goo blog サービス終了のお知らせ 

きまぐれmokko

ハプニングに愛された管理人の
日常的な非日常と呟きを綴ってます。
ひまつぶしのお供に( ̄▽ ̄;)ゞ

7月 読んだ本まとめ

2025-08-10 | 読んだ本


7月は2冊しか読めませんでした(;^_^A
3冊目が厚すぎて、月を跨いでしまいました。
こんなこともあるんですねぇ

読んだ2冊は、どちらも大満足です・
小川 一水氏の作品は久しぶりに読みましたが
やはり面白い。知らないうちに引き込まれてます。

また、初めましての秋吉さんのジゼルも
元々、バレエ観賞が好きだったので
懐かしいのも手伝って、ワクワクドキドキと
色んな思い出まで甦って楽しさ倍増でした♪

7月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:811
ナイス数:35

ジゼル (小学館文庫 あ 17-2)ジゼル (小学館文庫 あ 17-2)感想
初めましての作家さん

ジゼルという演目しか知らない人でも大丈夫なように、
各章の初めに短いあらすじを記載。
役割を演じるにあたってのディスカッションで、
演者の解釈を掘り下げ、舞台の流れを演者全体が共有。
華やかさだけでなく、プロ意識と厳しさも描かれている。

更に配役変更で、ジゼルのあらすじをなぞるような展開。
深まる疑惑と熾烈な競争と嫉妬から、疑心暗鬼に囚われた
団員たちの心の中のドロドロ。
進む物語と事件の真相。うまくまとまってたと思います。
久しぶりにバレエの色んなシーンを思い出しました。
読了日:07月11日 著者:秋吉 理香子
老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))感想
「ギャルナフカの迷宮」「老ヴォールの惑星」「幸せになる箱庭」「漂った男」の四篇を収録。

読友さんのお勧めで購入。
実は、SFが苦手なんですが、小川作品は大丈夫でした。

ギャルナフカは、人として脱出を諦めない思考がよい。
暴走したとしても心情的に納得できた。
楽な方に逃げてないのがいい。最後のシーンも好き♪

「漂った男」の最後の1行で感動。
もう脱力しながら泣きそうになりました。
すぐに先を想像できちゃうところもスゴイです。
想像を絶する孤独って、体験したことないので、
読みながらゾクゾクしました。
読了日:07月03日 著者:小川 一水

読書メーター

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月 読んだ本まとめ

2025-07-13 | 読んだ本

6月は3冊読みました。
だって厚い本だったんですもん。(;^_^A
やはり獏ちゃんのヤマンタカが一番ですね。
久しぶりの獏ちゃんの艶めいた描写が読めて
満足でした。

ただ、キマイラの続編を書いてくださいね。
途中まで読んで、後で一気読みしようと思って
待ってますからぁ~

6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1368
ナイス数:39

ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録 (角川文庫)ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録 (角川文庫)感想
夢枕獏版の大菩薩峠 下巻

4年に1度の奉納試合に向けて、色々と動きがあった。
机竜之助の音無しの構えと音無しの剣。
青い猿、母親の自害の真実。

土方が手に入れた名刀:和泉守兼定(イズミノカミカネサダ)
獏ちゃんならではの艶めいて美しく武骨な表現に感動。

試合後の出来事と、主要人物達総動員の斬り合わせ。
更には、竜之介の体のことも含めての解決。
一気に脱力したって感じ。
その後の新選組にも繋がるから、ありです。

解説で、中里介山氏の大菩薩峠には、宮沢賢治も
詩を書いていて、紹介されていた。
読了日:06月24日 著者:夢枕 獏
ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録 (角川文庫)ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録 (角川文庫)感想
夢枕獏版の大菩薩峠 上巻

獏ちゃんが好きなのと、新選組のメイン3名が出てたので
手を出してしまいました。
これは壬生浪士組になる前のお話だったのですね。

獏ちゃんの描く世界って、ちょっと水気を含んだような艶が
お気に入りでしたが、これはゴリゴリの熱い剣豪たちの
世界で、土方さんがゴツイ!まさかのすね毛の描写まで!

中里介山氏の長編時代小説(未完)を基盤として、江戸に
出る前の土方、近藤、沖田が、大菩薩峠で4年に1度開かれる
奉納試合に出場するまでの男臭くて熱いお話です。
下巻を読みます。
読了日:06月16日 著者:夢枕 獏
古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 317-1)古書カフェすみれ屋と本のソムリエ (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 317-1)感想
初めましての作家さん
シリーズの1作目のようです。

・恋人たちの贈り物
・ランチタイムに待ちぼうけ
・百万円の本
・火曜の夜と水曜の夜
・自由帳の三日月猫

すみれ屋は、オーナーのすみれがカフェを、古書店を
神野が運営するスタイルのようですが、神野の本への
知識量と洞察力はいいとして、悩んでいる時に
本を読む余裕があるのかな?

