を現す 向こうにも荒神様 『大江戸妖怪かわら版(4)』用語辞典! 花見の席での泥酔騒ぎと救出劇。その模様をかわら版で報告。 盛り上がる雀たちの元に落ちてきたのは、救出した少女の 依頼で、雀を村に招待するのだが、その村は天空の竜宮城! そこでの不思議体験と帰りの危機。相変わらず忙しい雀だが 鬼火の旦那って、何者だ??
読了日:03月19日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 (講談社文庫 こ 73-11)大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 (講談社文庫 こ 73-11)感想
シリーズ第3弾。 坊様、裾をからげて走る 雀、封印の娘に会う 雀、料られる 金十郎にあやまり行燈油差し 白鬼春雷を纏い花を舞い散らす まだ浅き春かな 『大江戸妖怪かわら版(3)』用語辞典! 桜丸や旦那たちと年越しをした雀は、大江戸三大座の筆頭、 日吉座の花形役者:蘭秋大夫から初興行に招待された。 舞台を見た雀は、脚本を書いた雪消(ユキゲ)に興味を持つが、 座敷牢の存在に驚き、改めて白鬼である雪消の話を聞いた。 そんなある日、上級武士のボンクラ息子から高慢な縁談を 承知しろとの申し入れがあり・・・
読了日:03月17日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二 (講談社文庫 こ 73-9)大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二 (講談社文庫 こ 73-9)感想
シリーズ第2弾(異界より落ち来る者あり 後篇) 子ども、異界を歩く 異界にて生まれ変わる 遠きにありて思う 雀、かわら版屋になる 芍薬、牡丹、百合、蘭秋 雀、芝居を見物す でんつくに付ける薬なし 季節移りて木の芽吹く 『大江戸妖怪かわら版(2)』用語辞典! 辛過ぎる経験をしてきたこどもが、出会いと出来事に 胸をときめかせ、「雀」という名前をもらい この大江戸で生きていく事を決めたお話。 読みやすいのでサクサク読めますよぉ~
読了日:03月12日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫 こ 73-7)大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫 こ 73-7)感想
シリーズ第1弾 雀、蜃気楼に永遠を見る 異界より落ち来る者あり 天空の庵にて思う 童女、異界を見聞す 桜貝の海に遊ぶ 月下に白菊咲く 風かわりて夏きたる 『大江戸妖怪かわら版(1)』用語辞典! いきなり火事場の描写と、いなせなお江戸言葉。 けれど登場人物は妖怪だらけで、人間は雀ただ一人。 これは魔都・大江戸という異世界でのお話。 テンポの良い語りと話の進み方が香月 日輪さんだぁ~と 嬉しく思いながら、一気に読み進められます。
読了日:03月10日 著者:香月 日輪
わが家は幽世の貸本屋さん ―胡蝶の夢― (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん ―胡蝶の夢― (ことのは文庫)感想
シリーズ短編集 「第一話」 春暁 「第二話」 玄鳥至る 「第三話」 男たちの晩夏 「第四話」 親子談義 「第五話」 初めてのお手伝い 「閑 話」 陰日向に笑う 「第六話」 最後の日 【書籍未収録短編集】 本編の隙間を補う数々の短編エピソード 幽世の春だけでなく、夏織と水明に訪れた幸せな春の話を 筆頭に、夏織が母となり、店を譲る時までと、笑える話を 混ぜ込んだ短編集。 幽世の貸本屋の関係者たちは、人もあやかしも、みんなが 優しさに溢れていた。
読了日:03月06日 著者:忍丸

読書メーター

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1月と2月 読んだ本まとめ

2025-03-30 | 読んだ本

ズボラ過ぎて1月分のアップを忘れておりました(;^_^A
とりあえず、1月は3冊読みました。
・雨宮兄弟の骨董事件簿 2 (角川文庫)/高里 椎奈
・雨宮兄弟の骨董事件簿 3 (角川文庫)/高里 椎奈
・わが家は幽世の貸本屋さん -偽りの親子と星空の約束- (ことのは文庫)

