じゅうそう カフェ

十三で知り合った仲間と語り合う場です♪

6月と7月に読んだ本

2019-08-05 22:11:51 | 読書
「ツバサの脱税調査日記」 大村 大次郎



鋭い観察眼で脱税を摘発する税務調査官と、
巧みな脱税を指南する税理士の攻防が面白かったです。


「偽りの春」 降田 天



犯罪者と交番勤務の警察官による短編集です。

頼りなさそうな印象の警察官が、
誘拐、詐欺、泥棒、殺人などの犯人を尋問で追い詰める展開が面白かったです。


「高校事変」 松岡 圭祐



父親がテロリストで、幼いころから化学や格闘技、銃器などの
知識を身につけた主人公の女子高生。

ある日、学校が武装勢力に占拠される事態に…。

自分の戦闘能力を駆使して武装勢力と戦う展開が楽しめました。


「夜が暗いとはかぎらない」 寺地 はるな



鮮魚店、クリーニング店、パン屋、花屋など、
いろんなお店が集まる「あかつきマーケット」。

お客さんの減少に伴って閉店が決まるも、「あかつきマーケット」の
マスコット「あかつきん」が町のあちこちに出没して人助け。

そんな「あかつきマーケット」がある街で、
悩みや葛藤を抱えながら暮らす人たちが良かったです。
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4月と5月に読んだ本

2019-06-02 21:12:14 | 読書
この2ヶ月は、ほとんど読んでません…。

「誘拐」 五十嵐 貴久



歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日。

ところが、そのタイミングで総理大臣の孫娘が誘拐され…。

大統領の来日に合わせて誘拐を実行した犯人と、
大統領の警備と誘拐の両方に対応することになった警察の攻防が面白かったです。


「週末の人生」 岸本 葉子



事務員として代わり映えのない日常を過ごす40代の主人公。

ある日、古民家で暮らすおばあちゃんと知り合いになって、
週末だけその古民家でカフェを開業することに…。

いろいろ悩みながら、開業に向けて進む主人公が良かったです。
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2月と3月に読んだ本

2019-03-31 22:13:27 | 読書
「星をつなぐ手」 村山早紀



「桜風堂ものがたり」の続編です。

田舎にある小さな書店を舞台に、
主人公、作家や書店員の仲間、町の人たちが交流することで、
お店と町が活気づいてく様子が良かったです。

桜風堂ものがたり


「天上の葦(上)」 太田 愛



「天上の葦(下)」 太田 愛



渋谷のスクランブル交差点で死亡した老人について調査依頼された興信所。

一方、失踪した公安警察官の捜索を依頼された停職中の刑事。

それぞれが事件を調べていくと、老人と公安警察官の接点が見つかり、
そこから真相が少しずつ明らかになっていくストーリーがとても楽しかったです。


「月まで三キロ」 伊与原 新



死に場所を探してタクシーに乗った男、
精神的な不調で塾に通えなくなった小学生、
妻を亡くし子どもと二人で暮らす料理人、
家事を放り出して山に登った主婦…。

悩みを抱える人たちに起こるいろんな出会いが面白かったです。


「わたし、定時で帰ります。」 朱野 帰子



絶対に残業しないで、定時に帰る主人公。

ところが、無茶な案件を振ってくる上司が現れ…。

上司と対立しながらも、みんなと協力して、
なんとか案件を完了させようとする主人公が良かったです。
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年末と1月に読んだ本

