NIYAの図書室

本の感想などとともに、
ゆるーい出来事を記録。
写真もたまに…

3つのなぞ

2012年09月25日 | 絵本
「3つのなぞ」 ジョン・J・ミュース 作 三木卓 訳 ぼくの人生で いつが いちばん  だいじなときなんだろう? だれが いちばん  だいじな人なんだろう? なにをすることが いちばん  だいじなんだろう? ニコライは3つのなぞを解こうとする … 雲の切れ間からのぞく青空に 赤い凧が高くあがっている 絵も美しい絵本です 心に語りかける絵本 かな . . . 本文を読む

プロキシマ号

2012年09月07日 | 絵本
「宇宙船プロキシマ号の伝説」 ブライアン・グリーン 作 さくまゆみこ 訳 あすなろ書房 地球から40兆キロ先の プロキシマへむけて 宇宙船プロキシマ号は 人類初の旅をしている 長い時間がかかるため 何世代もかけての旅になる 14歳のイカルスは 宇宙船で生まれ 目的地に降り立つことなく 一生を終えるはずだったが ブラックホールを目にして 小さな冒険を思い立ち実行する … 写真がすばらしい!! . . . 本文を読む

怪談えほん(2)

2012年04月25日 | 絵本
「いるの いないの」 京極夏彦 作 町田尚子 絵 東雅夫 編 岩崎書店 おばあさんの家に 住むことになったぼく そこは古い家で 天井は高く 上の方は暗い なぜか上の方が気になるぼく そして見てしまう!!! … 怖い怖いって! ひさしぶり 毛穴がぎゅっとなって 心臓どきどきしました 見なければいないのと同じ って… おばあさん深いわ 6年生に読み聞かせ… と思ったけど 自分が怖くてムリ . . . 本文を読む

アンジェロ

2011年06月27日 | 絵本
「アンジェロ」 デビッド・マコーレイ 作 千葉茂樹 訳 ほるぷ出版 教会の壁の修復が アンジェロじいさんの仕事 ある日 一羽の傷ついたハトを見つけ 家に連れて帰る 元気になったハトは アンジェロの友達になった そして 教会の壁の修復が終わった時 アンジェロはもうひとつ仕事をする … 読んでて泣いちゃったよ~ ちゃんと読み聞かせできるかなぁ . . . 本文を読む

綱渡り

2011年05月20日 | 絵本
「綱渡りの男」 モーディカイ・ガースティン 作 川本三郎 訳 小峰書店 1974年8月7日 大道芸人のフィリップ・プティが ニューヨーク世界貿易センターで 綱渡りをしたときのお話 ツインタワーは今はなく つらい思い出になっているけれど こんなすばらしい出来事もあったんだと 思わせるお話 実話なんですね! 綱渡り後、警察につかまって 裁判をうけるのですが その判決がいいですよね~ 字が細か . . . 本文を読む

本を食べる男の子

2011年05月06日 | 絵本
「よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし」 オリバー・ジェファーズ 作 三辺律子 訳 ヴィレッジブックス 文字通り 「本を食べる」男の子の話 食べるほど頭が良くなり 一度に何冊も食べられるようになるけど だんだん調子が悪くなり… まさしく「暗記パン」的な話の流れ! ですが 最後はよかったね~てなオチです そうそう ドラちゃんの話って のびちゃんの失敗オチが多くて 小さい時からあまり好き . . . 本文を読む

羊の宇宙

2011年03月24日 | 絵本
「羊の宇宙」 夢枕獏 作 たむらしげる 絵 文藝春秋 高名な老物理学者が 中国天山山脈の山中で カザフ族の少年と 宇宙や物質について話す 文章が多いので 絵本じゃないですね 読んでいる時 現実を少し忘れて 宇宙のことを考えていました 震災が起きてから そういう瞬間はとても貴重かもしれません . . . 本文を読む

歌舞伎絵巻その2

2011年03月02日 | 絵本
「国性爺合戦」 文 橋本治 絵 岡田嘉夫 ポプラ社 中国 明の時代 明国と北の韃靼国との争いに 明国を救うため 父とともに和藤内が海を渡る… 国性爺とは 和藤内の明国での称号(?) 延平王国性爺のこと これは本当に歌舞伎の話? 実際の舞台も見てみたい 和藤内の妻の小睦が 「なんなのよ、この急な展開は!」 って怒るとこ笑えました . . . 本文を読む

へんてこマンション

2011年02月20日 | 絵本
「へんてこマンション」 深見春夫 佼成出版社 サーカスのライオンさんが 訳あってマンションの部屋探し ”へんなひと だいかんげい” と書いてあるマンションを見つけて 中を見てみると 1階はお菓子の部屋! 2階には、なぜかマンションが住んでいる!? さて3階は… 個人的に気になる住人は 2階に住んでいるマンションさん 小鳥に部屋を貸しています おぉ 小鳥がかわいい!!! 7階に住むおばけの . . . 本文を読む

歌舞伎の絵本

2011年02月19日 | 絵本
「菅原伝授手習鑑」 すがわらでんじゅてならいかがみ 文 橋本治 絵 岡田嘉夫 ポプラ社 歌舞伎絵巻シリーズ3 学問の神、天神さまとして有名な 菅原道真公が太宰府に流される際のお話 歌舞伎のお話なので いい人と悪い人がはっきりしています (そこがなんかヘンですが) 字が細かくて分量があるため 読み聞かせは無理かな… それにしても 絵がすごく緻密で 実際の歌舞伎の舞台もこんな感じだろう . . . 本文を読む