オーナーのすみれも、料理の腕前はいいとして、
客商売をするにしては考え方が短絡的なのが
気になって・・・
シリーズみたいだけど、続きはいいかな・・・<(_ _)>

読了日:06月06日 著者:里見 蘭

読書メーター

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月 読んだ本まとめ

2025-06-15 | 読んだ本

5月は7冊読みました。
読みやすい本が続いたからかなぁ~
ファンム・アレースのシリーズが
読みやすくてサクっと読めたからかなぁ~

その次からは、ちょっと浅い感じの読書感かな?
感動が深すぎるのも疲れるんだけど
期待が大きすぎてアレ?っておもいながら
読み続けるのもちょっとね・・・(;^_^A

5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1751
ナイス数:29

宇宙のみなしご (角川文庫 も 16-8)宇宙のみなしご (角川文庫 も 16-8)感想
初めましての作家さん

両親が不規則シフトで帰ってこないことが時々ある家庭で、
中2の姉と中1の弟が、自分たちで作り上げた遊びを決行。
そこに同級生の七瀬さんと、いじめられっこの
キオスクも加わる。
ところが、キオスクの不登校から、事件が発生・・・

事件が起こると、学校側含めて当事者たちは
火消しにやっきにんるんだなぁ
あくまでも自分たちは「いい人」であり続けたい。

これから立ち向かうぞ!ってところで終わるのがいい。
元担任が、大切なアドバイスをくれる人でよかった。
新しい担任がいい人とは限らない。
読了日:05月29日 著者:森 絵都
はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-16)感想
伝承が語り継がれ、魔術師たちが宮廷に仕える世界。
予言の王女が、花の都・ファルクラウンに生まれた。
ふたりは周囲に愛されて育つが、呪われた魔術師によって
宮廷は支配され、人々は騙された・・・

現代と異世界がリンクしてると思ったらワクワクしたのですが
今一つ物足りなさを感じてしまって・・・

伝説と呪いと歌と魔術。
よいテーマは並んでいるのに、ちょっと盛り上がりに
欠けたかなぁ
塔に幽閉されている双子の片割れが気になって気になって
読み続けたって感じです(^◇^;)
読了日:05月27日 著者:村山 早紀
(P[む]1-6)海馬亭通信2 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[む]1-6)海馬亭通信2 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
風早の街の「海馬亭」を中心に広がる別の物語の続編

由布が残した三通の手紙。
リチャードさんや、コックさんの正体がわかると
まるで「コンビニたそがれ堂シリーズ」のようで
ニヤリとしてしまいます。

千鶴は、歩けなくなった景をつれて海馬亭に戻ってくる。
由布は、やまんばの娘だから年を取らない。
だからみんなの前に姿を出せなかったんだけど、
そんな気遣いは無用だったようです。

景は、優しすぎる故に病んでしまったらしい。
もっと子供らしく甘えてわがままになってもいいんだよ。

全てが優しい物語でした。
読了日:05月21日 著者:村山 早紀
(P[む]1-5)海馬亭通信 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-5)(P[む]1-5)海馬亭通信 (ポプラ文庫ピュアフル む 1-5)感想
風早の街の「海馬亭」を中心に広がる別の物語

やまんばの由布は、いなくなった父を探しに
風早の街にやってきた。

由布は小学生の千鶴と出会い、祖母のお銀さんが営む
「海馬亭」に下宿することになる。
そこでは、大学生なのにゲーム会社で仕事してる玲子さんや
おネエ歌手のリリーさん、ピアニストの伊達さんに
幽霊の純子さんを交えて魅力的なキャラたちが織り成す
優しくも温かい物語。

そして、一度は誰もいなくなった海馬亭。
けれど大人になった千鶴や他の面々が戻ってくるところで
続きが気になる終わり方です。
読了日:05月15日 著者:村山 早紀
ファンム・アレース(5)(下) (講談社文庫 こ 73-33)ファンム・アレース(5)(下) (講談社文庫 こ 73-33)感想
シリーズ完結編

魔女の思うままの世界になどさせはしない! 
聖なる魂を守るために仲間たちと共に、知恵と力を合わせて
突き進むララたち一行。

けれど肝心なところで作戦が予定通りに行かない。
絶体絶命の危機から最後ににララを救ってくれたのは?

更に、悪魔アロウラが言った「隠されたもの」が
ここで発動するとわぁ~
でもグールがいるから大丈夫だと内心思ってたので
ヒヤヒヤしたものの、ちょっとだけホッとしました。

幸せは、変わらない日々の中にある。感動の完結編。
読了日:05月12日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース(5)(上) (講談社文庫 こ 73-32)ファンム・アレース(5)(上) (講談社文庫 こ 73-32)感想
シリーズ第5弾

魔女アイガイアに挑むために旅は最終決戦へ!

死の街で危機的状況に陥る男性陣。
サーブルとグールが、やたらとカッコよかった。
サーブルの話しかたがアレだけど・・・(○ ̄m ̄)

危険にぶち当たる度に、この二人は人間じゃないと思ってしまう。
グールがサーブルに執着する理由も気になるところですが
グロ描写はあるものの、たぶん大丈夫だと思えるところが
別の意味で怖いですよね(^◇^;)

それぞれが物凄い能力の持ち主だと認識できたところで
魔女の住む地へと乗り込むぞ。

読了日:05月08日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース(4) (講談社文庫 こ 73-29)ファンム・アレース(4) (講談社文庫 こ 73-29)感想
シリーズ第4弾

旅を続けるララたち一行。そこに姿を現したのは、以前、
ララ達を襲った暗殺者の1人。
片割れが呪力にやられているようだった。
儀式によって呪いの正体が女怪だと突き止めたララは言った。
「出発の用意をせよ、エサよ…… いや、バビロン」
「わざとだろ!今のわざと間違えたろ!!」

こういう笑いを忘れないところは好きですよ♪
そんなこんながあって、更に仲間が加わって
いよいよ魔女アイガイアと対決すために、先へと進む。
いいですねぇ~。
剣と魔法の冒険譚もいよいよクライマックスへ!

