ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

銀ちゃんが逝く③

2023年11月15日 | ニッキ

9日、10日と銀ちゃんが逝くを観劇して

家に戻ってきました。

そして12日の千秋楽、今度は飛行機で行って来ました。

 

雨は降ってはいなかったのですが、今にも振り出しそうな雲行き。

シアターグリーンです。

 

今回は13時開演。

12時40分頃劇場に着きました。

そして限定タオルをお買い上げ。

ニッキの文字だそう。

結局この公演でパンフレット、タオル2枚を購入しました。

私にしては太っ腹です(^^;

 

席はE列の端。

2回目の観劇で開眼した私は千秋楽を観れる喜びに浸りました。

ニッキは例のごとく君だけにで登場しマイウエイへ。

 

笑いのツボも段々わかってきました。

埴輪のシーンがありまして最初なんでこのシーンがあるのかよくわからなかった。

でも、ここはちょっとお遊びのシーンでいろいろ笑いのツボがありました

(埴輪には意味がある)。

 

るり子役の役者さんが少女になって出てくるのですが、

それが毎回雰囲気を変えていたそうで

端の方でニッキに色目を使ったりして、

それでニッキが笑いをこらえているのが可笑しかったです。

真面目なシーンの中にちょっとホッとするような笑いを散りばめていました。

 

今回の銀ちゃんが逝くの紅一点、大下順子さん。

この方50代半ばの方なんですが、

お綺麗ですし、剣劇がお見事でした。

アフタートークでずっと専業主婦で50歳から俳優になったというのを聞いて

びっくりでした。

長くキャリアを積んだ方だと思っていたので。

若い時につか芝居に度肝を抜かれ、念願叶ってつか芝居に出演することができたとのことでした。

 

ニッキはアフタートークで

「僕は日本一下手な演出家ですが日本一ラッキーな演出家」と言っていました。

ニッキの謙遜トークです。

 

今回役者さんの演技の凄まじさに私は心揺さぶられました。

私のようになんにも芝居のことなどわかっていない人間にも

凄さというものがわかりました。

 

そしてニッキの演出の凄さも。

ニッキは演出家としてもやはり一流だった。

これをまたサラリとやってしまうニッキは凄い。

 

つか芝居はバイオレンスな表現や差別用語が多くて

私は苦手と①で書きましたが、

ある方の書き込みでつかさんが生前ニッキに

「芝居ではああいう表現を使っているが、実社会で絶対あんな言葉を言ってはいけない」

とおっしゃったそうです。

 

最後にこのお芝居、チケット代8000円だったのですが、

私としては1万円ぐらいしてもおかしくないと思いました。

8000円て安すぎませんか‥(いや、私は助かりますが(^^;)。

 

結局今回ありがたいことに銀ちゃんが逝く3回観れたのですが、

もっともっと観ていたらいろんな発見があったのだろうなと思います。

またこの座組で再演、今度は関西でお願いします!

 

パンフレットのニッキ💕

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コメント
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