さて… 『 オモック 』 ってご存知でしょうか?
北海道ではあまり聞きなれない釣り道具です
過去に他のブロガーさんも取り上げてる方もいらっしゃいますが
宗君も縁があって制作&実釣してみることに
元々は沖縄県伊是名島の釣り船前田船長さんが考案して制作した ジグ というか ルアー
本州の方ではそれなりに有名で某メーカーからも市販されてるようです
初めて見た方は必ず
『 本当にこんなんで釣れるの 』
『 こんなんで釣れたらジグ要らないじゃん 』
『 これで釣れたらジグなら爆釣じゃん 』 と言います(笑)
世の中に知れ渡るきっかけと言うのが
あのシマノのフィールドテスター村田基さんが沖縄県伊是名島でその釣り船に乗って
実際にオモックを使って実釣の様子をYouTubeで動画がUPされたこと
あの村田基さんに
『 なんで釣れるか解らないけど釣れるそれがオモック 』
とまで言わしめる(笑)
伊是名島でお世話になったカミヤマライトゲームさんのYouTubeはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=HUnFTdkY9O4&list=PLXsgihy4VszWM0cIi4OnlV-nDW6E9hItS
04:40あたりからの村田基さんのオモックの話が面白いです(笑)
それではオモックを作ってみたいと思います
用意するもの
ナツメ錘 4号 8号 10号 ( 自分のロッドに合わせて )
ステンレス製針金 0.9mm ( ちょっと太かった )
フック #1~#2 ( 釣りたい魚に合わせて )
ペンチ・ドライバーなど
最初にペンチとドライバーを使って針金をねじってアイを作ります
ナツメ錘に針金を通して反対側からフックを通す
フック側の針金はねじらずに折り返して穴に差し込んで完成
たったこれだけ 超簡単です
材料費もざっと計算すると1個200円でお釣りがきます
それでは実釣です
あくまでも『 船用 』なのであまり期待せずに軽い気持ちで
実験場所は三角岩と赤灯台の階段上下で5日間くらいかけてやりました
時間帯は全て夕マヅメのみで暗くなったら終了です
初日・・・三角岩にて
釣れないだろうと思いながらキャストを続けること15分
初HITはギスカジカ
外道のギスカジカを釣ってこれほど嬉しかった日はなかった(笑)
隣でジグを使ってる愁さんには及ばないがホッケも2本釣れた
2日目・・・三角岩にて
この日はギスカジカの合間にホッケが4本釣れた
そして予想外にも宗八カレイが釣れた
しかも口にフッキングしてました それも2枚も
宗君がオモックで釣りをしてるので両隣で釣りをしてた人が驚いてましたね
特に右隣りで釣りをしてた釧路の鯖さんは不思議そうな顔をしながら
鯖さん 『 あれって何で釣ってたんですか 』
宗君 『 こんなのですよ(笑) 沖縄生まれのオモックって言います 』
鯖さん 『 初めて見ました 変なので釣ってるなぁって(笑) 』
宗君 『 まだ実釣2日目なんで…なんとも言えませんが…釣れてます(笑) 』
実釣中もチラチラ視線を感じてました(笑)
初日よりは釣果が上がった
3日目・4日目・・・階段下にて
カジカとホッケが釣れたのでタラとコマイを狙って実釣したもののHITせず
考えてみたら船用でオモックに上下運動させて魚に食わせるのだから
階段下の足場が低く水深の浅い場所では今一つ上下運動にならず
魚が興味を持たなかったのではないか…
5日目・・・三角岩と階段上
この日はタラとコマイに狙いを絞って実釣
ギスカジカを釣りながらタラを狙うがやはり釣れない
そもそもタラを釣るには時間が早いのでカジカと小さいホッケを釣りながら
底を叩くように誘ってると小さいながらもやっとタラがHIT
このあと階段上に移動してもう1本タラが釣れたがコマイは釣れず…
今回なぜ宗君がオモックに挑戦してみたかというと
三角岩でジグを投げるとすぐ剥げるから…
釣れば釣るほど…投げれば投げるほど…塗装が剥げるジグ
なにか別の物がないかな
と以前から思ってたところ伊是名島に行った時にお会いした
YouTuberのカミヤマライトゲームさんや前田船長から教えてもらった
オモックを思い出し実際に作って実釣してみた
開発者の前田船長が言うには…
色を塗ったり色々考えられることを全て試したが結果的には
『 何もしない状態の方が釣れる 』ってことを強調して何度も言ってました
宗君も何も手を加えずアシストフックも付けずに実釣
魚が食いつくときはフォール中なので水深は深い方がGOOD
機会があれば船の上からも試してみたいと思ってます
伊是名島のしんちゃん・ゆうちゃん・みらい君・前田船長
魚種は少ないですが北海道の端っこでもオモックで釣れましたよ
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