読了日:05月02日 著者:香月 日輪

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月 読んだ本まとめ

2025-05-13 | 読んだ本

4月は8冊読みました。
薄い本だったし、読みやすかったからスラスラ読めました。
全て香月 日輪さんのシリーズです。
魔法の塔シリーズとファンム・アレース シリーズ。

魔法の塔シリーズの7巻の準備をしてるところで
お亡くなりになったらしいので、続きが読めない(T□T)
彼女の作品は全部読みたいと思ってます。

4月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1792
ナイス数:46

ファンム・アレース3 (講談社文庫 こ 73-23)ファンム・アレース3 (講談社文庫 こ 73-23)感想
シリーズ第3弾 ララを狙う魔女はアイガイア。魔人ウェンディゴの司祭。 聖魔の魂を作り上げる為に、王家に悪意の種を撒いた。 魔女を倒すため、賢者ナーガルージュナのもとへと向かう ララ、バビロン、ラージスとテジャ。 途中で立ち寄った村で、黒魔導士を連れた山賊を倒し 賢者ナーガルージュナの住む村に到着した。 悪魔召喚でヒントを得て、ノゴージャンという魔導士に会うため、賢者の弟子であるアティカを加えて旅立った。 バビロンが修行で、ボロクソにやられるのが笑えました。 更に楽しくなってきましたねぇ~
読了日:04月25日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース 2 (講談社文庫 こ 73-16)ファンム・アレース 2 (講談社文庫 こ 73-16)感想
シリーズ第2弾 運命としか言いようのない出会いによって、その後の進路を 決めたララとバビロン。 オババの師である魔導士ビベカに会うべく旅立った二人は、 道中で出会った者達から学び託されビベカの住まいに到着。 そこでの孫のナージスに会い、ビベカの残像との対話。 血塗られた王家の歴史は、ララの魂を手に入れようと企んだ 魔女の仕業だった。 ララ達は、ビベカから助言された賢者の元に向かう。 うおぉ~(((p(>◇<)q))) これぞ冒険!剣と魔法の冒険譚。 ワクワクするではないのぉ 続きを読みます!
読了日:04月22日 著者:香月 日輪
ファンム・アレース 1 (講談社文庫 こ 73-14)ファンム・アレース 1 (講談社文庫 こ 73-14)感想
シリーズ第1弾 鍛え上げられた褐色の身体に獅子の髪。 青緑の瞳は水霊の棲む泉の色。 額に第三の眼の入れ墨をした三つ目の剣士バビロン。 奇妙な縁で加勢したのは、年寄り口調で偉そうな、まもなく 10歳になるという少女ララだったが、うっかり騙されて 契約させられた契約魔術の本当の主だった? 二人の旅の始まり。 夢と冒険。神秘と恐怖。剣と魔法。そして・・・ これは楽しいシリーズの始まりです。 全巻制覇しますとも(* ̄_ ̄)9
読了日:04月18日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔 (6) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔 (6) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第6弾。 魔法の塔の住人の龍神とノブとエスぺロスは、 修学旅行で一緒の方が楽しいからと同じクラスに。 旅行そのものを楽しむ最中、龍神が一人暮らしと聞いて、 生活には責任が伴う事をクラスメイトが重く受け止める。 普段とは違う空間で、色んなタイプの人間性が見えてくる。 いやぁ~北海道の修学旅行だから、自分の思い出と 被りまくりで懐かしかったぁ~ 次巻の構想を練っている時に、著者が亡くなった。 続きが読めないなんてショックだ・・・ 読んでいない本を大人買いして、読みつくすと決めました。
読了日:04月15日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(5) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(5) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第5弾。 妹の晶子の同級生がいじめを受けているらしいと エスぺロスから聞いた龍神。 自分がなりたい者になれない苛立ちを、対象にぶつける。 それがいじめ。 龍神たちは、晶子がいじめられていないことにホッとしたが それが身近なものの本音。 ただ、晶子の対応は、兄達の想像以上に大人だった。 相手に寄り添えるって、そういうことだよねぇ。 そんな中で飛び出した秀士郎の恋愛事情と江角の関係も おおいに楽しませてもらいました。
読了日:04月11日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(4) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第4弾。 前作で、二年のイケメンハーフ:一色雅弥と偶然知り合い 塔に連れ帰った事で、雅弥も秀じいが見えることが判明。 彼も天才だが、悩みもある。 名門の進学校では、焦りと嫉妬でストレスのはけ口を とんでもない方向に持って行く輩もいた。 自分が気持ち悪いからと、秀二郎じいちゃんやエスぺロスに 解決策を素直に聞けるところがノブのいいところ。 雅弥のピアノ「リスト」のラ・カンパネラや エスぺロスのバイオリンと雅弥のピアノで 「サン・サーンス」白鳥も聴きたいわぁ~(〃▽〃)ポッ
読了日:04月09日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(3) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(3) (角川文庫)感想
魔法の塔シリーズ第3弾。 龍神のクラスにエスぺロスが転入してきた? 外国人で美少女のエスぺロスもといキャロリーナ。 小テストでいきなり満点1位を取って周りを驚愕させ 妬み焦りと憎しみの感情をまき散らした。 その感情は、浅ましい事件を引き起こすのだが・・・ 妬みや恨みって、誰もが心に秘めたものだったはずなのに イジメや嫌がらせという形で堂々と行動に移せる輩が いるんだなぁ~と改めて認識しました。 それをわかりやすくお話に紛れ込ませて違和感なく 納得させるから、香月さんのお話は大好きです♪
読了日:04月04日 著者:香月 日輪
僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)感想
シリーズ第2弾。 高校の合格発表の場面からはじまるった本作。 高校生編らしいです。 高校に入って、色々と考えなきゃいけない時期に、 厄介な問題が降ってきた! 江角がいた部屋には、魔法陣があり、時々他の次元から 魔女や魔導士や旅人が江角の紹介でやってくる。 そこにやって来たエスぺロスとは?? なんてテンポの速い展開。 信久とおじいちゃんとギルバルスとの生活に 新しい仲間が加わっただけでなく?? いやぁ~楽しい! 楽しいながらも考えさせられる。 さて、次巻ではどんな楽しい事が待ってんのかなぁ
読了日:04月03日 著者:香月 日輪

