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じゅうそう カフェ

十三で知り合った仲間と語り合う場です♪

「永い言い訳」 西川 美和

2016-05-05 22:32:46 | 読書




ある日、バスの事故で妻を亡くした家族。

妻に先立たれてしまったのは、
夫婦の関係が冷え切ってた人気作家と、
子ども二人と仲良く過ごしていたトラック運転手。

突然これまでの日常を失った2つの家族が、
一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったり、喧嘩をしたり、
と交流しながら、大切な人を亡くした現実と向き合っていく話です。

テーマが重かったけど、読後感は良かったです。

「犬と、走る」 本多 有香

2016-04-25 22:43:33 | 読書



カナダへ移住して犬ぞりレースに挑戦する女性のノンフィクションです。

この前、BSでドキュメンタリーが放送されてて、
なんとなく見てたら面白かったので書籍を買ってみました。


犬ぞりレースをやるという強い決意で、日本での仕事を辞め、
単身カナダに乗り込んだものの…。

現地で出会った人たちとの交流、資金調達、永住権の取得、
2週間で1600キロを走る「ユーコンクエスト」っていう犬ぞりレースへの挑戦。

無謀とも思えるいろんなエピソードがたくさんあって、楽しく読めました♪

「また、同じ夢を見ていた」 住野 よる

2016-04-20 22:17:17 | 読書



「幸せとは何か」について考えながら日々を過ごす小学生の女の子の話です。

手首に傷がある「南さん」、とても格好いい「アバズレさん」、
ひとり暮らしの「おばあちゃん」という年上の友達3人との交流を通して、
自分なりの答えを探していきます。


途中でなんとなくオチが分かりますが、
ストーリーも登場人物も良かったです。

主人公が「人生とは○○みたいなもの」って表現で、
いろいろ人生を例えるところも面白かったですねー。

「株式会社タイムカプセル社」 喜多川 泰

2016-04-04 23:53:42 | 読書




株式会社タイムカプセル社。

手紙を配達する会社です。

その手紙は…。


未来の自分へ宛てたて手紙。

中学生が10年後の自分に宛てた手紙を書いて、
それを預かり、きっちり10年後に手紙を届けます。


手紙を受け取る人たちは、大人になって、
いろんな悩みを抱えて日々を過ごしていたところに、
10年前の自分から手紙が届き…。


なかなか感動できるストーリーで面白かったです。

「ラメルノエリキサ」 渡辺 優

2016-03-22 21:56:44 | 読書




自分が受けた被害は、どんな些細なことでも必ず「復讐」して
スッキリすることをモットーにする女子高生。

そんな彼女が、ある日、イキナリ男に切りつけられ入院することに…。

当然、復讐に燃える主人公。

犯人が残した「ラメルノエリキサのためなんです」という謎の
言葉を手掛かりに、復讐のため事件を調べ始めます。


自分がスッキリするためだけに行動する主人公が面白かったかな。

「ガンゲイル・オンライン(4)」 時雨沢 恵一

2016-03-13 18:23:18 | 読書




参加者がいろんな銃を使って戦闘する「ガンゲイル・オンライン」
というゲームを舞台にした仮想空間の話。

4巻です。


またまた、チーム戦の大会開催が決定。

主人公は新しい仲間とチームを結成して大会へ参戦。


これまでの大会と違う地形に戸惑いながらも順調に他のチームを撃破していくと、
残りチーム数が少なくなったところで、突然、新しいルールが追加され…。

次の巻に続きます。


相変わらず、設定とか登場人物のキャラとか面白かったです。


ガンゲイル・オンライン(3)

ガンゲイル・オンライン(2)

ガンゲイル・オンライン(1)

「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」 内藤 了

2016-02-16 22:42:31 | 読書




過去に殺人を起こした犯罪者が次々と自殺する事件が発生。

しかも、かつて自分が行った殺人と同じ手口を使って自殺を実行。

そんな不可解な事件を捜査する主人公の新人刑事。


うーん、設定は面白かったけど、犯人にたどり着く過程とか、
犯人の動機とかストーリーがイマイチ好きになれませんでした…。


「マージナル・オペレーション 01」 芝村 裕吏

2016-02-08 21:37:50 | 読書




こないだ本屋さんで「マージナル・オペレーション」っていうマンガを見かけて、
どんな話か調べてみると小説もあったので、読んでみることにしました。


どんな話かというと…。


勤め先が倒産した30歳の男性が民間軍事会社へ就職。

仕事内容はモニタを見て戦術を指示する戦術オペレーター。

軍師みたいな感じかな?

で、この転職先で、戦術オペレーターとしての才能が開花。


ところが、自分の指示によってたくさんの人が亡くなった村落の存在を知り、
さらに実際の戦場で戦う少年兵たちにも出会い、主人公の気持ちに変化が…。

ストーリーは面白かったし、主人公と少年兵たちの今後も気になります。

5巻まであるみたいなんで、そのうち続きを読んでみるかも。

「図書館の殺人」 青崎 有吾

2016-02-04 23:00:06 | 読書



なぜか校内の百人一首研究会という部室で暮らしている天才高校生が
警察に協力して殺人事件を解決するという話。

シリーズ第4弾です。

今回の現場は図書館。
そして、床と本にはダイイングメッセージが…。


最後まで犯人が分からず、とても面白い展開でした。

主人公の過去もだいぶ分かってきて、次回も楽しみです。

風ヶ丘五十円玉祭りの謎

水族館の殺人