「和菓子のアン」
坂木司
光文社
ぽっちゃり系フリーター
杏子が
なんとなくはじめた
デパ地下和菓子屋バイトで出会う
日常の謎
…
たいへんだけど
とても楽しそうなバイト先で
いいなぁ
和菓子の世界の奥深さも
味わえて
1冊で2度おいしいです . . . 本文を読む
「東京ロンダリング」
原田ひ香
集英社
わけありの部屋に
一定期間住むという
ロンダリングの仕事をしている
りさ子
人とかかわらないように
生きていたが
すこしずつ変わっていく
…
人とつきあうことは
しんどいけどがんばろうかな
と思える後味よし . . . 本文を読む
「六人目の少女」
ドナート・カーリージ
清水由貴子 訳
ハヤカワポケットミステリ
ある森で6人の少女の腕が見つかる
そのうち5人は
連続誘拐事件の
被害者と判明
6人めは誰なのか?
失踪人捜索担当の
ミーラ捜査官が
誘拐事件捜査チームに加わる
1人目が発見され
犯人と思われる人物を拘束するが…
…
作者がイタリア人ですが
国を特定されたくない
という意向で書かれているそうで
私はなんだか . . . 本文を読む
「あんじゅう
三島屋変調百物語事続」
宮部みゆき
中央公論新社
江戸神田の三島屋は
ふしぎな話を集めている
そして解決(?)すると
評判に
聞き手は
わけあって三島屋にあずけられた
おちか
今日も
この世のものではない
信じがたい話が
持ち込まれる
…
第三話「暗獣」で
寺子屋の先生
加登新左衛門が
語りかける言葉
「同じ孤独でも~出会う前とは違う」
というところが
ぐっときました . . . 本文を読む