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月 読んだ本まとめ

2025-04-13 | 読んだ本

3月は8冊読みました。
全て香月 日輪さんの作品なので
とっても読みやすかったです。
大江戸妖怪かわら版シリーズ6冊
最終巻の7巻を買い忘れてましたぁ~

そして、僕とおじいちゃんと魔法の塔シリーズの
第1巻。このシリーズは予想してたのと
全然違って、すごく良いですо(ж>▽<)y ☆
楽しみ過ぎますぅ~

3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1680
ナイス数:29

僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)感想
シリーズ第1弾。 小学6年生の龍神(タツミ)は、やりたいことを見つけられずにいたが 海辺の私有地の先の岬に、黒い塔を発見。 そこには、僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが住んでいた! しかもその塔には、もっと驚く秘密もあって・・・ このシリーズを小学生の時に読んでいたらと思ったわぁ。 まるで禅問答のように考えさせる。 子どものうちに、自分を見つめるというクセをつけていたら もう少しまともな大人になれたかも?(;^_^A 香月さんの作品は、本当に色んな事を考えさせられます。 続きを読みます♪
読了日:03月31日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版 (6) 魔狼、月に吠える (講談社文庫 こ 73-26)大江戸妖怪かわら版 (6) 魔狼、月に吠える (講談社文庫 こ 73-26)感想
シリーズ第6弾。 友あり、遠方より来たる 船が、来る 灯火親しむ書より酒 これはこれはとばかり、花の山 彼は誰そ、誰そ彼そ 魔狼、月に吠える 月に叢雲、花に風 大江戸に遊びに来た大浪速の修繕屋さんは変身していて? 百雷の旦那の妹と、謎の佐保風という美少女と鬼火の旦那を 加えて大江戸見物に出かけたのだが・・・ 渡来船に紛れ込んでやって来た魔狼(フェンリル)の災厄に 大江戸も大混乱。災厄を無事に終息させたのは・・・ ドタバタの修繕屋さんの大江戸見物でした。 次はいよいよ最終巻。買うの忘れたけどぉ~
読了日:03月27日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く (講談社文庫 こ 73-17)大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く (講談社文庫 こ 73-17)感想
シリーズ第5弾。 二百十日過ぎゆきて 乾風けちらす春疾風 雷馬襲来 雀、大浪花に行く 食い倒れて候 水を飲みて源を知る 風巻立ち、船は走る 雷と大波を呼ぶ神獣「雷馬」が大浪速の街を襲うらしい。 雀と桜丸は、大難関である大首の旦那を説き伏せ大浪速へ。 修繕屋からは、鬼火の旦那との出会いは奇跡的としても 奇跡の意味を知ることができるのは本人だけらしい。 そんな話をしながら修繕屋の家でたこ焼きパーティー そして大浪速で食い倒れぇ。 肝心の雷馬の話は、ちょっとだけでした(^◇^;)
読了日:03月25日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城 (講談社文庫 こ 73-15)大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城 (講談社文庫 こ 73-15)感想
シリーズ第4弾。 風にうそぶき、月をもてあそぶ 水鳥、桜に舞う 薫風吹きて、夏来る 天より落ち来る者あり 天空の竜宮にて 雀、神と会う 神守り、姿を現す 向こうにも荒神様 『大江戸妖怪かわら版(4)』用語辞典! 花見の席での泥酔騒ぎと救出劇。その模様をかわら版で報告。 盛り上がる雀たちの元に落ちてきたのは、救出した少女の 依頼で、雀を村に招待するのだが、その村は天空の竜宮城! そこでの不思議体験と帰りの危機。相変わらず忙しい雀だが 鬼火の旦那って、何者だ??
読了日:03月19日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 (講談社文庫 こ 73-11)大江戸妖怪かわら版3 封印の娘 (講談社文庫 こ 73-11)感想
シリーズ第3弾。 坊様、裾をからげて走る 雀、封印の娘に会う 雀、料られる 金十郎にあやまり行燈油差し 白鬼春雷を纏い花を舞い散らす まだ浅き春かな 『大江戸妖怪かわら版(3)』用語辞典! 桜丸や旦那たちと年越しをした雀は、大江戸三大座の筆頭、 日吉座の花形役者:蘭秋大夫から初興行に招待された。 舞台を見た雀は、脚本を書いた雪消(ユキゲ)に興味を持つが、 座敷牢の存在に驚き、改めて白鬼である雪消の話を聞いた。 そんなある日、上級武士のボンクラ息子から高慢な縁談を 承知しろとの申し入れがあり・・・
読了日:03月17日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二 (講談社文庫 こ 73-9)大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二 (講談社文庫 こ 73-9)感想
シリーズ第2弾(異界より落ち来る者あり 後篇) 子ども、異界を歩く 異界にて生まれ変わる 遠きにありて思う 雀、かわら版屋になる 芍薬、牡丹、百合、蘭秋 雀、芝居を見物す でんつくに付ける薬なし 季節移りて木の芽吹く 『大江戸妖怪かわら版(2)』用語辞典! 辛過ぎる経験をしてきたこどもが、出会いと出来事に 胸をときめかせ、「雀」という名前をもらい この大江戸で生きていく事を決めたお話。 読みやすいのでサクサク読めますよぉ~
読了日:03月12日 著者:香月 日輪
大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫 こ 73-7)大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫 こ 73-7)感想
シリーズ第1弾 雀、蜃気楼に永遠を見る 異界より落ち来る者あり 天空の庵にて思う 童女、異界を見聞す 桜貝の海に遊ぶ 月下に白菊咲く 風かわりて夏きたる 『大江戸妖怪かわら版(1)』用語辞典! いきなり火事場の描写と、いなせなお江戸言葉。 けれど登場人物は妖怪だらけで、人間は雀ただ一人。 これは魔都・大江戸という異世界でのお話。 テンポの良い語りと話の進み方が香月 日輪さんだぁ~と 嬉しく思いながら、一気に読み進められます。
読了日:03月10日 著者:香月 日輪
わが家は幽世の貸本屋さん ―胡蝶の夢― (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん ―胡蝶の夢― (ことのは文庫)感想
シリーズ短編集 「第一話」 春暁 「第二話」 玄鳥至る 「第三話」 男たちの晩夏 「第四話」 親子談義 「第五話」 初めてのお手伝い 「閑 話」 陰日向に笑う 「第六話」 最後の日 【書籍未収録短編集】 本編の隙間を補う数々の短編エピソード 幽世の春だけでなく、夏織と水明に訪れた幸せな春の話を 筆頭に、夏織が母となり、店を譲る時までと、笑える話を 混ぜ込んだ短編集。 幽世の貸本屋の関係者たちは、人もあやかしも、みんなが 優しさに溢れていた。
読了日:03月06日 著者:忍丸

