仕事に行く途中、佐保川沿いを歩いていると堤防になにやら白い花が見えたので、
近づいてみると白藤でした。
昼一時から夜七時までの六時間の仕事だったのですが、
意外に忙しくって、八時まで掛かってしまいました。
一時間延びたからといって給与は増えないので、ちょっと損した気分。
部屋に帰ってみるとカレンダーをめくるのを忘れているのに気がつきました。
五月の書は京都教王護国寺(東寺)の長者、砂原秀遍の「五蘊皆空」です。
「五蘊皆空」、般若心経にも出てくる言葉です。その意味は
一切の事物は「色」(=物質)と「心」(=精神)がみな結合して存在するもので、
五蘊意外にその本体はない。
この世に存在するものはみなご縁で繋がっている。ということです。
そして五月の仏像は同寺講堂に安置されてている金剛薩た(「土」編に「垂」)像。
東寺って、奈良から京都へ近鉄電車で行くときに西に見えてくる五重塔くらいしか知りません。
一度行かないといけませんね。
学問の場の東寺、
修行の場の高野山。
大師の「身は高野 心は東寺に おさめをく」
という言葉がありますね。
「五重塔」は二年前に京都南座で前進座で演じられました。十兵衛を嵐圭史、源太を藤川矢之輔が演じていました。
ちなみにこの時「魚屋宗五郎」も出ましたが、惣五郎が今「つばさ」で活躍中の中村梅雀でしたね。
なかなかほろりと来る「五重塔」でした。
歌舞伎座はチケットが取れれば六月行きたいと思っています。何せ一世一代の仁左衛門の与兵衛ですから。
派手さはありませんが、所蔵品は見応えあります。
流石に由緒正しいお寺ですよね。
そういえば、七月の歌舞伎座は若手で「五重塔」。
初めて観る演目で楽しみです。
派手さはありませんが、所蔵品は見応えあります。
流石に由緒正しいお寺ですよね。
そういえば、七月の歌舞伎座は若手で「五重塔」。
初めて観る演目で楽しみです。