気まぐれな発行ペースの『MOBSPROOF』。そのレイジーさを埋めるべく、以前にSLUDGEで行なった「MOBSPROOF ブログ・インタビュー」を久しぶりに決行です。今回は初期衝動炸裂なファーストCDシングル「I CAN’T HELP SAYING FUCK OFF E.P.」をリリースしたばかりのUSE Me AGAIN(from 滋賀)が登場だ!
USE Me AGAIN インタビュー
1.自分以外のメンバー紹介をお願いします。また、プレイヤーとしてお互いいい点と悪い点をお願いします。
Vocal - Kohji K2ng
Guitar - Q.P.
Bass - Oku-chang
Drums - Kazuma
結成時からこの四人でやっています。
Oku-Changは好きなバンドや曲に共通点が多いので、お互いもとめているものが感覚で分かる感じがしています。音も言う事無しです。
ギターのQさん(Q.P.)はOku-Changと幼馴染で、ハードロックやメタルが好きみたいです。PUNK/HARDCOREを聴きこんできたわけでは無いので最初は少し違和感はありましたが、今ではバッチリです。もっとQさんギターをいかせる曲も作りたいな~と個人的には考えています。
ドラムのKAZUMA君は、見た目こそ「漢」で貫禄がありますが、実は25歳なので、テクニック云々よりも「あの曲のあの感じ」が中々伝わらずに最初は苦労しました。こちらもQさん同様、一年かけて感覚が近くなってきた気がします。
僕は自分の事は客観的に見れないのですが、ピンでボーカルをするのが初めてなので、頑張らなければいけないなと日々反省と課題に向き合っています。
2.バンド結成の経緯は? また、これまでのバンド遍歴も教えていただけたらです。
2年前の大晦日に、地元ライブハウスの年越しイベントでOku-ChangとMONTAさん(FUCKIN' JUNKIES/ex.Dickspikie)と僕とで一日限定バンドをやったんです。コピー曲をお遊びで。僕は10年近くバンドをやっていなかったんですが、そこで火がついちゃって、ライブ終わりの楽屋でOKU-Changに「このままバンドやらへん?」と声をかけました。その後、Oku-Changが幼馴染のQさんを誘って、僕がライブハウスで顔なじみだったKAZUMA君を誘いました。
バンド遍歴は、僕は石川県で20代を過ごしたのですが、金沢を中心に10年近くバンドをやっていました。その後10年ほどブランクがあって、今に至ります。因みにずっとギターだったので、本格的にピンボーカルをやるのは高校のコピーバンド以来です。
Oku-Changは、中学生の頃からバンドをやっていて、その後幾つかバンドをやってきたけど今に至る、という感じです。「昔のバンドがどうやった」よりも「今」が大事、と本人は言っています。
Qさんは高校の時にバンドをやったりしていたけれども、本格的にバンドをやるのは初めてみたいです。でも、幼馴染にOku-ChangやFUCKIN' JUNKIESのメンバー(滋賀県のHARDCOREバンド)がいるので、PUNKに触れる環境は整っていたみたいです。
KAZUMA君はBad ReligionやGREEN DAY、The Hiatus等のコピーバンドをやっていたそうです。他のメンバーとの世代の違いが顕著に出ています。
3.影響を受けたバンドは? またUSE Me AGAINに反映されている部分はありますか?
影響を受けたバンドは、メンバーでびっくりするぐらいバラバラです。僕は日本の80年代PUNK/HARDCOREが基本です。特に先輩から譲り受けたテープで聴いた「GREAT PUNK HITS」や「THE PUNX」、「ハードコア不法集会」で基本が出来上がってしまいました。
Oku-ChangはThe Clash、ジミークリフ、Bollocks、SONIC OMEN
QさんはLed Zeppelin、Deep Purple、Nirvana、OASIS
KAZUMA君はBlink182、Red Hot Chili Peppers、TOE、envyなどを各々挙げてくれました。
影響を受けたバンド名だけ見ると僕たちの音が想像しにくいとは思うのですが、基本は僕とOku-Changで曲を作って方向性を決めさせてもらっています。
因みに、僕の目指すところは、音や雰囲気も含めてTOMさんのイラストが似合うバンドになりたいといつも思っています。
4.シングル「I CAN’T HELP SAYING FUCK OFF E.P.」をリリースしてどんな反応がありましたか?
今のところ、目に見えた反応は少ないのですが、聴いていただいた方々からは良い反応もアドバイスもいただいています。
5.シングルには歌詞カードがありませんでしたが、その理由は? 収録曲以外の曲ではどんな事を歌っているのか教えてください。
歌詞カードは基本必ず付けるべきだとは考えているのですが、今回ついていなかった理由は単純で、歌詞が聴き取れる曲しか入っていなかったからです。歌詞の内容ですが、基本は「疑問」と「憤り」から書いています。ちなみに、僕の中では特定の人物や事件がありますが、直接的に連想できるように書く事はしていません。
6.地元のシーンはどんな感じですか? お勧めの地元のバンドがいたら教えてください。
若い子達のシーンには、ほぼ絡みが無いのでそちらは分かりませんが、僕達のようなスタンスのPUNK/HARDCOREシーンは地元に無いと断言できます。
お勧めというか、僕たちがライブを観に行ったり一緒にやったり比較的近いところにいるバンドは、東狂アルゴリズム、大先輩のYAMAUCHI+THE K.G'S、そして先日1st Albumを出して全国ツアー中のFUCKIN' JUNKIES等です。BY-PASSもむちゃくちゃかっこいいです。おっさんバンドが多いんで客の年齢層も高いんですけど、もっと若い子やド派手なPUNKの子が増えると楽しいでしょうね。その為にも、もっともっと名前と活動が浸透するように頑張ります。
7.今後の展望・野望や予定を教えてください。
今後は、地元では普段見れないようなバンドを集めて定期的に自主企画ができるように頑張りたいです。その為には僕たちの事をもっと知ってもらわなくてはいけないと思いますので、県外でライブをガンガンやっていきたいです。もし音源を聴いて気に入って呼んでいただけるようであれば、どこでもライブに行きますので、是非声をかけてください!
※初めてのインタビューで堅苦しくなってしまいましたが、ただのお酒好きなLOCAL PUNKバンドです。
■音源情報
USE Me AGAIN/I Can't Help Saying FUCK OFF E.P.
発売日:2015年2月
品番:GYKR-001
レーベル:玉遊會レコーズ
販売価格:500円(+税)
【収録曲】
01.Liar
02.No Control
03.限界突破
04.I Can't Help Saying Fuck Off
【販売店舗一覧】
diskunion/NAT RECORDS/RECORD BOY/RECORD SHOP BASE/ANSWER/PUNK SHOP VORTEX/TIME BOMB
※サウンドクラウドでサンプル音源が聴けますので、是非さわりだけでもどうぞ。
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サウンドクラウドでの試聴はこちらから>
■Live
4/26(SUN)滋賀守山BLUE
ROCKIN'DISCO DYNAMITE!!8
w/STAR CLUB,ロリータ18号,凩,THE DISASTER POINTS,NEW SQUAD
8/30(SUN)岐阜Kingbiscuit
詳細未定
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