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月と2月 読んだ本まとめ

2025-03-30 | 読んだ本

ズボラ過ぎて1月分のアップを忘れておりました(;^_^A
とりあえず、1月は3冊読みました。
・雨宮兄弟の骨董事件簿 2 (角川文庫)/高里 椎奈
・雨宮兄弟の骨董事件簿 3 (角川文庫)/高里 椎奈
・わが家は幽世の貸本屋さん -偽りの親子と星空の約束- (ことのは文庫)

どれも好きな作家さんと、好きなシリーズなので
問題なく読めました。

1月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:752
ナイス数:14

2月は4冊読みました。
2月は貸本屋シリーズの最終巻まで読めました。
楽しい時間でしたぁ~
結構ウルっとしましたよ。
3月も、もう終わりますが、楽しめますように。

2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1280
ナイス数:29

わが家は幽世の貸本屋さん―無二の親子と永遠の約束― (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん―無二の親子と永遠の約束― (ことのは文庫)感想
シリーズ第5弾。完結編

「序 章」 運命の日に
「第一章」 養父の背中
「第二章」 薄玻璃の幸福
「閑 話」 真贋問答
「第三章」 永遠に語り継がれる物語
「最終章」 わが家は幽世の貸本屋さん

今回の小ネタは背景が興味深すぎて
気持ちも脳みそもいっぱいいっぱいですよ。
東雲が東雲になるまでの話が興味深かった。
語り継がれる物語も、粋な演出にグッときました。
なにより、最終章がよかった。
隙間を埋める短編集も楽しみです。
読了日:02月27日 著者:忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん-残月の告白と妖しい秘めごと- (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん-残月の告白と妖しい秘めごと- (ことのは文庫)感想
シリーズ第5弾。

「序 章」 告白の行方は甘酸っぱさと共に
「第一章」 屋島寺の善行狸
「第二章」 二ツ岩の出家狸
「閑 話」 優しい人、厳しい人、愛おしい人
「第三章」 異類婚姻譚のその後は
「第四章」 絵島の浦で“秘めごと”を解く
「終 章」 残月の下で告白を
「続 章」 とある彼の“秘めごと”

夏織のどさくさ紛れの告白で、どうなる?と思いきや
化け狐の白蔵主が、怒鳴り込んできた。
それを止めるため日本三大狸が結束!
ナナシと玉樹さんの正体もわかる。
ナナシとの意外な過去も!読みどころ満載です。
読了日:02月19日 著者:忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん-春風の想いと狐面の願い- (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん-春風の想いと狐面の願い- (ことのは文庫)感想
シリーズ第4弾。

「序 章」 瑠璃色の春
「第一章」 麗らかな季節に戯れ遊ぶは山の神
「第二章」 北の外れで、終わりの続きを
「幕 間」 瞬間、交錯する
「閑 話」 切り取られた世界で僕たちは
「幕 間」 いつまでも狭い世界に沈む僕は
「第三章」 貸本屋ゆうれい
「第四章」 偽りの想いを花水木の願いに込めて
「終 章」 君だけの“居場所”
「余 談」 忠犬、ふたり

山万加加智への水明の俺様接待がツボ!!津軽海峡の黒神や太宰ネタも楽しかった。
水明の父親の歪みっぷりがスゴ過ぎ。
犬神の赤斑がイケメン
読了日:02月10日 著者:忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん-黒猫の親友と宝石の涙- (ことのは文庫)わが家は幽世の貸本屋さん-黒猫の親友と宝石の涙- (ことのは文庫)感想
シリーズ第3弾。
「序 章」 橄欖石の涙、黒猫の見る夢
「第一章」 神遊びの庭で
「第二章」 貸本屋の恋愛事情
「第三章」 幽世のメリークリスマス
「閑 話」 幸せの定義、幸せのありか
「幕 間」 狐面の男はひとり酔いしれる
「第四章」 安達ヶ原の母子
「終 章」 雪解けの日に