どれも好きな作家さんと、好きなシリーズなので
問題なく読めました。

1月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:752
ナイス数:14

2月は4冊読みました。
2月は貸本屋シリーズの最終巻まで読めました。
楽しい時間でしたぁ~
結構ウルっとしましたよ。
3月も、もう終わりますが、楽しめますように。

2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1280
ナイス数:29

わが家は幽世の貸本屋さん―無二の親子と永遠の約束― (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん―無二の親子と永遠の約束― (ことのは文庫)感想
シリーズ第5弾。完結編

「序 章」 運命の日に
「第一章」 養父の背中
「第二章」 薄玻璃の幸福
「閑 話」 真贋問答
「第三章」 永遠に語り継がれる物語
「最終章」 わが家は幽世の貸本屋さん

今回の小ネタは背景が興味深すぎて
気持ちも脳みそもいっぱいいっぱいですよ。
東雲が東雲になるまでの話が興味深かった。
語り継がれる物語も、粋な演出にグッときました。
なにより、最終章がよかった。
隙間を埋める短編集も楽しみです。
読了日:02月27日 著者:忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん-残月の告白と妖しい秘めごと- (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん-残月の告白と妖しい秘めごと- (ことのは文庫)感想
シリーズ第5弾。

「序 章」 告白の行方は甘酸っぱさと共に
「第一章」 屋島寺の善行狸
「第二章」 二ツ岩の出家狸
「閑 話」 優しい人、厳しい人、愛おしい人
「第三章」 異類婚姻譚のその後は
「第四章」 絵島の浦で“秘めごと”を解く
「終 章」 残月の下で告白を
「続 章」 とある彼の“秘めごと”

夏織のどさくさ紛れの告白で、どうなる?と思いきや
化け狐の白蔵主が、怒鳴り込んできた。
それを止めるため日本三大狸が結束!
ナナシと玉樹さんの正体もわかる。
ナナシとの意外な過去も!読みどころ満載です。
読了日:02月19日 著者:忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん-春風の想いと狐面の願い- (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん-春風の想いと狐面の願い- (ことのは文庫)感想
シリーズ第4弾。

「序 章」 瑠璃色の春
「第一章」 麗らかな季節に戯れ遊ぶは山の神
「第二章」 北の外れで、終わりの続きを
「幕 間」 瞬間、交錯する
「閑 話」 切り取られた世界で僕たちは
「幕 間」 いつまでも狭い世界に沈む僕は
「第三章」 貸本屋ゆうれい
「第四章」 偽りの想いを花水木の願いに込めて
「終 章」 君だけの“居場所”
「余 談」 忠犬、ふたり

山万加加智への水明の俺様接待がツボ!!津軽海峡の黒神や太宰ネタも楽しかった。
水明の父親の歪みっぷりがスゴ過ぎ。
犬神の赤斑がイケメン
読了日:02月10日 著者:忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん-黒猫の親友と宝石の涙- (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん-黒猫の親友と宝石の涙- (ことのは文庫)感想
シリーズ第3弾。
「序 章」 橄欖石の涙、黒猫の見る夢
「第一章」 神遊びの庭で
「第二章」 貸本屋の恋愛事情
「第三章」 幽世のメリークリスマス
「閑 話」 幸せの定義、幸せのありか
「幕 間」 狐面の男はひとり酔いしれる
「第四章」 安達ヶ原の母子
「終 章」 雪解けの日に

水明の母親、お豊さんの母親、夏織の母親の事。
血の繋がらずとも愛の深さは親と変わらない東雲やナナシ。

夏織の母親の事が明かされる本作。
あやかし流の愛は、十二国記の折伏した妖魔と麒麟のようで
妖しくて切ないです。
読了日:02月03日 著者:忍丸

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