2019-01-30 22:38:32 | 読書

「スーパーカブ(1)」 トネ・コーケン



「スーパーカブ(2)」 トネ・コーケン



山梨で一人暮らしをしてる女子高生。

親しい友人はおらず、特に趣味もない日々を送ってたけど、
ある日、中古のスーパーカブを手に入れると、
行動範囲と人間関係がどんどん広がって…。

これまでの生活が少しずつ変化していく様子が面白かったです。

3巻以降もそのうち読んでみます。



「スクープのたまご」 大崎 梢



出版社に就職して、編集の仕事をしていた主人公。

ところが、2年目に週刊誌の事件班への異動を命じられ、
アイドルのスキャンダルと追いかけたり、未解決の殺人事件を調べたり…。

いろんな取材をして、週刊誌の記事が出来上がるまでのストーリーが楽しめました。



「戒名探偵」 高殿 円



仏教に異様に詳しい高校生。

墓石に刻まれた戒名を見ただけで身元を探り当てたり、
お寺の経営についてコンサルタントをしたり、
資産家の生前戒名を巡る遺産争いに巻き込まれたり…。

登場人物のキャラが良かったし、仏教界を舞台にしたストーリーも面白かったです。



「ガンゲイル・オンライン(7)」 時雨沢 恵一



「ガンゲイル・オンライン(8)」 時雨沢 恵一



「ガンゲイル・オンライン(9)」 時雨沢 恵一



「ガンゲイル・オンライン」というゲームを舞台にした仮想空間の話。

上巻、中巻、下巻をイッキに読みました。

特に代わり映えはなかったけど、相変わらず面白かったです。

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「ベルリンは晴れているか」 深緑 野分

2018-11-26 23:03:47 | 読書



第二次大戦直後のドイツを舞台にした話。

アメリカの兵員食堂で働く主人公の少女のもとに、
ある日、恩人にあたる男性が不審死したことを告げられ、
犯人として疑われる羽目に…。


その後、容疑が晴れると、不審死した男性の甥に訃報を伝えるため、
なぜか陽気な泥棒と一緒に旅をすることになって…。


戦争時のナチス政権下での暮らし、
敗戦による連合国統治下での生活には圧倒されました。

泥棒が一緒に旅をする理由、主人公が甥を探す理由が
徐々に明らかになりながら進むストーリーも面白かったです。
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「クラウド・ナイン」 服部 真澄

2018-10-16 23:05:57 | 読書



検索エンジンの巨大企業に勤める主人公が、
会社から特命で調査に乗り出した案件は…。


ワールドカップで注目されていない選手が大活躍した理由。


予告なし打ち上げられた人工衛星の目的。


蓄積された巨大なデータベースを利用して調査を進めると、
人工血液によるドーピングとかデータセンタの攻撃などの真相が…。


検索サービスや様々なアプリを利用することで、
知らない間に莫大なデータが収集される社会を舞台にしたストーリーが面白かったです。
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「スタンドアップ!」 五十嵐 貴久

2018-10-03 22:02:49 | 読書



夫のDVから子どもを連れて逃げ出した主人公。


見知らぬ土地で、住む場所と働く場所を見つけ、生活が落ち着いた頃、
同僚の付き添いでボクササイズを始めると…。

ジムで素質を見出され、なぜか女性プロボクサーを目指すことに…。


職場の仲間、アパートの住人、ボクシングジムの人たちに応援されながら、
プロテストに合格し、タイトルマッチを目指す展開は最後まで楽しく読めました。
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「真犯人」 翔田 寛

2018-09-18 22:35:38 | 読書



平成27年に発生した殺人事件。
被害者の身元を確認すると、
昭和49年に長男が誘拐されていたことが判明。

当時の捜査でその誘拐事件は未解決。

その後、昭和63年に特別捜査班が結成され2度目の再捜査。
関係者からの新たな証言などにより、怪しい人物を見つけるも犯人を特定することはできず…。

そして、今回起きた事件をきっかけに3度目の捜査。


2度目の再捜査に参加した元警察官から当時の捜査内容を聞き取り、
さらに今回の関係者の証言や行動などから、
平成の殺人事件と昭和の誘拐事件の真相に迫る展開が面白かったです。
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「震える牛」 相場 英雄

2018-09-04 21:26:28 | 読書



未解決事件を捜査する継続捜査班に勤務する主人公。

発生から二年が経ち未解決となっている「居酒屋強盗殺人事件」の捜査を担当することに。


居酒屋で偶然に殺害されたのは、獣医師と産廃業者。

想定される犯人は不良外国人。


そんな事件の再捜査を開始すると、
現場周辺で聞き込み、被害者の人間関係などから
大手ショッピングセンターの地方進出と加工食品業者の関連が浮かび上がり…。


地道な再捜査から真相にたどり着くまでのストーリーがとても面白かったです♪
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「仕掛ける」 城山 真一

2018-08-20 22:38:54 | 読書



ある日、新薬を開発しているバイオベンチャーの株価が乱高下。

その直後、バイオベンチャーから新薬の開発に失敗したと発表があり、
株価の乱高下にはインサイダー取引の疑いが…。

さらに、大手製薬会社が共同研究から撤退し、銀行から融資引き揚げの通告まで…。


そんな窮地に立たされたバイオベンチャーを救うため、
内閣金融局の秘密部門に所属する主人公が奮闘します。

インサイダー取引の犯人探しと、
経営危機の乗り切るために株取引による資金作り。


ストーリーのテンポが良かったので、読みやすかったです。
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