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憧れの「日吉山荘」~港北オープンガーデン

2021-04-19 | おでかけ
本日は、過去記事「オープンガーデン&街歩き~日吉さんぽ」の続きです。
どうぞ、おつきあいくださいませ。

横浜市港北区で開かれている「港北オープンガーデン」。
このイベントは、コロナ禍のうえ、個人のお宅ということもあり、
門の外からお庭を眺めましょう・・・が基本です。



ところが・・・
なんと、なんと、「日吉山荘」のお庭に入れていただけたのです!

「日吉山荘」こと、鼠入(ソイリ)さんのお住まいは、
散歩で、通りかかる度に、うっとりしていた、お宅でした。

この日は、ご主人様が、ご丹精の真っ最中で、
お庭に招き入れて下さり、お話もうかがうことができました。



鼠入邸は、築65年の木造平屋。
以前は慶應義塾大学の教授のお住まいで、
ゼミの学生から、「日吉山荘」として親しまれていたのだとか・・・

鼠入さんは、主亡き後、荒れ果てていた、この家を、ご購入、
お住まいになって、26年目になるそうです。



今、築65年の屋敷を囲む、庭には染井吉野、ヒノキなどの大木が囲みます。
さらには、ざくろ、ゆず、ラズベリー、杏、など果実の木も植えられ
季節の恵みがあるのだろうなぁと、羨ましくなりました。

足下には、花々が咲き乱れ・・・

鼠入さんによると、木も草花も、
買い受けた当時そのままなのだとか・・・




そのうえっ!
毎度、素敵だなぁと眺めていた、オブジェは、全て手作りなのだとか。


↑「エッフェル塔オベリスク」は、隣のハゼの木の枝から編まれたそうです。
また、建物の壁面に飛ぶツバメは
「ああ、ここに飛んでいるな」と感じて着けたと、おっしゃいます。

極めつけは、窓のプランターのカバー!
仕掛けの種明かしをなさると、
いたずらっぽく、微笑まれた鼠入氏でした♫

いただいた地図によると、井戸や石窯まで、あるそうです。




お庭と、建物が、一体化していて、本当に見事!
ちょうど、慶應義塾大学のグランドや松の川緑道の緑も
借景となっているわけです・・・

土地本来の力と、元の家主の心、つまり時の流れを尊重しながら、
今のご自身としての工夫をなさっている・・・
一朝一夕では決して生まれてこない妙味でございます。

憧れの「日吉山荘」のお庭を拝見できただけでなく
想像以上の美しい、たたずまいに、
うれしくて、はしゃぎまくってまいりましたw


お忙しいところ、ご親切にご案内くださった鼠入様に、
心から感謝申し上げます。
どうも、ありがとうございました。

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★「日吉山荘」についての記事を見つけました。
詳しくは、こちら→「横浜日吉新聞

★繰り返しになりますが、今回は、鼠入様のご厚意で、
見学させていただけました。
どうぞ、マナーを守って、ご見学下さいませ。

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