Punk Book-MOBSPROOF

PUNK/HARDCORE PUNK専門不定期雑誌MOBSPROOFの制作日記や最新情報をアップしていきます。

[これにてafter MOBiSPROOF、一巻の終わりー!]

2014-07-18 12:25:52 | punk/HARDCORE PUNK
『MOBiSPROOF BiSの7日間戦争』のその後を紹介するための企画としてスタートした「after MOBiSPROOF」も、BiSの解散ライブ終焉と共に今回で終了! 長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。

少しでも多くの人にBiSの魅力のひとつであるライブ風景を伝えられたらと『MOBiSPROOF』同様、ライブ写真のみで構成してきました。楽しんでいただけたら幸いです。

もう遥か昔のような気がしますが、『MOBiSPROOF』を発行したのは2013年10月なんですよね。1年経ってない!! 『MOBiSPROOF』を作るにあたって、数々のパンクバンドのライブを撮影してきたプロフェッショナルなカメラマンを集めました。やはり畔柳さんはRAMONESや数々の大物アーティストのオフィシャルカメラマンだけあって、下北沢シェルターからZEPPまでオールマイティに素晴らしい写真を撮ってくれました。もちろん、スミエさん、ケンタくん、アヤナちゃん、そして「after MOBiSPROOF」で初参加してくれた冬樹くんと、色んなライブの最前線で撮影しているカメラマンたちの撮影した写真もビシッと仕上がっていました。人選で僕が気をつけたのは、BiSに対して先入観を持っていないカメラマンを起用すること。全員、僕が話を振るまで全くBiSのライブを観たことがなければ、ほとんど楽曲を聴いたこともない人ばかりでした。特定の推しがいる人だと、中立性が損なわれると思ったからです。それに基本、全員ハードコアパンク、パンク、ロックンロール中心に撮ってきた人たちなので、BiSのライブでどんな反応を示すかというのにも興味がありました。結果、モノの見事に全員がBiSに夢中になって嬉しかったですね~。

BiSのライブはメンバーと研究員さんたちの異常なテンションの高まりが混ざり合って、唯一無二な空間が完成してた感じがするんですよね。正直、自分が今まで経験した世界中のライブの中でもトップクラスだったと思います。こんなに“すごいライブだ”と思ったのは、GLOOM全盛期の『FINAL NOISE ATTACK』以来でしたから。近所の酒屋の酒が枯れるというのも共通してたしね(笑)。BiSのライブはお祭りというか、まるで現代に“ええじゃないか”が繰り広げられていたような、ライブというより“騒乱”が近いんじゃないですかね。特にライブハウスクラスでのライブはそう思いました。研究員さんたちの“ビューティフル・ドリーマー”かつデッドヘッズなライフスタイルは、最大限リスペクトするしかないハードコアなものだと遠目に見ていましたし。「ほんま最高だな!」という言葉しか出てきませんね。

取り敢えず、今回で「after MOBiSPROOF」も終了です。最後までキッチリ“GREAT IDOL SWINDLE”を貫いてくれたBiSと運営陣のみなさん、ありがとうございました! そして研究員の皆さん、僕は今後もアイドル現場でお会いすると思いますので、今後ともよろしくお願いします!

text 松原弘一良(MOBSPROOF)

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