「ヤング・ボンド」
チャーリー・ヒクソン 作
伏見威蕃 訳
学習研究社
若きジェイムズ・ボンドの
お話
イギリスの名門イートン校に
入学したジェイムズ
独特のしきたりに戸惑い
友達に助けられたり
上級生に目をつけられたり
「ヘリボア杯」に参加して
ひと騒動あったり
そして復活祭のお休みに
おばさんの家に行く列車で
レッドと名乗る少年に出会い…
…
本家イアン・フレミング財団公認の
ジェイ . . . 本文を読む
「虐殺器官」
伊藤計劃
早川書房
飛行機や建築に人工筋肉が使われ
ナノ物質で治療やデータ処理ができる時代
世界は情報管理体制を強化し
テロを一掃した
米軍特殊部隊シェパード大尉は
ある男の暗殺命令を受け
仲間と作戦を遂行する
その男ジョン・ポールは
訪れた国に内乱と虐殺をもたらしている…
…
“虐殺”というだけあって
凄まじい描写なのですが
シェパード大尉のクールな語り口で
静けささえ感じ . . . 本文を読む