ニッキの本が発売になりました。
「錦織一清 演出論」。
私は20代の頃少年隊のファンだったのですが、
そのときはヒガシのファンでニッキのことはそんなに詳しくありません。
少年隊のファンだったのも数年ぐらいでその後はほとんど関心もなく。
だから今年改めて少年隊沼(ニッキ沼)にハマるといろんなニッキのことが知れて
益々、ニッキという人はなかなか味があって奥深いと思うようになりました。
この本を読んで元々、芝居指向だったことや
ジャニーさんやつかこうへいさんから影響を受けたことなど興味深かったです。
それと同時にこういう本当に心から尊敬できる恩師がいるということは
人生にとってとっても幸せなことなんだなあと思いました。
私にはそんな人はいないのでね。
松竹新喜劇の藤山寛美さんのお話も出てきてそれも興味をそそりました。
大阪育ちの私は土曜日や日曜日のお昼は当たり前のように
テレビで吉本新喜劇や松竹新喜劇を観ていました。
子どもとしては吉本新喜劇がわかりやすくて面白かったのですが、
それでも松竹新喜劇はやはり重厚感?がありました。
藤山寛美さんのお芝居ってやっぱりすごかった。
いまでも寛美さんのあるシーンを覚えているほどです。
ニッキにとっては「寛美先生」なんですね。
お芝居を勉強している人は読んで損はないと思います。
お芝居ってこういう風に感じたり観ればいいんだということが
よくわかりました。
「演出家錦織一清」応援します。