水明の母親、お豊さんの母親、夏織の母親の事。
血の繋がらずとも愛の深さは親と変わらない東雲やナナシ。

夏織の母親の事が明かされる本作。
あやかし流の愛は、十二国記の折伏した妖魔と麒麟のようで
妖しくて切ないです。
読了日:02月03日 著者:忍丸

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年 読書のまとめ

2025-01-13 | 読んだ本

年に一度のお楽しみ(個人的に)
2024年のお気に入り本の発表。
読書で振り返る1年って、いいですよね(^◇^;)
2024年は、シリーズ物にハマったので
個別の作家さんが少ないです(;^_^A

そして、不思議・怪奇・妖系がほとんどですね(○ ̄m ̄)

さて、2024年の読書メーターの結果は
読んだ本の数:55 (゚O゚;アッ!去年と同じだった(;^_^A
読んだページ数:16370
ナイス数:565

2024年 お気に入り作品発表

上位5位まで ↓タイトルクリックでレビューに飛びます。

1位 まほり(下)
   民俗学ミステリ 上下巻の下巻レビューです。
   さすがは言語学者さん。難解ですが、面白い。
   久しぶりに焦りと緊張で心臓バクバクでした。
   「まほり」の意味が分かった時の恐ろしさったら!

2位 BURN 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子
   シリーズ完結編 上・下巻
   比奈ちゃんが好きすぎて、読めなかった最終巻。
   彼女が来る事を知って、読む決心をしました。
   超高度なセキュリティーのセンターに侵入していた
   影人間達との壮絶戦い。世界一強い武器とは!
   
3位 アイズ 猟奇死体観察官・児玉永久
   内藤了氏の「藤堂比奈子」シリーズ、スピンオフ。
   永久君のお話です。
   自らの瞬間記憶能力で、捜査協力を申し出る永久。
   比奈子と恵平の共演が、本当に嬉しかったぁ。
   永久が受入れられる事が増えてくのも嬉しかったぁ。

4位 黒仏 警視庁異能処理班ミカヅチ
   シリーズ第5弾。
   銀座のど真ん中で白昼に無差別殺傷事件発生。
   目撃した赤バッヂがミカヅチ班に報告。
   犯人は切り落とした耳を噛んでいた?
   「扉」を動かす程の力がコワイわぁ~
   そして、怜が着実に成長してます。

5位 准教授・高槻彰良の推察(10) 帰る家は何処に
   シリーズ第10弾
   和やかムードで始まった時ほど、心に受ける
   ダメージは大きいのか?と学習した。
   尚哉や佐々倉もマジで焦り、林原も慌てたでしょう。
   お母さんの壊れっぷりが酷くて、比例するように
   高槻先生がダメージを喰らってます。
   
●2024年に読んだ本一覧です。順不同

・忍丸
わが家は幽世の貸本屋さん -あやかしの娘と祓い屋の少年-
後宮の禁書事情

・高田 大介
まほり 上・下巻

・竹村優希
大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人 1~7巻

・香月 日輪
地獄堂霊界通信 2~8巻

・沖田 円
怪異相談処 がらくた堂奇譚

・藤木 稟
バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件
バチカン奇跡調査官 二十七頭の象
バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

・金子ユミ
千手學園少年探偵團 また会う日まで

・澤村 御影
准教授・高槻彰良の推察9 境界に立つもの
准教授・高槻彰良の推察EX2
准教授・高槻彰良の推察10 帰る家は何処に

憧れの作家は人間じゃありませんでした 2~4巻

・喜多 喜久
死香探偵-生死の狭間で愛は香る
死香探偵-真心は捧げられた死と香る

・森 雅裕
ベートーヴェンな憂鬱症

・内藤 了
BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 上・下巻
アイズ 猟奇死体観察官・児玉永久

迷塚 警視庁異能処理班ミカヅチ
黒仏 警視庁異能処理班ミカヅチ

・竹林 七草
警視庁呪詛対策班 出向陰陽師と怪異嫌いの刑事

お迎えに上がりました。 

 国土交通省国土政策局幽冥推進課 1~7巻

・蒼月 海里
モノノケ杜の百鬼夜行
モノノケ杜の百鬼夜行 疫病退散の噺

・木古 おうみ(キフル オウミ)
領怪神犯 1~3巻

・道尾 秀介
いけない

・榎田 ユウリ
ここで死神から残念なお知らせです。
死神もたまには間違えるものです。
ところで死神は何処から来たのでしょう? 
死神と弟子とかなり残念な小説家。

2025年も、楽しい読書時間を過ごせますように(>人<;).

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月 読んだ本まとめ

2025-01-01 | 読んだ本


ズボラ管理人なので月1更新みたいになってます(;^_^A
旧年中は、気にして来てくれてありがとうございます。
今年もこんな感じですが、よろしくお願いします。

さて、本のまとめに入ります。
12月は4冊読みました。
タイトルからして面白そうだったのですが
どうやら国交省の書店で売上No1だったそうです。
確かに、さりげなく挟み込まれた法律を
地縛霊の立場から解説していて上手すぎます。

しかも笑って怒って泣けるお話にもなっていて
話の持って行き方もうまいです。
年末ぎりぎりまでかかって楽しく読みました。
さて、来年・・・もう今年ですね。
どんな本との出会いがあるのか楽しみです。


12月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1176
ナイス数:46

お迎えに上がりました。 7 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 7 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ完結編。

