死ぬのも簡単ではない

同じがんの方が痛みや副作用に耐えて
がんばっておられるブログを毎日見ている。
と、いうか１日見なかったら大丈夫か？という気分になるので。
この方はかなり症状が進んでいても
治療を諦めないし、弱音を吐かない。
ブログを拝見していてもなんでそんなにがんばれるの？
という気持ちになる（もちろんとても立派だと思っている）。

私は多分、ダメだと思う。
脱毛や吐き気の副作用も自分は受け入れられないと思った。
手術で体の一部を摘出するときも後悔はしないと思っていた。
けど、いざそうなると毎日夜中になんで、こんなことに？と考えた。
全くもって覚悟ができていないというしかなかった。

この先、がんはどうなるかわからない。
けど、多分先のブログの方のようにはがんばれないと思う。
例えば子どもがいるとか誰かのために絶対死ねないと思えば
がんばれるのかもしれない。
でもそれはないので‥。

ここ最近考えていることは
死ぬときはコロッと逝きたい。
これだけはどうしても譲れない。
孤独死はいやだとも思わない。
親族や友人に見守られながら死ねるとも思っていないので。
何故かこれだけは覚悟ができている。