職場が消えた?誰とも連絡が取れず、就活に戻ったが
前職の話を聞かれて、守秘義務が重くのしかかり・・・

一章 自動運転は、児童を見守る緑のおばさんにも反応しますか?
二章 就職戦線、怪異なし。
三章 死神を、お迎えに上がりましょう!
エピローグ、あるいはプロローグ。

最後までウルウルしたり、クスっとしたりと、
ギョっとしたりと楽しいシリーズでした。
現実問題を織り交ぜて、本当に勉強になりました。
国交省の書店で売れているってのも、納得です。
読了日:12月25日 著者:竹林 七草

お迎えに上がりました。 6 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 6 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ第6弾。

不当に国土を占拠している地縛霊という元国民様を幽冥界に
ご案内するのが幽冥推進課のお仕事。
そこに特定空き家に住み着いた地縛霊も追加して欲しい?

一章 空き家はやっぱし、あきませんか?
二章 一口だけでいいですから。
三章 一口だけなんて許しませんから。
幕間 幽冥推進課のオフィスが・・・!?

今回は、3作とも泣けました。
特定空き家で、心霊写真として騒がれたものや、
ヒダル神となってしまった子供の健気な理由に
涙失くして読めませんでしたぁ。
そして、更には幕間でも・・・(T□T)
読了日:12月18日 著者:竹林 七草

お迎えに上がりました。 5 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 5 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ第5弾

夏季休暇の日程で悩んでいた夕霞に新しい依頼が・・・
一章 いつまでも心配しなくていいんだよ。
二章 夕霞の里帰り。
三章 夕霞の里帰り 延長戦。
幕間 寝たふりをしていた火車が夕霞の妹に姉のことを頼まれた。
   けれどそれは・・・

東日本大震災を題材にした話はキツイです。
映像で流れた場所にネッ友さんがいる!連絡がつかない。
その時の恐怖がフラッシュバックする。
現地の人達はそれどころじゃなかったと思うけれど。
だからこその話に涙腺崩壊でした。
他2作は、夕霞の実家でのお話。
読了日:12月11日 著者:竹林 七草

お迎えに上がりました。 4 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 4 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ第4弾。

未練を遺して国土に不法逗留している地縛霊様を
幽冥界にご案内する業務。それが幽冥推進課のお仕事。
今日も今日とて様々な未練に夕霞が飛び込みます!

一章 ちゃんともらってくださいね?
二章 死ねばいいのに・・・?
三章 坂の上にも三年。
幕間 幽冥推進課の存続に関わる危険な会話・・・

このシリーズは、空き家とか空き地の所有者を巡る
法律を分かり易く小出しにしてくれるので勉強になります。

拝啓、牛様。かねてよりお慕い申しております。
特にあなたのバラとかロースの辺りが大好きです。
読了日:12月04日 著者:竹林 七草

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月 読んだ本まとめ

2024-12-15 | 読んだ本

11月は4冊読みました。


10月中に読んでいたシリーズの最終巻と
新しいシリーズ。
死神シリーズは、まさかのSFチックな結末に
その意外性を期待しながらもビックリ(^◇^;)
毎回、新しいシステムが出てきてワクワクでした。

新しいシリーズは、文句なしのお話で
まさかの国土交通省のあまり知られていない部署。
しかも第二弾の解説が、国土交通省国土政策局長 野村正史氏
本物来たー!!
国土交通省内の書店の売上ランキング1位だったそうですよ。
それだけ国土交通省の仕事と関わった内容ですが
お相手が地縛霊っていうのが好みでした。
しかも、笑いあり涙ありでテンポもいい。
シリーズをまとめ買いしてよかったです。
もう少しこのシリーズが続きますよ♪

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1152
ナイス数:56

お迎えに上がりました。 3 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 3 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ第3弾。 一章 いまも居間にいますからね。 二章 死神と、火車先輩の遺言。 三章 火車先輩のためのお葬式。 幕間。 火車先輩の事が気になって、前の巻を読んだ後に ちょっとズルをしました(;^_^A ここでは死神が、似たような心境の人を呼び集めて 自殺者を増やすという設定ですが、個人的な経験では 集まった霊は悪意の塊となって自殺の名所が作られます。 恐ろしい場所ですよ。
読了日:11月28日 著者:竹林 七草
お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ第2弾。 一章 おんぶに抱っこは、ほどほどに。 二章 正しい休暇の過ごし方。 三章 道路のお稲荷さん。 幕間 お稲荷様と辻神課長との、不吉な会話・・・ 解説が!!国土交通省国土政策局長 野村正史! 本物来たぁ~!! 国土交通省内の書店で、ランキング1位だったそうですよ。 笑いあり、涙あり、想いと勢いだけでは解決できない、 母と子の心が絡んだ問題。 良かれと思って取った行動が予想外の結末に。 凹む夕霞だが、脇を支える妖怪たちが頼もしい。 そして猫型の火車先輩の様子が心配です。
読了日:11月20日 著者:竹林 七草
お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
シリーズ第1弾。 まれに憲法の適用外になっているにもかかわらずこの国の 国土を占拠し、不法に居座り続けている方々がいる。 かつては国民であった者たち-死者と呼ばれる方たちだ。 特に施設、交通網への不法占拠率が高く、悪影響を 引き起こしやすいのが地縛霊の方たちだ。 地縛霊の方々に、ご理解ご納得いただいた上で 幽冥界までご案内するのが、 幽冥推進課の仕事だ。 読んでから、そういうことかぁ~っていうのが わらわら出てくるんだけど、楽しめました。 全7巻。シリーズ大人買いしたので、読むぞぉ~♪
読了日:11月13日 著者:竹林 七草
死神と弟子とかなり残念な小説家。 (新潮文庫 え 25-4 nex)死神と弟子とかなり残念な小説家。 (新潮文庫 え 25-4 nex)感想
シリーズ第4弾。 あの死神が、弟子の育成をする? しかも見習いになったのは、ダサ童顔ヤンキー。 仕事のためと、与えられた制服は・・・(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! 与えられた名前は、ナナ・・・(,,-_-) 色んな意味で異色尽くしで、面白すぎました。 エグイ設定もありましたが、死神のシステムが たまりません。 天堂先生と死神:余見透は、何気に仲良しか? ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌと、 バレエ「くるみ割り人形」金平糖の精の踊りが 嬉しかったです。
読了日:11月08日 著者:榎田 ユウリ

読書メーター

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月 読んだ本まとめ

2024-11-09 | 読んだ本

10月は5冊読みました。
10月も楽しい読書になりましたよ。
まずはシリーズを追いかけているミカヅチシリーズ。
安定の面白さで、あっという間に読んじゃいました。

新しいシリーズに手を出したんだけど
この死神シリーズも、死神の法則的なものが
面白すぎて、シリーズ追いかけ中です。
サクっと読める軽い仕上がりなので脳みそが
凝っている時には、お勧めです。

「いけない」は、タイトルの意味を間違えてマシて、
読んで納得というか、そもそも推理ができない(;^_^A
ストーリーが進んで見えてくるものからのダメージが
結構大きかったです。

10月は忙しかったけど、良い気分転換になりました♪

10月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1456
ナイス数:70

ところで死神は何処から来たのでしょう? (新潮文庫nex)ところで死神は何処から来たのでしょう? (新潮文庫nex)感想
シリーズ第3弾。 気付いたら森の中にいて、記憶喪失状態。 しかも傍にいた死神に「既に死んでいる」と告げられ、 本作の主人公である死人は、そんなわけあるかぁ~と 思いつつ、死神を可哀想な人と認定。 いつもの正常な書き出しである。 病院で階段から転落したのは理解したが、何故森に? そんな中、ストーカーの存在が明らかに。 更に、妹が誘拐され? そして最後の予想外の出来事に驚愕! 何が楽しいって、死神の法則っていうの? こういう発想って好きです! 天堂先生が、ちゃっかり登場してて驚きました。
読了日:10月31日 著者:榎田 ユウリ
死神もたまには間違えるものです。 (新潮文庫nex)死神もたまには間違えるものです。 (新潮文庫nex)感想
シリーズ第2弾 このシリーズって、死神が出てきて、口出しするんだけど、 基本は「もう死んでいる」人が主役で、その人目線で語られる。 今回は路線バス急停車事故だから、そこでお亡くなりになった 人達の回想やら、事故後の話が語られるんだけど、 その中でもメインになっているのが高梨なのに高橋と 名前を間違えられても訂正しようとしないサラリーマン。 さて、死神は何を間違ったのか?? これは、サクっと騙されましたぁ~ まさかの終わり方に、これもありだと思いました。
読了日:10月24日 著者:榎田 ユウリ
ここで死神から残念なお知らせです。 (新潮文庫nex)ここで死神から残念なお知らせです。 (新潮文庫nex)感想
二度目ましての作家さん 「残念ですが、あなたはもう死んでます」 「あら、私ったら死んでいるの?」 「はい。ご愁傷様です」 初っ端から軽すぎる「お前はもう死んでいる」宣言! しかもそれを言ったのが死神ですか? 超絶美形の上に、ピンストライプのスーツ姿で、 アタッシュケースを持って、更に保険まで取り扱っている。 死んだことに気付かないで日常をつい送っている死人に、 現状とその後をコミカルにテンポ良くて、サクっと伝える。 しかも死神の仕事も組織立ってるのが面白すぎる! これはシリーズ追いかけますよ。
読了日:10月17日 著者:榎田 ユウリ
いけない (文春文庫 み 38-5)いけない (文春文庫 み 38-5)感想
二度目ましての作家さん。 ミステリは未だに初心者なので「推理が出来ません」 著者の手のひらの上で転がりまくりたいタイプです。 第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」 第二章 「その話を聞かせてはいけない」 第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」 終 章 「街の平和を信じてはいけない」 一章ごとの写真のヒントは、ハードル高すぎでした。 終章の写真は、ネタバレになるから書けないけど・・・ 最終章のタイトルが全てを語っているじゃない。 そして、これって、今の社会そのものじゃないの。 コワイわぁ!
読了日:10月10日 著者:道尾 秀介
黒仏 警視庁異能処理班ミカヅチ (講談社タイガ ナ-B 15)黒仏 警視庁異能処理班ミカヅチ (講談社タイガ ナ-B 15)感想
警視庁異能処理班ミカヅチ シリーズ第5弾。 銀座のど真ん中で白昼に無差別殺傷事件発生。 目撃した赤バッヂがミカヅチ班に報告。 犯人は切り落とした耳を噛んでいた? その肩には黒い奇妙なものが乗っていたという。 直後に発生した人死にの事件でレベル4確定。 そして「扉」が突然活発な動きをみせる。 コワイわぁ~ 扉を動かす程の力がコワイわぁ~ そして、怜ががんばってくれましたね。 一度しかやってないのに、二度目でサクっと成功させるなんて 成長してるのね・・・ 続きが楽しみです。 あ・・・間もなく発売ですね。
読了日:10月02日 著者:内藤 了

読書メーター

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする